今年から管釣りでのルアーフィッシングをスタートした初心者です。まだ一定の速さでリールを巻くことに苦労している段階ですが、ビギナーならではの視点で道具選びや釣りの方法を書いていきます。
ニジマスはサケ目・サケ科の魚で、釣りの対象としても食用魚としても人気の魚です。今回はニジマスの特徴について紹介します。
特徴
見た目
体長は30cmほどで、最大で70cmほどにまで成長します。体長120cm、体重25kgのニジマスが釣れた記録もあります。
体中に黒い小さな点があり、体側部に赤い線が1本あります。
幼魚の間はヤマメと同じくパーマークと呼ばれる大きな斑点があります。成長するにしたがってパーマークは消失します。
イワナやヤマメと同様に、サケ科特有のアブラヒレも持っています。
分布
天然での分布はアメリカ西海岸、アラスカ、カナダ、ロシアです。日本では放流によって北海道を中心に、各地の河川に分布しています。
管理環境では食用や釣り目的で日本各地で飼育されています。
ニジマスの生息場所
主に河川の上流域、特に渓流と呼ばれる場所や、湖に生息しています。
大型のニジマスは河川の中流域といった水量が豊富な場所に生息しています。
ニジマスの生活
ニジマスは水生昆虫、甲殻類、小魚、ほかの魚の卵を食べる肉食性の魚です。場合によってはほかのニジマスが生んだ卵を食べることもあります。
産卵期は生息する場所の水温によって変わり、温暖な地域では秋から春に産卵し、寒い地域では春から初夏に産卵期を迎えます。
サケと違い1回の産卵で死ぬことはなく、数年にわたって繁殖を行います。
釣り方
エサ釣り
ニジマスは渓流釣りでの人気ターゲットです。ミャク釣りでエサを流し込み魚の反応を探ります。
エサはイクラや渓流に生息する水生昆虫(カゲロウ、クロカワムシ)を使用します。
ニジマスは管理釣り堀でも人気のターゲットで、エサで釣る場合はウキ釣りで狙います。エサは練りエサやコーンを使用することが多いです。
ルアー釣り
ニジマスはルアーで狙うことも可能です。管理釣り場ではメインターゲットにもなっていることが多いです。
スプーンやミノー、クランクベイトを使用します。
フライフィッシング
ニジマスはフライフィッシングで狙うことも多いです。フライフィッシングは難しい釣りという印象が強いですが、慣れればルアーよりも数を釣ることができます。
食べ方
イワナやヤマメと同じくニジマスの定番の食べ方は塩焼きです。
塩は事前にフライパンで炒ってパラパラに仕上げたものを使用するとニジマスに振りやすくなります。また、粗塩を使用すると焼いた後に塩が浮かび上がっておいしそうな見た目に仕上がります。
こうやってジワジワ焼くと鮎より香ばしく美味しいですよ! pic.twitter.com/lcS1fNXKcy
— 山と釣りと時々お花 (@tozanfish) June 7, 2020
管理釣り場で釣れた大型のニジマスは刺身で食べることもオススメです。管理下で育ったので寄生虫の心配もありません。
ニジマスの身は回転ずしではサーモンとしてお馴染みなので非常においしいです。個体によってはイクラを持っていることもあり、しょうゆ漬けにして食べることができます。
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今年から管釣りでのルアーフィッシングをスタートした初心者です。まだ一定の速さでリールを巻くことや、狙った深さにルアーを通すことに苦労している段階です。管釣りデビューの際、道具の扱い方に慣れずに先輩のルアーを2つなくしてしまったことが申し訳なく、それから必死で道具選びや扱い方を勉強しました。ここではビギナーならではの道具選びや釣りの方法を書いていきたいと思います。