渓流釣り歴13年でありながら、生まれつきセンスが無いため10回のうち8回は枝を釣り、2回は岩を釣っています。釣り道具は安物を徹底的に使い込むドケチ派で、釣り竿にはあまり詳しく無いので、釣りベテランにアドバイスを受けながらまとめました。
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【渓流竿メーカー】ダイワとシマノが有名
渓流釣り用の竿で有名なメーカーです。
- シマノ
- ダイワ
- がまかつ
- タカミヤ
- プロマリン
- アルファタックル
その中でも最も多く名前を聞くのがダイワとシマノの2つのメーカーだと思います(私は今日まで、この2つしか知りませんでした)。
この2社の渓流竿の違いは僕のような素人レベルでは全くわかりませんが、ベテランの方はこのように言います。
シマノは頑丈、ダイワは繊細
シマノの方が作りが強くて折れにくく、ダイワは作りが繊細なのでやや折れやすい反面、軽くて感度が良いと言われます。
但し最近はダイワの竿の作りも強くなってきたため、どちらかというとダイワの竿を評価している人がやや多い印象です。
ちなみに私はダイワの春渓という廃盤モデルを8年くらい、およそ100回以上は使い続けることができました(最終的に竿の根本から1本目と2本目の継ぎ目で故障しました)。
ベテランが愛する「がまかつカーブ」
「釣れない男さん、やっぱり竿はがまかつですよ」
釣り宿で一緒になった釣りのベテラン(機械メーカーの偉いさんだそうです)が、冷えた瓶ビールでほろ酔いになった頃におもむろに語りだしました。
がまかつの竿は曲がり方が美しく、投げ込みから魚のやりとり、取り込みにいたるまでが芸術的に心地よいのだそうです。使ったことがないのでわかりませんが、同じように評価する渓流ファンは多いです。
【渓流竿の長さ】5メートルを基準に
長さ | ~4メートル | 4~6メートル | 6メートル~ |
---|---|---|---|
流域 | 源流 | 渓流 | 本流 |
イメージ | |||
目安 | 深いとこ以外は底が見える | 歩けば渡れそう | メロス以外は渡れない |
特徴 | とても扱いやすい | 扱いやすい | 風の影響を受けるので扱いにくい |
ある程度遠くも流せて操作性も高い5メートルを基準に選んでみてはいかがでしょうか。
草が茂って竿が扱いにくい場所なら少し手元を畳んで使うことも出来ます。但し本流域では流芯近くを流せないので、6.5メートル以上の竿が良いと思います。
【硬さ】調子は硬調がベース
硬調が歯ブラシの硬さで言う「ふつう」なので、これを基準にしてみては。より硬い超硬と軟調で使うシーンや特徴をまとめます。
超硬 | 硬調 | 軟調 | |
---|---|---|---|
硬さ | とても硬い | ふつう | 軟らかい |
調子 | 先調子 | ↔ | 胴調子 |
使う場所 | |||
糸 | 太糸しか使えない | ↔ | 細糸も使える |
取り込み | 引き抜ける | ↔ | 時間をかける |
風の影響 | 竿先が暴れず、受けにくい | ↔ | 竿先が動き、受けやすい |
投げやすさ | しならないので投げにくい | ↔ | 竿のバネを使えるので投げやすい |
感度 | 良いぶん弾きやすく、食い込ませるのが難しい | ↔ | 悪いぶん自然に食わせやすく飲まれやすい |
超硬や軟調の中間の硬さも存在しているので、軟らかい順番に並べます。
軟らかい ↔ 硬い
軟調 → 中硬調 → 硬中硬(中硬硬) → 硬調 → 超硬(硬硬調)
渓流竿のおすすめ
渓流でのエサ釣りにおすすめの竿は以下です。
- ダイワ リバティクラブ 万能小継 硬調53
- hjuns-Wu 硬調 5.4m
- シマノ 天平 ZA 硬調 53
- がまかつ マルチフレックス 春彩 硬調 5.4
- ダイワ 渓流竿 小継清瀬・F 硬調39S
- ダイワ 翡翠 冴 中硬硬 60M
- ダイワ ロッド 琥珀本流ハイパードリフト サツキ 85
最初の1本なら実売7,000円程度のダイワリバティクラブで良いのでは無いでしょうか。私自身も愛用しています。
ダイワ リバティクラブ 万能小継 硬調53
ネットで釣り竿を購入することに抵抗が有る方も多いと思いますが、アマゾンなら購入後30日以内なら無料で(しかも着払い)返品や交換が出来ます。
hjuns-Wu 硬調 5.4m
「きっと渓流釣りには二度と行かないだろう」
と割り切っておられる方であれば、シマノやダイワなどの有名メーカーではない海外製の渓流竿でも良いのでは無いでしょうか。
こちらの4.5Mか5.4Mが渓流には良いと思います。
使い勝手は良くないかもしれませんが、ミニマリストにはうってつけの商品だと思います。
シマノ 天平 ZA 硬調 53
私は釣りに行く回数も多くなってきたので、少し高価なシマノの竿も使うようになりました。ダイワのリバティクラブが164gなのに対してシマノの天平は113gと50gも違うので、片手で使っても楽に扱えます。
しかし最初の一本としては高いと思うので、これから渓流に挑戦する方はもう少し安い竿で良いと思います。
こちらは天平の61ですが、50センチオーバーのニジマスも釣り上げることが出来ました。
がまかつ マルチフレックス 春彩 硬調 5.4
ベテランっぽくがまかつ竿を使ってみたいという方には。やはり少し高く実売2万円ほどです。私は触ったことすらありませんが、分かる人には良さがわかる・・・。らしいです。
源流域でおすすめの竿
障害物が多く竿を傷つけることも多い源流域ならシマノの竿でいかがでしょうか。短いので価格も5,000円~1万円くらいと手頃な価格で選べます。
ダイワ 渓流竿 小継清瀬・F 硬調39S
こちらは実売8,000円ほどのダイワの竿です。
私はケチなので5メートルの竿を無理くりたたんで使っていますが、軽くて短い竿を源流用に用意するのも良いと思います。
本流域でおすすめの竿
長くて軽い素材で作られているので、価格が高いものがほとんどで、3万円以上の竿がほとんどです。
ダイワ 翡翠 冴 中硬硬 60M
こちらはダイワの実売3万円ほどの竿です。
6.5メートルなので、川幅が広い本流域ではやや短いかもしれません。
しかし、8.5メートルのモデルだと値段は6万円前後に跳ね上がります。
ダイワ ロッド 琥珀本流ハイパードリフト サツキ 85
渓流竿まとめ
- 5メートル程度の硬調の竿が◯
- コスパならダイワリバティクラブがおすすめ
- 「良い物志向」はシマノ天平か、がまかつ春彩
- 6.5メートル以上の竿は高いので私はあまり使わない
餌釣りの道具選びや釣り方についてはこちらにまとめています。