【宇崎日新テンカラロッドレビュー】PRO SPEC 2WAY

投稿日: 2020-03-05更新日:

【著者紹介】テンカラビギナーしげじい
シンプルな道具と自分の腕だけを頼りに、魚を釣りまくるテンカラに憧れて渓流釣りを始めました。ですが、最近ではいそいそと川虫の捕獲に精を出している次第です。テンカラ、時々エサ釣り。そんなプライドも実績もない弱腰ビギナーならではの目線で、テンカラの魅力や渓流釣りの初歩をお伝えできればなと思います。

 

PRO SPEC 2WAY テンカラ

このロッドは全部で4タイプあります。

  • 6:4    3.15m~2.7m
  • 6:4    3.6m~3.1m
  • 7:3    3.15m~2.7m
  • 7:3    3.6m~3.1m

私が現在使用しているのは、6:4の3.6m~3.1mのモデルです。

テンカラを始めて2本目となるロッドですが、とても満足して使用しています。なんといってもコストパフォーマンスの高さが気に入っています。

これ一本あれば渓流域~源流域までをカバーすることできます。ロッド2本分の役割を果たしているにもかかわらず、11,000円台という値段はとても魅力的です。

最初に購入したテンカラロッドも宇崎日新だったのですが、7:3と先調子のものでした。2本目は調子の違うものを試してみたいという安易な考えでしたが、結果的に胴調子にして大正解でした。

調子が違うだけで、まったく性格の違うロッドになりました。キャストフィーリングも全然違いますし、なにより胴調子のロッドは良く飛びます。

6:4なのですが、感覚的には5:5ぐらいに感じます。ロッドのバット部分にぐっとラインの重みがのっかる感じで、力を溜めているのがわかります。

フォーワードキャストに移行する時には溜めた力がラインに伝わり、すーっと気持ちよく伸びてくれるのでキャストをしていても楽しくなります。

メインラインには、主にストレートラインを使用しています。風が強い時などには、レベルラインに変更することもありますが、どちらのラインでもしっかりと遠くまで毛バリを運ぶことが出来ます。

 

2WAYシステムのメリット

  • 渓流のほぼ全域をカバーできる
  • フィールド状況に応じて、即座に長さを調節できる

2WAYシステムとは長さ調節機能のことです。宇崎日新では2WAY、シマノではズームに相当します。

 

渓流のほぼ全域をカバーできる

テンカラのフィールドとなる川は3つの流域に分かれます。

源流

川の上流部。川幅が狭く川を容易に渡ることが出来る。頭上には木が多い被さっていることが多い。2.5m~3mのロッドが最適。

 

渓流

川の中流部。源流より川幅が広く、落ち込みや大きな淵も存在する。場所を選べば川を渡ることが出来る。3.6m前後のロッドが最適。

 

本流

川の下流部。川幅が広く、歩いて渡ることが出来ない。川幅が広いので、4m~4.5mの長いロッドが必要となる。

 

呼び方には個人差があるので一概にこの通りだとも言えないのですが、大雑把に分けるとこのような感じとなります。

その中で、2way(3.6m~3.1m)のロッドは、メインとなる渓流と源流までを一本でカバーしてくれる優れものです。

もちろん、本流でも使えます。長さが足りないので多少物足りなさを感じますが、そこは工夫次第でなんとでもなります。

理想を言うなら、それぞれの川幅に合わせて3本はロッドが欲しいところです。しかし、最初からそんな贅沢を言ってはいられません。

ですので、とりあえず最初の一本を考えるなら、コストパフォーマンス・汎用性のどちらの点においても2WAYという選択肢は賢明かもしれません。

 

フィールド状況に応じて、即座に長さを調節できる

渓流と言っても、川幅が常に一定というわけではありません。100mも釣り上がれば、源流域のように狭くなったり、木が覆いかぶさってきたりすることはしばしばです。

そんな時に2WAYシステムは非常に重宝します。ちょいと長さを変えてやるだけでストレスなく釣りをすることが出来ます。

頭上の木が邪魔になる時は短く、開けた場所では長くして遠くから狙う。そんな風に状況に合わせて即座に長さを変えられるのが強みとなり、そして釣果にも繋がります。

事実、私も2WAYシステムを使い始めてから急に魚が釣れるようになりました。魚との距離感がうまくとれているおかげだろうと思います。

複数本持ち歩いて、渓相の変化がある度にロッドを変えることも可能です。ですが、ポイントごとにロッドを変えるのはとても面倒ですし、何本もロッドを購入するにはコストもかかります。

2WAYシステムのロッドなら1本で事足ります。軽装でテンポ良く、ストレスフリーな釣りが楽しめます。

 

 

2WAYシステムのデメリット

良い事ばかりの2WAYシステムですが、他のメーカーでも製品化されている数がそれほど多くないのも事実です。

こんなにいいものならば、全部のロッドに長さ調節機能をつけてくれれば良いのにと思うのですが、やはりそれなりにデメリットも存在します。

  • 構造的に長さ調節できる部分が弱くなってしまう
  • 構造的に少し重くなってしまう

主にこうしたデメリットが考えられます。

確かに長さ調節機能には多少の脆弱さを感じます。ロッドを伸ばしていくとちょっと太くなっている部分があり、そこで一旦竿がとまるような仕組みになっています。

この状態で使用すれば3.1mとなります。これはただ摩擦力でとまっているだけです。さらに力を入れて引き出すと、最後まで伸び切って3.6mになるというカラクリです。

今のところすっぽ抜けたりするようなことはありませんが、いずれこの部分が摩耗してくると、そうした可能性も十分に考えられます。

とはいえ、今のところ、私にとってはメリットの方が大きいのであまり気にはなりません。2WAYシステムの利便性とコストパフォーマンスが勝っていると考えます。

 

まとめ

  • 2WAY テンカラなら、ほぼ全域をカバーできる
  • 2WAY テンカラはコストパフォーマンスが良い
  • フィールド状況に合わせて、長さ調節が即座に出来る
  • 構造的に弱い部分もある

 

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