【ヤマメ・アマゴが居るポイント】川のどこでヤマメは釣れるの?


渓流釣り初心者だったころ、ヤマメがどこにいるのかわからず水たまりのようなところで延々釣りをしたあげくに「アブラハヤしか釣れないじゃないか」と嘆いていた昔の僕に向けて書きます。あれから10年ほど渓流に通い続けて、少しだけヤマメが好む場所がわかってきたよ。でも未だに「こんなとこにいるの!」と驚くことも多いんだけど、今日は知った風な顔で進めてみるよ。

隠れ家になる岩の近く

ヤマメの付き場を考える前に「もし君がサバンナの草原に置き去りにされたら」という突然の問いから始めてみよう。君の命を脅かすようなライオンなどの肉食獣がウヨウヨいるから、まずは彼らから見を隠さないといけないね。未だに電車が目の前を通るたびに気絶しそうになる臆病な君は、まっさきに木などの障害物を探すだろう。

さあ、人の気持ちになって考えることが出来ない君だけど、今は魚の気持ちになって考えてみよう。ヤマメ・アマゴにとっての最大の敵は鳥と人間だ。鳥や人間が来た時にすぐに身を隠せるように、大きな岩の近くや木・草の影にいることが多いんだ。川に着いたら障害物を探すことが重要だと思うんだ。

 

水深があるところ

鳥も人間も水中では速く動けないから、ヤマメ・アマゴは水深があるところにいた方が安全だ。岩などの障害物があり、さらに深さもあるところを探してみよう。

ヤマメが着かない場所→深さがない

写真のように水深が10センチいかのところにはヤマメはいないと思って間違い無いと思うよ。

水の流れがあるところ

深さと障害物で天敵からの攻撃は避けられそうだけど、そろそろお腹がすいて来ないかな?君はライオンから逃げながら、小動物や魚を捉えて食事にありつかないと、徐々に機嫌が悪くなって八つ当たりを始めるだろう。食料を探すために、魚や小動物が集まる水場にも挑戦しないといけないね。

ところで、ヤマメ・アマゴの餌は水中にいる昆虫だ。水生昆虫は水に流れて運ばれてくるから、それを捕えるためには流れの中か近くにいないといけない。

また、ヤマメ・アマゴは水温が15℃以下のとても冷たい水を好むんだ。水は溜まると温度が上昇しやすく、流れている方が水温が低いんだ。低い水温を好み、かつ餌も流れてくるという理由から、ヤマメ・アマゴは必ず水の流れがあるところに居るんだ。

岩+深さ+流れがあるポイント

適度な流れの速さについては今度動画で紹介するよ。

ヤマメが着かない場所→流れがない

写真のように障害物と適度な深さがあっても、水が動いていない場所にはヤマメは居ないと思って良いと思うよ。

「プール」にヤマメは居ない

たまにヤマメが休んでいることもあるけれど、水が動いていないと魚から釣り針や糸が見破られやすいから、どっちにしろ釣るのは非常に難しいんだ。

とはいえプールで魚を見つけるとムキになって釣ろうとする君の癖は今でもたまに顔を出してしまっているよ。釣れたとしてもだいたいカワムツなんだけど、君の学習能力はなかなか進歩していないよ。

ヤマメが着かない場所→流れが強すぎる

流れが速すぎるところは、餌が大量に流れてくる一方で居るだけで大変に疲れる場所なんだ。例えるなら君が大好きな焼きそばパンが飛び交っているハリケーンの中に飛び込んで行くようなものなんだ。

赤の線で囲んだところにはヤマメは居ないと思って良いと思うよ。

白泡が強く立っているところは ×

青線で囲んだ、白泡が消えかかって半透明になっているところは絶好のポイントだ。

白泡は外敵から魚の身を守るカーテンの効果もあるんだ。まあプライバシー感覚が薄くてカーテンなど部屋に吊ったことが無い無神経な君には理解出来ない話かもしれないけどね。

大岩+深い水深+適度な流れ=大ヤマメ

君は、より立場の強い人間が良い環境を手に入れることを知っているはずだ。修学旅行のバスでは最後部の特等席にヤンキー集団が必ず陣取っていたし、会社では仕事のできる重役たちが壁際に居座っていたはずだ。もちろん、君はいつも出入り口に近い下座でウジウジいていたね。

魚についても同様で「大きな岩・周囲よりも深い水深・適度な流れ」という良い条件が揃っているところに、より大きなヤマメやアマゴが潜んでいる。これはほぼ間違いないみたいだ。

 

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