山形市・米沢市から行きやすいヤマメ渓流釣り場情報を、米沢市在住の篠崎さんと、宮城県在住の和田さんに寄稿して頂きました。
渓流釣りの方法や道具については、超初心者の私がこのページで解説させて頂いております。
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目次(スクロールします)
最上川水系 朝日川
アクセス | 山形市から1時間 鶴岡市から1.5時間 米沢市から1.5時間 酒田市から2時間 |
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対象魚 | ヤマメ,イワナ |
遊漁券 | 年券:7,000円 日釣券:1,500円 現場売:2,000円 |
管轄漁協 | 最上川第一漁業協同組合 |
入渓のしやすさ | ★★★☆☆ |
歩きやすさ | ★★★☆☆ |
釣り可能期間 | 4月1日から9月30日 |
道は細いですが、上のマップの赤マークのところに車を複数台停めることができます。
橋の西側から川に降りられます。
支流はダイナミックな地形で、入渓ポイントの上流に大きな滝があります。
一方、本流は平坦な河川ですが水量は十分でイワナが隠れています。
流れ出しのところでイワナが綺麗なイワナが釣れました。
ヒレの汚れた放流魚が多かったですが、鱒自体は少なくないと感じました。また、30センチに近いイワナも姿だけは確認できました(もちろん釣れませんでした)。
釣り場では携帯の電波は入らず、コンビニなども朝日町を最後になくなります。
最上川水系 実淵川
アクセス | 山形市から1時間強 鶴岡市から2時間 酒田市から2時間強 米沢市から1時間強 |
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対象魚 | イワナ |
入渓のしやすさ | ★★☆☆☆ |
歩きやすさ | ★★☆☆☆ |
実淵川は昔から地元でメジャーな渓流で、街から近いにもかかわらず本格的な山岳源流釣りを楽しめます。
水量は少なく川幅も狭いのですが、高低差が大きく落込みや滝壺が続き釣味は良好、若干の高巻きが必要になりますのである程度の遡行技術も必要です。
上流部まで山の中腹に林道が走っていますが、川は林道から高低差で遥か100mも下の谷底にあるため初釣行の場合は入渓ポイントを見つけるのに苦労しますがコツは林道の「待避所」周辺です。
林道は細い一本道ですが、下の写真のように車の待避所がいくつかあります。
車を止めて近くに踏み跡をみつけられるはずなので、それに沿って川へ降りられます。
下流の比較的平坦な所からも入渓は可能ですが人も多く魚影が薄く、実淵川の核心部には下流からは辿り着けないので、本格的な装備の上で数名のパーティで上流部へ臨まれる事をお勧めします。
また、大雨でよく土砂崩れが起り通行止めになる場合があるので事前に確認してから出かけられるほうが無難です。
筆者は秋の釣行が好きです。禁漁直前、淵に大物が溜まっているときがあります。
最上川水系 野川
アクセス | 山形市から2時間 鶴岡市から2時間半 酒田市から3時間 米沢市から1時間半 |
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対象魚 | イワナ |
入渓のしやすさ | ★★★☆☆ |
歩きやすさ | ★★★☆☆ |
地図の赤マークから川に入ります。
少し手前に「祝瓶山荘」という山小屋と車止めがあります。主に登山客向けの駐車場となっていて十数台程度駐車可能で、そこから入渓ポイントまで歩きます。
野川の最上流部はかなり本格的な山岳源流釣行を味わえることで全国的にもメジャーな渓流です。
遠方から釣行される方々のほとんどが本格的なしっかりした装備で連泊キャンプの源流アタックをされているようで、林道終点の車止めから更にしばらく登山道を歩いて登り、更にしばらく沢を遡上してからようやく竿を出すようです。
しかし、上記で示したポイントはその下流に位置する木地山ダムのバックウォーター付近になります。
林道から直ぐに安全に入りやすい箇所であるにもかかわらず前述の理由から意外にも竿抜けポイントになっており人影もほとんどなくお勧めです。
しかも本格的な装備はあまり必要なく比較的気軽に日帰り釣行が楽しめます。バックウォーターのイブニングライズで大型遡上魚を狙うのであればキャンプが必須となります。
釣りが可能な季節は晩春以降で、早春は積雪で物理的に不可能となります。
最上川水系 竜山川
アクセス | 山形県山形市から15分 鶴岡市から1時間30分 酒田市から1時間45分 米沢市から50分 |
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対象魚 | イワナ、ヤマメ |
入渓のしやすさ | ★★★★★ |
歩きやすさ | ★★★★★ |
川幅が狭く水量も少ないです 。
近くに山形蔵王IC がありますが、入渓点まで遠いので車 の方をオススメいたします。
漁協はありませんが、有志によるイワナの放流が行われています。ごく稀にヤマメが釣れますが、 ヤマメの放流はないので、天然魚と思われます。
最上川水系 村山高瀬川
アクセス | 山形市から車で20 分 山形市から車で60 分 |
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対象魚 | イワナ、ヤマメ、ニジマス、ブラウントラウト |
入渓のしやすさ | ★★★★☆ |
歩きやすさ | ★★★☆☆ |
JR 高瀬駅から徒歩で10 分ほどの距離なので、徒歩での入渓も可能な川となっています。
主に、ヤマメが生息している川ですが、上流はイワナが多くなります。
漁協による放流はなく個人の有志によって放流がされているのでキャッチアンドリリースで楽しんでおります。
最上川水系 乱川
アクセス | 山形市から30 分 米沢市から1時間 |
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対象魚 | ニジマス、イワナ、ヤマメ |
入渓のしやすさ | ★★☆☆☆ |
歩きやすさ | ★★★★☆ |
入渓点でもあるラフォーレ天童あたりからです。JR 乱川駅から徒歩30 分程度なので、徒歩で入渓することも可能です。
主にヤマメが主流の川ですが、イワナを釣りたい場合は上流にある山形ワンタン本舗さんあたりから入渓をおすすめします。
赤マークからの風景です。
最上川水系 小国川
アクセス | 山形市から1 時間 米沢市から1時間半 |
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対象魚 | イワナ、ヤマメ、サクラマス、鮎 |
入渓のしやすさ | ★★★★☆ |
歩きやすさ | ★★★☆☆ |
鮎の放流が濃いため、イワナやヤマメを釣りに行っているのに鮎が釣れるということもあります。
漁協がイワナ、ヤマメを放流していますが、数が少ないため天然魚に近い貴重な魚です。
雄物川支流 院内銀山の金山神社の脇から
アクセス | 山形市から2時間 鶴岡市から2時間弱 酒田市から2時間弱 |
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対象魚 | イワナ、ヤマメ |
入渓のしやすさ | ★★★★★ |
歩きやすさ | ★★★★★ |
ヤマメが釣れました。この場所での釣り記録はこちらです。
滑川
アクセス | 山形市から20 分 米沢市から1時間 |
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対象魚 | ニジマス、イワナ、ヤマメ |
入渓のしやすさ | ★★★★★ |
歩きやすさ | ★★★★☆ |
初心者でも入渓しやすい川で、駐車スペースも豊富です。上流に釣り堀があり常に釣り堀から逃げた魚で魚影が濃く、ニジマスが多いです。
おすすめの時期は、春から初夏にかけてです。
広瀬川新川川
アクセス | 山形市から1時間強 |
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対象魚 | ヤマメ,イワナ |
遊漁券 | 年券:4,000円 日釣券:1,500円 |
管轄漁協 | 広瀬名取川漁業協同組合 |
入渓のしやすさ | ★★★★☆ |
歩きやすさ | ★★★★★ |
釣り可能期間 | 3月1日~9月30日 |
上のマップの赤マークのところに支流があり、支流沿いに細い道があるのでそれを使って道路まで降りて行きます。
景色も素晴らしく、観光名所になってもおかしくないほどのダイナミックな岩が露出しています。
ルアーで素晴らしいヤマメが釣れました。
私が釣ったものではありませんが・・・。
広瀬川本流
アクセス | 山形市から1 時間 30 分 米沢市から1 時間 30 分 |
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対象魚 | イワナ、ヤマメ、ニジマス、アユ、サケ |
入渓のしやすさ | ★★★★★ |
歩きやすさ | ★★★★★ |
JR 河原町駅があり、徒歩 15 分くらいです。
主にニジマスの生息している川ですが、餌も豊富なので大型のヤマメやイワナも期待できます。
白石川水系 澄川
アクセス | 山形市から1時間 米沢市から1.5時間 鶴岡市から2時間 酒田市から2時間半 |
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対象魚 | ヤマメ,イワナ |
遊漁券 | 年券:4,800円 日釣券:900円 |
管轄漁協 | 蔵王非出資漁業協同組合 |
入渓のしやすさ | ★★★★★ |
歩きやすさ | ★★☆☆☆ |
釣り可能期間 | 3月1日から9月30日 |
川の近くまで車で進めるので、川には入りやすいです。
足元の石がやや丸くて滑るので有るきやすくは無い河川です。しかし堰堤を含めてほどよくアップダウンが有り、ポイントが見つけやすい河川でした。
特に深くなっているところには多くのヤマメ・イワナが溜まっているように感じました。
下は毛針でヤマメが釣れた動画です。
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寄稿ありがとうございました。