【渓流釣り人のための寝袋の選び方とおすすめ8選】春と夏では別の寝袋が必要!


寝袋は化学繊維と羽毛の2種類で選ぶ

寝袋の種類は大きく分けて、

  • 化学繊維綿
  • 羽毛

があります。

どちらが温かいかと言う質問が多いのですが、寝袋には快適使用温度と使用限界温度が表示されています。同じ温度表示であれば保温力は変わりません。使用する環境の温度に合わせれば、化繊も羽毛も暖かさ(保温力)は変わりません。

では、化繊と羽毛、どういう特徴があり、どの様な用途に向いているのでしょうか。

 

 

化繊と羽毛の長所と短所

それぞれの特徴をご紹介します。

 

湿度に強い化学繊維

化学繊維の綿を使っている寝袋の特徴は

  1. 湿度に強い
  2. 保管やメンテナンスに殆ど気を遣わなくて済む
  3. 天然素材とは違い、お手頃な価格である

が特徴です。欠点としては同じ保温力で比べた場合、羽毛よりも嵩張り、重量も重くなってしまう事です。

化学繊維が向いてる人
車中泊やキャンプなどの、車からの荷物の移動の殆ど無い手軽にアウトドアをする方

遡行を伴う渓流・源流での釣りには不向きです。

 

軽くコンパクトな羽毛

羽毛の寝袋の特徴は、同じ保温力で化繊綿と比べた場合、とても軽くてコンパクトになる事です。

欠点としては羽毛は天然素材ゆえに高価で、湿気を吸いやすく、湿気て来ると保温力が落る事。羽毛の品質を維持するために専用のストレージバッグに保管をする事が推奨される事です。ストレージバッグとは、携行する為のスタッフバッグ(販売時に収容されている袋)とは違い、羽毛を出来る限り圧縮しないように仕舞う為の袋で、スタッフバッグの5倍ほどの大きさの袋です。(羽毛の最も理想的な保管状態はお店の様に広げて吊るした状態ですが・・・)

羽毛が向いてる人
荷物をザックなどに収容して移動距離が長い登山や、雪中キャンプなどの低温時に中綿の量を必要とする場面で、荷物の嵩張りを抑えたい方

遡行を伴う渓流釣りなら羽毛がおすすめです。

 

お勧めの使い分け

では、シチュエーション別ではどれがおすすめかをまとめてみます。

 

湿気やすい夏は化学繊維がお勧め

中綿の重量が嵩張りや寝袋の重量に直結しているのですが、夏はそれほど中綿を必要としないので、化繊のもので十分コンパクトになります。また、日本の夏は湿度が高く、夕立などでキャンプサイトも濡れる事があります。そういった湿度の高い環境では化繊綿の方が濡れ・湿気に強く、取り扱いに気を使わずに済みます。

 

秋・冬・春も、重量を気にしなければ化繊綿

最初に取り上げた通り、同じ保温力であれば化繊も羽毛も暖かさは変わりませんので、担いで移動する登山などではない限り、保管や使用に気を使わない、お手頃価格の化繊綿がお勧めです。

 

移動要素が多い、登山などは羽毛

基本的に同じ保温力であれば化繊も羽毛も暖かさは変わらないので、殆ど化繊で用途は済んでしまいます。それでも羽毛の出番があるのは、荷物として担いで歩く場面です。登山などはその最たるものです。ただ、渓流遡行になるとメインは夏場であり、また水場・水辺での使用となるので化学繊維一択になります。

ポイントは「水気」
水濡れ、湿気が化繊か羽毛かを選択するのに需要です。

 

 

夏と冬では別の寝袋が必要

化繊か羽毛かに次いで多い質問が、オールシーズンで使える寝袋についてです。

関東で考えてみても、冬の最低気温と夏の最低気温ではおよそ0℃から25℃と大きく異なります。エアコンで温度コントロールをしている家の中でも夏の布団と冬の布団を替えていると思います。屋外であればこの25℃の温度差を緩衝するものがないので、この温度差に対応する寝袋は今のところ無いのが現状です。

四季を通してキャンプがしたい場合、最低でも対応温度の違う寝袋が2個必要になります。冬季は別としてスリーシーズンの物を選択したい時は、一番低い気温に合わせて保温温度を選びます。

注意
渓流釣りが可能な春~秋の間でも、2つの異なる寝袋を用意した方が良いでしょう。

 

快適使用温度をどこに合わせるか

使用したい時期と場所(標高など)が分かっている場合は、その場所のその時期の最低気温に合わせます。
このサイトでは月別標高別の平均最低気温がグラフになっているので参考になります。

 

 

四季別お勧め寝袋

各シーズンごとのおすすめの寝袋をご紹介します。

まだまだ冷え込むこの時期のお勧めをご紹介します。

イスカ アルファライト 700X
  • 朝夕の温度差による結露に強い化繊
  • 春から秋のファミリーキャンプ用には充分な保温性とコンパクトな収納
  • 車の積載量が限られている場合には特におすすめ
参考価格 18,000円程度
最低使用温度 -6℃
参考快適使用温度 0℃
平均重量 1360g

 

スノーピーク グランドオフトン シングル1000
  • マミー型寝袋と違い、お布団のように四角い足元で窮屈さが無い
  • ボトムと接する部分は湿気に強い化繊を使用
参考価格 58,000円程度
最低使用温度 -15℃
参考快適使用温度 -8℃
平均重量 掛け布団/2600g、マット/2000g(収納ケース含む)

 

突然の夕立など、濡れに強い化繊の寝袋がおすすめです。

イスカ ウルトラライト
  • 盛夏限定なれど、とにかくコンパクト
  • 軽量な寝袋
  • コンパクトながら足元に余裕を持たせたデザインも高評価
参考価格 9,500円程度
最低使用温度 10℃
参考快適使用温度 15℃
平均重量 600g

 

キャプテンスタッグ ニューフォリア シュラフ

>>商品ページ

  • サイドジッパーがフルオープン出来るので、温度調整が楽
  • 寝袋として使う場合でも足元が四角く余裕がある
参考価格 4,000円程度
最低使用温度 5℃
参考快適使用温度 10℃
平均重量 2600g

 

朝の冷え込み、朝露が降りる季節にお勧めです。

  • 羽毛に超撥水加工を施した高品質で高機能ダウン(770FP)を採用
  • 最大の弱点・水濡れを克服。
参考価格 43,000円程度
最低使用温度 -4℃
参考快適使用温度 1℃
平均重量 825g

 

イスカ アルファライト 500X
  • 軽量コンパクトな保温材「Micro Lite™」を使用
  • 寒さに敏感な足元部分には、多めの保温材を使用し保温性を向上
参考価格 16,000円程度
最低使用温度 0℃
参考快適使用温度 5℃
平均重量 1000g

 

 

保温力の高い化繊と羽毛のお勧めをご紹介します。

 

ISUKA(イスカ)アルファライト1000EX
  • 冬山、冬キャンプ、車中泊に、冬の定番モデル
  • Micro Liteを使用し、一般的な化繊モデルと比較して軽量・コンパクト、保温性◯
参考価格 20,000円程度
最低使用温度 -12℃
参考快適使用温度 -7℃
平均重量 1720g

 

ナンガ シュラフ オーロラライト 750DX
  • 国内のほとんどの厳冬期環境で使用可能
  • 新しくチタンスパッタリング材をボックスキルト構造に採用することにより、チタンの蓄熱・保温効果で今までにない暖かさを実現
  • オーロラテックス®を採用し、防水性に優れる
参考価格 60,500円程度
最低使用温度 -16℃
参考快適使用温度 -8℃
平均重量 1200g

 

各項目
※最低使用温度 一般的な成人男性が寝袋の中で丸くなり、8時間寝られる温度域とされます(下限温度)。
※参考快適使用温度 一般的な成人女性が寒さを感じることなく寝ることができる温度域とされています(快適使用温度表示がある場合はメーカー表示温度)。
※表示温度は目安としての参考温度であり、経験、体力、体格により非常に大きな個人差がございます。あくまで参考としてお考えください。
※平均重量 スタッフバッグを含まない本体重量。

 

寝袋の選び方とおすすめのまとめ

  • 水気に強いのは化学繊維
  • 軽さは羽毛
  • 全シーズン対応出来る寝袋は無い

 

渓流釣りでのリュックサック選びはこちらをご覧ください。

【ザック選び】渓流釣りにおけるリュックサックのおすすめランキング

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