このページは、2016年3月1日~8日の球磨川・椎葉川釣行の3月5日の記録です。
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【入渓ポイント】湯山川湯山温泉元湯のほど近くから
2つの堰堤に挟まれたポイントだったので魚がいるか不安だったが、ポンポン出てくる。
昼に宿に着くと、宿の旦那の”かずちゃん”こと立尾かずきさんが迎えてくれた。
「どこで釣れますか?」
「おう、案内してやろう」
かずきさんの軽トラに乗せてもらってポイント案内スタートである。寝坊したので会えなかったのだが、釣り人の客がいると聞いて朝の5時から待っていてくれたらしい。まさかタダで現地のガイドさんを付けられるとは。(当日は運良く案内してもらえただけなので、期待はしないようにお願いします)
車中では釣りの話、鹿や猪猟の話、地域の政治の話など聞かせてもらった。悪口が多めの私であるが、これはめちゃくちゃおもしろかった。
移動中にかずきさんの知り合いから焼き芋をもらうというハプニングも。そして彼女は当日宿に飲みに来ることになる。田舎ならではの濃密さを味わえるが、もし私が住んだら1週間で発狂するであろう。
ポイント案内中についつい竿を出してしまうオチャメなご主人。大平川上流にて
このへんの本能的な行動は老若男女変わらない。道路の上からでも、ヤマメが食いついてきた。
【入渓ポイント】湯山川・大平川下流
市房ダムへの流れ込みあたりから入りました。
「釣れたら持って帰っておいで。食べさせてやるから」
と言ってビクを手渡された。これは釣るしか無い。
「16センチ以上だからな。15.9センチ以下はリリースな」
こちらは20センチ以上を最低3匹は揃えるぞという気合で臨んだが、気合と釣果が反比例するというのは太古の昔からの公式である。
ギリギリ16センチのヤマメを持って帰るのが精一杯であった。
夜はご近所さんも集まっての飲み会。
夕食を当日にお願いしたので「豪華なもんは出せんけど」と言われていたが、たいそう豪華なものが出てきてたまげた。メインから漬物まで全て美味いというのはなかなか無い。
鉄砲撃ちのかずきさんが仕留めた鹿。下処理が上手なので、美味い。
近所で取れた山菜の天ぷらも。
ヤマメは生で酢味噌で頂いた。
ご近所さんとの会話を聞いていると、「今日、車であそこ通ったでしょ」「通った通った。どっから見とったんだ?」
なんて会話をしている。やはり地方の温泉街の狭さというのはこわ~いもんだ。
初心者の私がこの日使った道具
【足回り】ウエーダー
【餌釣り竿】6.5~7メートルの本流竿
本流用の竿って高いんですね・・・。
【道糸】
【針とハリス】
【当日のお宿】水上のみのさと(美野里)
熊本県球磨郡水上村湯山1405-1
素泊り4,000円 >> 水上のみのさとのページへ
【当日の昼食】湯山のそば屋「山の幸館」
美味いけど、ランチとしては高い。温泉地にある綺麗なそば屋ほど信頼出来ないものはないという信頼を強めた。>> 山の幸館のページへ