【渓流釣り用レインウェアのおすすめランキング】ダイワ製15,000円のカッパが◯


竹内さん 著者紹介
元アウトドア用品販売員でフライフィッシング歴35年の竹内です。店頭だけでは伝えきれなかった商品選びのノウハウを書かせて頂きます。

 

レインウェアの概要

現在のレインウェアは大別すると、ゴアテックスとそれ以外のの2種類となります。

レインウェアの評価基準としてはこの3つです。

  • 防水性
  • 耐水性
  • 透湿性

「防水性」「耐水性」は水を通さない能力で、「透湿性」は体から出る水蒸気を外に逃がす性能です。

 

水の浸入を防ぐ「防水性」「耐水性」

レインウェアとして売られている製品ならどれを選んでも防水性に問題なしです。勿論それぞれに「耐水圧~mm」と記載があるのですが、10,000mm以上の表記があれば大粒の雨に当たっても水は浸みて来ません

耐水圧が高いとここが良い!
濡れたベンチに座ると水圧は簡単に5000mmは掛かってきます。その時にもお尻が濡れずに居られたり、背負ったザックの肩紐からの浸水も防げます。

 

体の蒸気を逃がす「透湿性」

レインウェアの性能として一番重要な部分です。透湿性能が悪ければ行動中の蒸れが外に逃げずレインウェア内で結露を起こし、レインウェアを着ているのに濡れてしまいます。

平地ではそんなに気にならない状態でも、渓流の様な山岳遡行になると装備、特に着衣を濡らさない事がとても重要になります。渓流など運動量が多い場面での個人的な目安としているのは、最低値で「B-1法8,000g/㎡/24h」と言う表記です。

この表記は24時間でどれだけの水分を外に放出できるのかを表すもので、数字が大きければ大きいほど透湿性に優れ、蒸気をより多く外に逃がす事が出来ます。透湿試験方法は4種類あるのですが、多くのレインウェアはB-1法を用いていますので、とりあえずこの数値を基準としておきます。

ポイント!
この透湿性能次第で値段が違うと言ってもいいくらい重要なもので、ゴアテックスはその中でも群を抜いて、「耐水性」と「透湿性」のバランスが秀でています。

 

ゴアテックスの特徴とデメリット

「防水」「耐水」「透湿」の総てに秀でた性能を持ち、耐水圧50,000mmm。透湿性25,000g~/㎡/24h B-1法参考値に加え、ゴア社独自の耐久性試験を経て製品化されているので「耐久性」も兼ね備えています。また、一般的なポリウレタン防水層ではなくePTFE素材を使っているので劣化が極めて少ないのも特徴です。

ゴアテックスの欠点
しなやかさにやや欠けるので、着心地が硬く感じる、ガサガサとした感じがすることです。

 

その他のレインウェアの特徴

ポリウレタンを主要素剤として使っていて、多くの製品の耐水圧は10,000~20,000mm。透湿性は8,000~16,000g/㎡/24h B-1法 ですが、最近の高性能なものは耐水圧20,000mm 透湿性50,000g/㎡/24h以上 B-1法と言うものも出ています。

長所としてはしなやかで着心地も良く、ストレッチ性を持たせた製品も出ています。

ポリウレタンの欠点
加水分解による経年劣化や剥離を起こしやすい所ですが、適切なメンテナンスと保管で製品の寿命が大きく変わります。

 

 

渓流ではポンチョは不向き

気軽に羽織れるポンチョもレインウェアの範疇ではありますが、裾が大きく開く点などで足元が見難くなり、足場をよく見なければならない渓流での使用には不向きです。余分にばたつく生地が小枝に引っかかる可能性もあるので、上下セットのスーツタイプか、ウェーダー併用ならばジャケットのみのものがお勧めです。

 

 

ポンチョの利用は渓流釣場などの、比較的安全が確保された場所のみの使用がいいでしょう。

 

 

性能の維持と漏水?

どちらのレインウェアにも言える事ですが、生地表面の撥水性は重要な意味を持っています。これは防水の為と言うよりは「透湿を阻害させない為」に生地の撥水性を維持した方が良いという意味です。

表面に水の膜が出来てしまうと透湿しようとしてもそこに蓋がされて蒸気の抜け場所が無くなり結露を起こす事があるからで、高性能な透湿素材でもその透湿性を生かせないばかりか、体を濡らしたり、蒸れて不快な思いをしてしまいます。

注意
結露が起きて濡れると、「漏水した」と思う事がありますが、撥水性が落ちていて結露しただけという事が多いので、きちんと手入れをして撥水性も維持をするようにすると長く快適に使う事が出来ます。

 

 

【豆知識】勘違いしやすい「撥水」と「防水」

「撥水」とは、水を弾く状態です。ですが、生地の内部に水が浸入する事を防ぐ力ありません。撥水だけでは長時間雨にさららせると雨が浸水してきますし、撥水だけの商品は縫い目に防水テープ処理がなされていませんから、そこからも浸水してしまいます。

「防水」とは、物理的に水が浸入しない事です。生地の内側に防水層が存在していて、内部への水の浸入を防ぐようになっています。もちろん縫い目にも防水用のテープが貼られています。
よく目にする「防水スプレー」。実際には撥水スプレーであって、水を侵入させない「防水」にはならないのです。

 

 

おすすめのレインウェアランキング紹介

 

【1位】ダイワ レインマックス レインジャケット DR-2008J

 

【こんな人におすすめ◯】手軽に始めたい人
こんな人には不向き✕遡行主体の人

参考価格 15,000円程度
素材 ポリウレタン
耐久性
軽さ
透湿性

 

【2位】シマノ DSショートレインRA-02SS

【こんな人におすすめ◯】気軽に着たい人
こんな人には不向き✕藪漕ぎなど源流指向な人

 

参考価格 15,000円程度
素材 ポリウレタン
耐久性
軽さ
透湿性

 

【3位】ミレー 「ティフォン」

 

【こんな人におすすめ◯】遡行主体でアクティブに動く人
こんな人には不向き✕耐久性重視な人

 

参考価格 20,000円程度
素材 ポリウレタン
耐久性
軽さ
透湿性

 

【4位】SIMMS G3 GUIDE TACTICAL JACKET

【こんな人におすすめ◯】源流指向な人 耐久性重視な人
こんな人には不向き✕気軽に着たい人

 

参考価格 68,000円程度
素材 ePTFE
耐久性
軽さ
透湿性

 

【5位】コロンビア シンプソンサンクチュアリレインスーツ

【こんな人におすすめ◯】レインウェアもおしゃれ重視の人
こんな人には不向き✕遡行主体の人

 

参考価格 13,000円程度
素材 ポリウレタン
耐久性
軽さ
透湿性

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