前日のマタウラ本流での悪夢を払拭すべく川に向かいます。
マタウラ川支流から
魚の気配が薄いチョロチョロ川ですが、35センチくらいの魚のチェイスが見えました。さすがニュージーランドですね。
ここでも同行者が私に先を譲ってくれましたが、釣れない私が先にポイントを潰すんだから、二人とも釣れるわけがありません。これは同行者の判断ミスと言って問題無いでしょう。
毛を刈られてツルンとした羊さん
クライベール近くのクルーサ川から
川のスケールがとんでもなくデカく、頑張って投げても川幅の1/5くらいしか届きません。同行者はPEラインで良いタックルを備えた手練ですが、それでも1/3も届いていないと思います。
トラウトが居そうな気配が感じられません。
けれども、非日常空間で自然を眺めながら竿を出すのも一興、俺は負けてない、俺は可哀想なんかじゃない、と自らを慰めていると、魚が釣れました。
これまで私が見たニジマスの中で、最もツルンとした丸顔のニジマスが釣れました。まるで若き日の金正日総書記の栄養の行き届いたお肌を見るような気持ちです。マンセー!
次のポイントへの移動中、あらゆる釣り人が意味なく記念撮影をすると言われるポイントで意味なく撮影します。
マタウラ川リバーズデールから
釣りやすいサイズの川です
ミノーを投げると小さいのがどんどん食ってきます。
同行者はもっとよく釣っています。2人で釣れた魚を並べると、なんだか同行者が釣ったブラウン(左)の方が大きくて美しい気がしてきます。
同行者にルアーの動かし方を聞いてみると、リールを3回転させる間に竿をシェイクし続け、4回転目でシェイクを止めてただ巻するのだそうです。また、シェイクは柔らかくアクションするのが良いのだとか。
シェイクで誘ってタダ巻きの瞬間に食わせるというイメージらしいのですが、そんな難しいことを言われてもできるはずがありません。小さい頃にピアノを習っていなかったせいで、竿と同じようにリールまでシェイクしてしまいます。これは私のお父さんお母さんの幼少期の教育が悪かったようです。【続き】3日目のニュージーランドでの釣り記録はこちらです
【同行者が使っていた道具】
釣れない私の道具に興味はないと思いますので、よく釣る同行者の道具をご紹介します。
【ロッド】シマノのカーディフ、かっこ良い~
【リール】これもシマノのカーディフ
【ライン】PEを使ってるみたいです
【リーダー】東レのフロロ6lb
【ミノー】シュマリ67の緑がブラウンの当たりカラーだったそうな
【スプーン】PURE6.5g ニジマスはこれをタダ巻きが良いそうです
【ミノー】リュウキ50は安くて投げやすいので僕は好きです