【フライラインの選び方リーダー・ティペット編】上手に選んで魚の警戒心を解く

投稿日: 2018-06-28更新日:

超初心者だった僕がフライフィッシングなるものに挑戦し、なんとか半人前にフライフィッシングで魚を釣るまでに至った道のりを書き記します。

今回はフライライン選びの続きとして、リーダー・ティペットについてご紹介します。

フライロッドの選び方 はこちら

フライリールの選び方 はこちら

フライラインの選び方 はこちら

 

魚釣りにおいては道具の重要性について、魚に近くなるパーツほど釣果に大きな影響を及ぼすと言われます。

キャスティング、フライの流し方、食わせ、食わせてからの取り込みなどリーダー・ティペットが影響を及ぼす瞬間は多岐に渡ります。

 

リーダー・ティペットって何?

どのような釣りであれ、リールに巻いたラインに直接針を結ぶことはありません。

投げ釣りであれば本線となるナイロンラインの先に仕掛けの付いた幹糸や道糸と針の付いたハリス。

ルアー釣りであれば本線となるPEラインにフロロやナイロンのショックリーダーを繋ぐのが一般的です。

フライフィッシングにおいてはこの幹糸や道糸、ショックリーダーにあたる部分を「リーダー」と言い、ハリスにあたる部分を「ティペット」と呼びます。

引用:http://img01.naturum.ne.jp/usr/blackjack/fly001.jpg

 

リーダー・ティペットの役割

釣りの種類によってラインシステムに求められる役割は少し変わってきますが、フライフィッシングではフライライン本線にキャスティングの要素が多く求められるために俗に言う「流し方」や「食わせ」、「魚とのやりとり」についてはリーダー・ティペットがその多くを担うことになります。

フライライン本線はその種類により違いがありますが、先端の直径はおおむね1mm以上あるものがほとんどですので、この先にフライを結び付けて流しても魚は警戒して食いついてこないばかりか逃げてしまいます。

そこでフライライン本線よりも数段細く透明なリーダー・ティペットを結び付けることで魚の警戒心をやわらげ、食わせへと持ち込むためのパーツというのが主な役割となります。

さらにリーダー・ティペットには伸縮性のある素材のものが多く、魚がフライを咥えた際の違和感の軽減と、魚の敏捷な動きを吸収しライン切れを防止する役割もあります。

また、直径の太いフライライン本線は渓流など流れの早い場所で水の抵抗を多く受けてしまいますから不自然な流れ方をなるべく避けるためにもリーダー・ティペットは活躍します。

 

リーダー・ティペットの種類

フライラインと同じようにリーダー・ティペットも太さや長さによるテーパー形状などによって多くの種類があります。

さらに、リーダーとティペットが1本のラインとして作られているものもあります。

リーダーとティペットが別々のものだと繋ぎ合わせるためにノットを組む必要がでてくるので、まずはこの一体型のリーダーティペットの使用をおすすめします。

 

番手

リーダーティペットは0x~10xという表記で2つの番手にまたがり、計11種類の強度(号数)と太さで分類されています。

フライラインの場合は番手の数字が大きくなるほど重く・太くなりますが、リーダーティペットの場合は逆になり、番手数字が大きくなるほど強度(号数)は下がり、細くなります。

番手の選択に当たってはロッドやリール、ラインと同じように対象魚やフィールドに合わせて、使用するフライやタックル全体のバランスを考えた上で選択します。

おおむねのフライラインとリーダーとの適合例をお示ししておきます。

ライン番手  適合リーダー

#3       7x

#4                                6x

#5                                5x

#6                                4x

#7                                3x

渓流でイワナやヤマメを釣る場合でしたら4x~6xを使用するのが一般的と言われています。

こだわる方でしたらより細く、7xや8xを使う方もいますが魚の警戒心をやわらげ、食わせやすくなる一方で合わせや取り込みにかなりの技術が必要になります。

 

テーパータイプ(長さ)

ここで言うテーパータイプとは、長さによる傾斜角度の違いと考えてください。

市販されているリーダーティペットの長さは7.5フィート、9フィート、9.5フィート、12フィートの4種類があります。

専門店などではこれら4種類よりも短いもの、長いものもありますが、こちらはかなりこだわりが出てきてからの選択になりますのでここでは存在することだけ覚えておいていただければ十分かと思います。

長さによる傾斜角度、という表現が正しいかどうか自信が無いのですが、実際に僕が見比べてみた感想ですのでご容赦いただきたいのですが、坂道や山登りのように距離(長さ)が長ければテーパー角度は緩やかになり、短ければ角度は急になる、ということです。

フライラインでいうテーパー形状とはやや違う意味合いになり、形状の違いではなく、角度の違いとご理解下されば良いと思います。

まずは短い7.5フィートのものからお試しいただければ練習の際に絡まるリスクは多少軽減できるかと思います。

もちろん実際の釣りの場面でも使用できます。

 

切れたらどうするの?

フライフィッシングの場合、先端に付けたフライを状況によって交換するたびにリーダーティペットの先端をカットしてフライを結び替えることになります。

フライを結び替える度にティペット部分をカットする訳ですので、テーパーの付いた部分がだんだん短くなります。

結び替える以外でも岩などに擦れて切れたり、魚をかけたやりとりの際に切れてしまうこともあります。

そのまま使い続けるとせっかくのテーパー部分が無くなってしまい、太い部分にフライを結び付けてしまうことになりますから、これでは魚に余計な警戒心を与えることになってしまいます。

このような時のためにティペット部分だけのストレートなラインが市販されていますので、実際の釣りの際には予備として用意されていくことをおすすめします。

さて、次回はフライフィッシングの主役とも言うべきフライ(毛ばり)編 はこちら

 

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