紅葉の時期に重ねるようにヤマメは産卵行動を起こすのだそうです。運が良ければヤマメの産卵が見られるかもしれないと思い、11月中旬にヤマメが棲みつく福岡の河川に行ってまいりました。
【2020年3月追記】こちらの釣り場をピンポイントで無料公開しておりましたが、「天然ヤマメのポイントを無料で公開しないでくれ」という苦情が多数舞い込んだため、このポイントを含めた福岡の天然ヤマメが釣れるポイントを有料記事にて公開とさせて頂きました、ご了承ください。
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紅葉というには早いのか、それとも遅いのか・・・。
これまで紅葉の観察などという高尚な趣味を持ったことがない人間には、この景色が紅葉のどの段階なのかが全然わかりません。
ヤマメはうるしの紅葉に合わせて動くと聞きますが、うるしってどれでしょう。
ヤマメの産卵は、準備が出来ているメスを見つけた、こちらも準備万端のオスがメスのお腹をつついて「産卵しようぜ」と合図し、メスが受け入れることで全てはスタートします。
メスがその雄を気に入れば産卵まで進みますが、途中でいつの間にか雄が入れ替わっていたり、他のカップルの産卵に便乗するオスもいるようです。
産卵場所は多少流れのある砂利底で、瀬の後ろのひらきなどにメスがヒレで底をはたいてくぼみを作ります。その間オスは他のオスがやってこないように見張りをしつつ、他のメスの状況にも貪欲に注意を向けているのだそうです。目の前のメスの産卵が終わったら、すぐに次の産卵に向かおうということでしょう。
産卵の時間帯は朝方などに集中しているのかと思っていましたが、実際はバラバラで25~35時間おきくらいに何度かに分けて産卵するのだそうです。河川で一生を過ごしたヤマメはサケのように産卵後に全て死ぬわけではありません。寿命が2~3年ですので3年間産卵をし続ける個体もいるのかもしれませんね。
さて、こちらは福岡市の曲渕です。水中をのぞいてみると、小さなヤマメが泳いでいます。
産卵には無関係なサイズのヤマメ
ヤマメだとわかる距離で撮影したいと思います。
岩に寝そべるおっさん・・・。我ながら奇妙な絵ヅラです。
パーマークの丸い、このあたりに多いヤマメ
ヤマメは何匹か見られましたが、産卵中もしくは産卵準備中のヤマメに出会うことはできませんでした。そんな甘くないですね。時期的にももう終わった後だったのかもしれません。
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その後奈良県にて、産卵行動の前触れの行動を目撃することができました。穴掘り行動の動画もあります↓