【ニンフの釣り方と必要な道具はこれ!】トップに出ない魚はニンフィングで引き出そう!

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ニンフィングって?

フライフィッシングでは基本的にドライフライを水面に流して魚が食いついたのを確認して釣るものでありますが、このようないわゆる「トップ(水面)の釣り」だけで釣れ続けるほど魚釣りは甘くないワケでありまして…

ルアーやバス釣りでもトップで釣れるのは最も楽しく、エキサイティングな釣りではありますが、これには季節や天候などの状況や魚の高い活性があって初めて達成される釣りであり、そうそう毎回成り立つ釣りではありません。

このような場合にフライフィッシングで用いられる釣り方が、フライを水中に沈めて、より魚が食いつきやすいようにしてみよう!というのが「ニンフィング」や目印浮きを使った「ルースニング」の釣りであります。

 

ニンフィングに必要なモノ

ニンフィングやルースニングではフライやリーダー・ティペットを水中に沈める為に必要なモノがいくつかあります。

本流や湖などでは遠投やフライ操作の為に番手の大きなロッドやリール、ニンフィングやルースニング専用のラインやリーダー・ティペットなどを使用しますが、今回は小河川や渓流で手軽に楽しむための方法と、必要なモノについてご説明していきます。

 

必要なモノ・その1 ~シンキングタイプのフライ~

ドライフライにオモリを付けて沈めるのもお手軽ですし、釣れないワケではないですが、やはりそれなりに考えて作られているニンフフライやウエットフライを用意してみましょう!

最初からウエイトを巻き付けてタイイングしているものや、魚からの見え方や水中での動きなど、よりリアルに作られていますし、それほど高価なものは必要ないのでフライケースがちょっと充実する程度でも見て楽しむ喜びもありますよね(*ノωノ)

必要なモノ・その2 ~オモリ~

ウエイトを巻き付けてあるフライであればオモリは不要ですが、それでも沈下調整の為にもっていたほうが便利です。

ウエイトを巻き付けていないフライを使う場合はフライの結び目やティペット部分に取り付けて、フライを水中に沈める為に使います。

ガン玉や割ビシでもいいですが、ティペットを傷めないためにゴムコーティングされたものが安心です。

 

流れの強さや沈めたい深さに合わせて数種類の重さを用意しておくと便利です。

渓流であれば0.3g~1.5g程度の範囲で選んでおけば十分かと思います。

ティペットを傷めず、お好みの重さでちぎって使えるため調整のしやすいペーストタイプも使いやすいです!

 

 

 

必要なモノ・その3 ~目印浮き~

インジケーターやマーカーとも言いますが、要するに「ウキ」のことです。

ニンフィングのセッティングにこのインジケーターを付けた釣りのことをルースニングと言って区別しています。

ニンフィングでは主にリーダー・ティペットやフライラインの動きで魚のアタリを感知する釣り方になりますが、これにインジケーターを付けることでよりアタリが明確になります。

緩やかな流れであればニンフィングでラインのアタリを取るのも楽しいですが、視力が悪い方や流れが強い場所ではラインだけでアタリを取るのが難しい場合があるので、インジケーターを持っていた方が様々な状況に対応ができます。

魚が食いついてインジケーターが引き込まれる瞬間はかなり楽しいです(*ノωノ)

様々な種類があるので、キャスティングに影響しない程度でお好みで選んでみてください。

ニンフィング まとめ

まずはニンフィング入門編として、お手軽に始められる方法をご紹介しました。

基本のフライタックルに上記3点のモノがあればニンフィングやルースニングの釣りができます!

ドライフライにバイトが無くなった時や、流れが早く水面上でフライを流すだけでは釣れない場合など、その他様々な状況で活躍することでしょう!

ただし、気を付けておきたい点がひとつ。

ニンフィングやルースニングではフライ自体の重量が上がったり、オモリやインジケーターの重さの影響でキャスティングの感覚がかなり変化しますので、仕掛けを変更したら一旦試し投げをして感覚を確かめることをおすすめします!

いきなりフルキャストしてしまうとラインシステムが絡まりまくりますのでご注意を(*ノωノ)

次回はフライロッドについて、ちょっと深めに踏み込んでみます!

初心者フライフィッシャー・一人前への道 日本のフライロッドについて はこちら

 

 

 

 

 

 

 

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