【テンカララインの選び方とおすすめ】ダイワタフロン3.5号とFUJINOフロロ1号が◯

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【著者紹介】テンカラビギナーしげじい
シンプルな道具と自分の腕だけを頼りに、魚を釣りまくるテンカラに憧れて渓流釣りを始めました。ですが、最近ではいそいそと川虫の捕獲に精を出している次第です。テンカラ、時々エサ釣り。そんなプライドも実績もない弱腰ビギナーならではの目線で、テンカラの魅力や渓流釣りの初歩をお伝えできればなと思います。

 

テンカララインの役割

テンカラでは以下の2種類のラインを使用します。

  • メインライン
  • ハリス

ロッドに繋ぐラインをメインライン、メインラインと毛バリを繋ぐラインをハリスと言います。

 

 

メインラインの役割

メインラインの役割は2つあり、

  1. ラインの自重で毛バリを飛ばす
  2. 視認性を高める

です。

①ラインの自重で毛バリを飛ばす

テンカラではおもりは使わず、ラインの先には軽い毛バリがついているだけです。

その軽い毛バリを遠くへ飛ばす為には、ある程度の自重のあるラインが必要となります。

よって、一般的なラインよりも太く重さのあるラインが使われます。

 

 

②視認性を高める

テンカラには浮きもありません。それ故に、魚が食ったかどうかを判断する「アタリ」はラインでとります。

 

アタリの他に、

自分の毛バリがどこを流れているか?

根がかりしていないか?

流れの速さや方向は?

こうした情報は全てラインを見て判断します。

その為、ラインは視認性の高い蛍光色がよく使われます。

 

ハリスの役割

ハリスの役割は2つあり、

  1. 魚からラインを見えにくくする
  2. 毛バリを自然に流す

です。

 

①魚から見えにくくする

太く蛍光色のラインに毛バリがついていると想像して下さい。

魚から見ると、いかにも怪しいですよね。

そこでメインラインと毛バリの繋ぎ役としてハリスが登場します。

魚から見えづらい透明のラインにすることによって、魚の警戒心を和らげる効果があります。

 

②毛バリを自然に流す

太くて硬いラインだけを毛バリにつないで川を流していると、毛針の動きもぎこちなくなります。

そこで、細く柔らかいラインにすることによって自然な流れを演出することが出来ます。

 

 

テンカララインの種類

 

メインラインの種類

メインラインには3つの種類があります。

  1. レベルライン
  2. テーパーライン
  3. ストレートライン

 

現在の主流は①レベルラインとなります。

テーパーラインは、強く引っ張るとよれよれになる欠点があり、最近ではあまり使われなくなりました。

ストレートラインは第三世代のラインであり、取扱うメーカーも少なく発展途上といったところです。

 

 

①レベルライン

フロロカーボン素材の単糸(1本の糸)です。

【レベルラインのメリット】

  • 適度な重さがあり毛バリを飛ばしやすい
  • ライン交換や長さ調整が簡単
  • 安価
  • 蛍光色などが多く、視認性が高い

【レベルラインのデメリット】

  • 糸くせがつきやすい

 

 

②テーパーライン

従来のラインで、細い化学繊維を数本合わせたより糸です。

【テーパーラインのメリット】

  • レベルラインより自重があるのでキャストがしやすい

 

【テーパーラインのデメリット】

  • 強く引っ張ると、よりが緩みヨレヨレになってしまう
  • ライン交換や長さ調整がしにくい
  • 高価

 

 

③ストレートライン

レベルラインの欠点を補った、新素材の組糸構造のラインです。

【ストレートラインのメリット】

  • 糸ぐせがつきにくい
  • レベルラインと同じように使える

【ストレートラインのデメリット】

  • 高価
  • 市販されている種類が少ない

 

 

ハリスの種類

ハリスは2種類あります。

  1. フロロカーボンライン
  2. ナイロンライン

 

①フロロカーボンラインの特徴

  • 根ずれに強い
  • 硬くてはりがあるので絡まりにくく、感度も良い
  • 比重が重く水に沈むと見えなくなるので、毛バリを自然に流せる

 

②ナイロンラインの特徴

  • しなやかで軽いので風の抵抗を受けやすい
  • 比重が軽いので、浮かせて流す毛バリに向いている
  • フロロより安価

 

一長一短ありどちらがいいとは言い切れませんが、私は硬いラインが好きなのでフロロカーボンを使用しています。

 

 

テンカララインの選び方

まずは、レベルラインをおすすめします。

「初心者は重さのあるテーパーラインが良い」という人もいます。

確かに重さがあるので、キャストはしやすいかもれません。

しかし重さを除けば全てにおいてレベルラインが勝っているので、キャストについては「慣れ」でカバーするというのが私の考え方です。

 

 

レベルラインの号数

最も標準的な“3.5号”をおすすめします。

 

慣れてきたころに3号にしても良いと思います。

細くなると軽くなるのでキャストは難しくなりますが、魚へのプレッシャーは抑えられます。

 

逆に、どうしてもキャストがうまくいかない場合は、4号にすると良いです。

ラインが重くなるのでキャストもしやすくなります。

 

 

ハリスの号数

まずは“1号”をおすすめします。慣れてきたら細く(0.8号)にしてみると良いです。

細い方が魚に見破られにくくなります。

素材は、フロロでもナイロンでもかまいません。

 

 

メインラインの長さ

 

テーパーラインの長さ

テーパーラインは決められた長さで売られています。

号数の表記はなく、ロッドに合った長さで購入します。

テーパーラインの長さ + ハリス(約1m) = ロッドの長さ

を目安に購入します。

 

 

ストレートラインの選び方

長さが決まっているものと、10m巻が売られています。

テーパーラインと同様にロッドの長さに合わせて長さを選びます。

 

 

テンカララインのおすすめ

 

レベルラインのおすすめ

 

ダイワ タフロン テンカラ レベルライン 3.5号

 

 

LINE SYSTEM テンカラ レベルライン FC 20m 3.5号

 

 

ハリスのおすすめ

 

FUJINO フロロテンカラハリス 30m 1号

フロロカーボンラインです。

 

 

FUJINO テンカラハリス(ナイロン) 30m 1号

ナイロンラインです。

 

 

テーパーラインのおすすめ

 

FUJINO テンカラミディ

 

 

ストレートラインのおすすめ

 

FUJINOストレートライン 10m巻

 

 

まとめ

  • メインライン=レベルライン
  • ハリス=フロロカーボン
  • メインラインの長さ+ハリス(約1m)=ロッドの長さ

ひとまずこれさえ押さえておけば、ライン選びは完璧です。

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