初心者のフライキャスティング練習②【動作を丁寧に】

投稿日: 2018-07-15更新日:

超初心者だった僕がなんとか半人前にフライフィッシングで魚を釣るまでに至った道のりを書き記します。

前回に引き続き、フライキャスティングについてご紹介します。

フライロッドの選び方 はこちら

フライリールの選び方 はこちら

フライラインの選び方 はこちら

リーダー・ティペットの選び方 はこちら

フライ(毛ばり)の選び方 はこちら

キャスティング編・1 はこちら

 

 フライキャスティングへの道

前回はキャスティングの基本動作と全体像についてご紹介しました。

今回は一つ一つの基本動作についての詳細と、その他のキャスティング方法についてご紹介していきます。

 キャスティングの原理

軽いフライを前方にキャストするために、フライラインの重さとロッドのしなりを利用するフライキャスティングですが、その力の伝達の原理を理解し、一つ一つの動作をしっかりと実践することが上達への大前提となります。

 まずはロッドの特性を知って、スマートに振る!

ロッドは力を加えれば曲がり、また元に戻ろうとする力を持ちます。

曲がったロッドは元の位置を通り過ぎ、また反対側へしなることを繰り返しながら徐々に元の形に戻ります。

引用:http://ffcomm.jp/howto/howto3.html

 

これを弾性と言い、ロッドの持つ反発力と復元力が作用している証拠です。

この弾性を働かせ、反発力と復元力を利用することでフライキャスティングが成り立っています。

腕力だけでロッドを振ることはライントラブルを招くだけでなく、飛距離も出ない、見た目も非常に悪く、とても疲れるなどなど悪影響しかありませんのでくれぐれもご注意を。

 フライラインの動きのメカニズム

フライキャスティングではきれいなループを生むことによりフライラインが前方へと飛んでいく力を得ます。

ループを作らなくても前方へフライラインを出すことはできますが、飛距離はまったく出ませんし、水面に落ちたフライラインはまっすぐにならず、蛇行して着水していることでしょう。

きれいなループを作るためには前述したロッドの特性を理解し、ロッドの振り幅とポーズ位置を適正に操作する必要があります。

フライラインはロッドの動きに追従して推進し、ロッドの動きを止めるポーズ位置によってループを作りますので、ロッドの動き=ロッドティップの動きに着目する必要があります。

前方にロッドを振ればフライラインは前方に、ロッドを後方に振ればフライラインは後方に推進するのは当然なのですが、フライキャスティングに重要なのはその「軌道」になります。

「フライラインの軌道」は、=「 ロッドティップの動き」となります。

ロッドの特性のところで前述しましたが、曲がったロッドはすぐに元の位置へ戻る訳ではないので、フライラインもまたそのロッドの動きに追従します。

引用:http://ffcomm.jp/howto/howto3.html

 

ロッドティップを可能な限り直線的に動くようにロッド操作をすることでフライラインも直線的に推進していくことになります。

直線的に推進したフライラインはロッドティップのポーズした位置(ロッドティップの曲がりの高低差)によりループの大きさが決定されますので、ロッドティップの直線的な動きと適正なポーズ位置(前方11時後方13時)によりはじめてきれいなループが作り出される、ということになります。

作り出されたループは前方への最後のリリースによりその輪を展開して狙ったポイントへと着水します。

このループの展開していく様子を「ターンオーバー」と言い、直線的で静かな着水(プレゼンテーション)のためにはきれいなターンオーバーが必要となります。

引用:http://ffcomm.jp/howto/howto3.html

 

きれいなターンオーバーのためには引き出されたフライラインの長さに見合ったロッドを振る速度が重要になります。

過剰な速さでロッドを振りリリースするとオーバーパワーとなり、ループが目の前で展開してしまうため近距離で落下してしまいます。

引用:http://ffcomm.jp/howto/howto3.html

 

逆にロッド振る速度が遅すぎてもパワー不足が起こり、ターンオーバーする前に重力に負けてしまうため近距離に落下してしまいます。

引用:http://ffcomm.jp/howto/howto3.html

 

これも実践で感覚を掴む必要がありますが、引き出されているフライラインの長さに応じたロッドの動きの速さを調整することで解決します。

 

整理しますと、ロッドの持つ反発力と復元力、適正なポーズ位置によりきれいなループができ、きれいなループによりフライラインに推進力が生まれ、ループが展開していくことで静かなプレゼンテーション(着水)が仕上がります。

この基本原理はさらに遠くへきれいに飛ばすための様々な応用のキャスティング方法についても必ずついて回る原理原則となりますので、実際の感覚を掴むことと同様に理論として常に意識しておく必要があります。

 キャスティングに関するその他アレコレ

ここまでご紹介したように、とても奥深いフライキャスティング編ですが、はっきり申しますとまだまだ入り口の段階です(*ノωノ)

すでにご紹介したフォルスキャストやロールキャストでさえもさらに飛距離を伸ばすための応用技もありますし、特殊なフライラインとの組み合わせにより行うキャストや、風向きにより対応するキャストなど、まだまだたくさんのキャストが存在します。

基本のキャスティングの後にすぐに進むであろう代表的な技術やキャスティングをここで簡単にご紹介しておきます!

 ~「ホール」を加える~

「ホール」とは、フォルスキャストの際に手元に出している側のラインを引く動作によりフライラインの推進力を上げる技術です。

引用:http://ffcomm.jp/howto/howto3.html

上の図で言いますと、人物の左手の動きが「ホール」に当たります。

理屈で言ってしまうと、質量と速度やら運動エネルギーやらとちょっと難しい計算により証明できるのですが、ようするにフライラインに「助走」をつける、ということです。

走り幅跳びをご想像いただければなんとなく理解いただけると思いますが、助走なしより助走ありのほうが飛距離は伸びますので、これをフライラインに置き換えて考えていただくだけです。

フォルスキャストで前方・後方にフライラインを振る瞬間の合間に左手で手元のフライラインを引き出すことにより、フォルスキャスト時のフライラインにさらに推進力を加える、ということになります。

 

 ~スペイキャスト~

前述したロールキャストの進化版と言える技術です。

フライラインが水面から離れる重みでロッドに負荷をかけ、曲げた反発によりフライラインを飛ばすのはロールキャストと同じですが、スペイキャストの場合はこれに前述したホールが加わることにより、ロールキャストよりさらに大きな推進力をフライラインに伝達できるようになります。

まだまだご紹介したい技術はたくさんあるのですが、僕自身が追い付いておりませんのでまずはぜひご紹介しておきたい2つの応用技だけにさせていただきました(-_-;)

次回、フィールド実践編 はこちら

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