福島のいわきや南相馬から1時間程度の木戸川に入りました。
木戸ダムの下流にて、桃源郷を見た
下記の場所に駐車場があり、そこから入渓できました。
今回の福島釣行で、最も多くの魚に出会えたのがこの木戸川です。
その中でも、木戸ダムのすぐ下にあるプールには魚が良い魚がたくさん溜まっていました。
適当に真ん中あたりにスプーンを投げてボーッと巻いていたら魚の感触が。
34センチのイワナは人生最大の大きさです。
背中にはサバのような虫食い模様。中国地方のゴギのようです。
しばらく人間を見ていなかったのでしょうか、特に工夫も無くルアーを投げたところ、25メートルプールほどの大きさで5匹ほどが次々にヒットしました。
こちらは精悍な顔つきのヤマメ。
ほとんどメクラめっぽうに投げて釣れているだけなのに「俺、突然上手くなったかも・・」と思ってしまうのが悲しいところです。
しかし、日当たりが良い時間帯は反応が悪いのか、翌日同じポイントでは反応がありませんでした。
他にも、太田川(横川ダム下流)、真野川、上真野川も攻めてみるも、渇水のせいか、全く釣れませんでした(さらりと渇水に責任をなすりつけました)。
しかし、上真野川では民家の目の前でヤマメの泳ぐ姿を確認しています。
避難指示区域での小粋なジョーク
2015年現在も、福島では多くのエリアで人が入れなかったり、制限されているというのは多くの方が知るところだと思います。
道路沿いはバリケードで封鎖されており、ところどころ警備員も立っています。
福島に初めて来た私は、原発事故後の管理にこれほどお金がかかっているとは思っていませんでした。
そんな中、福島第一原発近く、双葉町にはこんな看板が。写真からは見えにくいですが、
原子力 明るい未来の エネルギー\(-o-)/
なんと明るいスローガンだこと。
明るい未来のエネルギーの影響でガチガチに封鎖されたバリケードの向こう側で、絶妙な味わいを見せてくれております。
現代のブラックユーモアも遂にここまで来たか、という驚きを隠せません。
※2015年11月に、老朽化を理由に撤去が決まりました。当時の将来有望な小学生が考案した標語だということを知り、何とも言えない気分になります。
当日初心者の私が使った道具
【ルアーロッド】
【リール】
【ライン】
【シンキングミノー】
【スプーン】