【テンカラ釣りの仕掛けと道具】おすすめのタックル・装備をビギナーがご紹介

投稿日: 2020-02-04更新日:

【著者紹介】テンカラビギナーしげじい
シンプルな道具と自分の腕だけを頼りに、魚を釣りまくるテンカラに憧れて渓流釣りを始めました。ですが、最近ではいそいそと川虫の捕獲に精を出している次第です。テンカラ、時々エサ釣り。そんなプライドも実績もない弱腰ビギナーならではの目線で、テンカラの魅力や渓流釣りの初歩をお伝えできればなと思います。

 

テンカラ釣りの仕掛けと概要

テンカラ釣りとは、日本の渓流で生まれた伝統的な釣りの一つです。

もとは職業漁師と呼ばれる人達によって受け継がれてきた釣法で、主にアマゴ(ヤマメ)やイワナといった川魚を対象としたものです。

“職業漁師”つまりプロが使う釣法だけあって、とても洗練された無駄のない釣りのスタイルとなっています。

仕掛けはとてもシンプルで、「竿」・「糸」・「毛バリ」”のみで構成されています。リールや浮き、おもりといったものさえ必要としません。

 

道具がシンプルだということは、扱う人間の技量が問われることになります。その点において、確かに難しい釣りと言えるかもしれません。

しかし、だからこそ奥が深く、釣れた時の喜びはひとしおのものとなります。

最近、海外でもテンカラのシンプルさが人気を集めています。シンプルな道具のみを使って近距離で魚と対峙する。そんなゲーム性の高さも人気の要因となっています。

 

 

テンカラの仕掛け

 

ロッド

テンカラ専用のロッドを使用します。

軽くて弾力性があり、操作性に優れたロッドが必要となります。

  • 長さの基準は3.6m
  • 6:4の胴調子がお薦め
  • 100g以下の軽いロッド

 

長さの基準は3.6m

テンカラでは川幅に合わせて、長さの違うロッドを使い分けます。

川幅が広ければ長いロッド、狭ければ短いロッドの方が使い勝手が良くなります。

しかし、最初から何本も竿を用意することは出来ません。

ですので最初の一本は、最も汎用性の高い3.6m前後のロッドをお薦めします。

 

64の胴調子がお薦め

調子とは、どこを支点に曲がるかというしなり具合のことです。

調子によって竿の性質も変わってきます。

  • 胴調子(6:4)= 飛距離重視
  • 先調子(7:3)= コントロール重視

「6:4」ぐらいの胴調子のロッドが一番扱いやすいです。

胴調子の方が毛バリが良く飛ぶので、特に初心者の方にお薦めです。

 

100g以下の軽いロッド

テンカラでは、1日中ロッドを振り続けることになります。その為、少しでも軽いロッドが欲しいところです。

ロッドの軽さが釣果に直結するといっても過言ではありません。ですので、3m台のロッドであれば重くても100gまでのものを選びましょう。

最初の一本としては4,500円ほどで購入できるテンカラ STがおすすめです。

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詳しいテンカラロッドの選び方はこちらの記事を読んで下さい。

【テンカラ竿・ロッドのおすすめと選び方】最初の1本には4,500円のテンカラSTで十分

 

ライン

テンカラでは2種類のラインを組合わせて使います。

  • メインライン 3.5号
  • ハリス    8号~1号

まずは、穂先のリリアンにメインラインを繋ぎます。

次に、メインラインにハリスを繋ぎます。

最後に、ハリスの先に毛バリをつけます。

 

これだけです。とてもシンプルな仕掛けです。

 

注意するのはラインの長さです。

メインラインとハリス(約1m)を合わせてロッドと同じ長さに調整します。

  • ロッドの長さ=メインラインの長さ + ハリス1m

 

メインラインにはレベルラインを使います。

レベルラインとはテンカラ専用のラインです。

単糸でできていて、適度な重みがありとても扱いやすいラインです。

 

ハリスにはフロロカーボンラインを使用します。

ハリスはテンカラ専用のものでなくても構いません。

ナイロンラインでも使用できますので、どちらを使って頂いても大丈夫です。

 

詳しいテンカララインの選び方はこちらの記事を読んでください。

【テンカララインの選び方とおすすめ】ダイワタフロン3.5号とFUJINOフロロ1号が◯

 

毛バリ

 

毛バリは虫のように見えれば何でも良いです。テンカラ用の毛バリがありますが、必ずテンカラ毛バリを使う必要はありません。

フライ用の毛バリを併用しても全く問題ありません。むしろ、私はフライ用のドライ毛バリを好んで使います。

ドライ毛バリとは水面に浮くタイプの毛バリです。毛バリの位置を把握できるし、アタリが目で見てとれるのでお薦めです。

 

毛バリは何でもいいのですが、サイズには気を使いたいところです。目安となるサイズは14♯(14番)です。

年間を通じて一番出番の多い番手になります。番手は数が大きくなると、ハリは小さくなります。

トップシーズには12♯や10♯といったより大きな毛バリを使用します。しかし、寒い時期など食いが渋い時は、サイズダウンして16♯を使用したりします。

 

詳しい毛バリの選び方はこちらの記事を読んでください。

【テンカラ毛バリの選び方とおすすめ】フライサイズは♯14から、水に浮くドライから始めよう

 

足回りの装備

テンカラ釣りでは川に入って釣りをすることが多くなります。そのため、川に入ることが出来る足回りの装備が必要不可欠となってきます。

足回りの装備は、大きく3つに分けられます。

  • ウェーダーを利用する
  • ドライタイツを利用する
  • ゲーターを利用する(夏場のみ)

 

ウェーダーを利用する

ウェーダーには2タイプあります。

  • ブーツウェーダー
  • ストッキングウェーダー

 

ブーツウェーダー

魚屋さんが履くような、長靴とオーバーオールが一体になった胴長靴です。

一番安価で、手っ取り早く川に入れる装備です。ゴム長靴が重いので、少々歩きづらいのが難点です。

渓流釣りにおすすめのウェーダーはこちらでご紹介しています。

【渓流釣りにおすすめウェーダーと選び方】初心者は安いウェストハイで十分

 

ストッキングウェーダー

足元が長靴ではなく、防水ソックスになっているウェーダーです。

別途、ウェーディングシューズが必要となります。

ウェーディングシューズの分だけ費用がかさみます。

しかし、靴とウェーダーが別になると格段に歩きやすくなります。

 

ドライタイツを利用する

ウェーダーと似ているのですが、シルエットが違います。

ウェットスーツと同じ素材で、ピタッと肌に密着するタイプです。

鮎釣りをしている人が履いているのがこのタイプです。

生地はウェットスーツと同じですが完全防水となります。

別途、ウェーディングシューズが必要です。

 

体に密着しているので、ウェーダーより動きやすくなります。

ただ、脱着しにくいのが欠点です。

 

ゲーターを利用する

ゲーターと呼ばれる“すね当て”のようなものを装着します。

足元はウェーディングシューズになります。

これは“ウェットウェーディング”と呼ばれ、濡れることを前提にしたものです。

ですので、快適性を保つには速乾タイツやハーフパンツが必要となります。

 

夏場のウェーダーやドライタイツは暑くて蒸れます。

その点、ゲーターなら快適&軽快に釣りが楽しめます。

 

靴底はフェルトソール

どのような足回り装備を選ぶにしても、靴底はフェルトソールが無難です。

フェルト底のウェーディングシューズ

川底には苔や藻が生えている為、とても滑りやすくなっています。普通のゴム底では氷の上を歩くようなもので、非常に危険です。

フェルトソールならフェルト繊維が藻や苔に絡み、しっかりグリップしてくれます。

おすすめは1万円程度で購入できるライトウエイトWDシューズです。

おすすめのウェーディングシューズや選び方はこちらです。

【渓流釣りの靴】おすすめのウェーディングシューズと選び方

 

必要な小物

 

偏光サングラス

水面のぎらつきを抑えてくれるので、目が疲れにくいです。

そして、何より水中が良く見えます。

川底の形状や魚の様子が見てとれるので、必須アイテムといってもいいでしょう。

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帽子

頭の保護が第一ですが、偏光サングラスの見えやすさを助長する効果もあります。

帽子のつばがレンズと目の隙間に入り込む光を遮ってくれます。それによって、さらに水中が見やすくなります。

若い方を中心に、このようなハットを被っている方が多いです。

毛バリ入れ

木にかかったり、根掛かりしてしまうので予備は必ず持っていきます。

  • サイズ違い(16♯・14♯・12♯など)
  • タイプ違い(浮く毛バリ・沈む毛バリなど)

サイズ・タイプの違うものを数個ずつ持っていくと良いです。

 

ラインの予備

ラインの予備も必ず必要です。

レベルラインとハリスの両方の予備を用意しておきましょう。

 

クリッパー&ピンオンリール

ラインをカットする為のクリッパーは必需品です。

すぐに手に取れるように、紐が伸びるピンオンリールにつけてぶら下げておくと便利です。

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ピンオンリールは100円均一でも購入できます。

 

仕掛け巻

仕掛けを回収する時に必要です。

また、事前に作った予備の仕掛けを巻いて持っていくと便利です。

 

 

まとめ

  • 3.6mのテンカラ専用のロッド
  • レベルライン3.5号 + ハリス0.8号~1号
  • 毛バリ 数種類
  • ブーツウェーダー
  • 偏光サングラス + 帽子
  • クリッパー&ピンオンリール

これだけあれば十分テンカラ釣りを楽しめます。

 

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