【入渓ポイント】茶路川中流域
羅臼で出会った釣り人に「アメマス釣るなら茶路川やで」と教わり、釧路の西を流れる茶路川に来ました。
雰囲気がやたら壮大な茶路川
川の中に沈んでいる木の回りにルアーを通すと、面白いくらいに追いかけてきます。
20センチくらいの細いアメマス
ミノーでもスプーンでも、構わず釣れます。アメマスは一度食い逃しても、2度3度と懲りずにアタックしてくれるようです。北海道はなんて釣りやすい場所なんだと驚いていましたが、北海道の中でも茶路川は「特別に魚影が濃い」エリアなのだそうで、他の河川ではこううまくは行かないらしいです。
凡そ釣り堀のような頻度でアタックしてくれます
結局大きいの釣れませんでしたが、本州では経験できないくらいの数釣りを楽しむことができました。(と言っても、2人で15匹ほどだと思いますが・・・)
さらに、「プールにはデカいアメマスがおるで」と教わっていたので、水が流れていないところを攻めます。たまに大きな魚が動いているのか、水面が怪しく揺れるのがわかります。
なかなか食わないので超高速でルアーを引っ張ってみると、なにやらヒット!龍が動き出したかのように、水面が波打ちます。
それにしても・・・重い!というかデカすぎるし、かすかに見えた模様はどうやらシロザケのようです・・・(汗)読者様も御存知の通り、川でシロザケを釣るのは犯罪です♡
かといって自らルアーを切るわけにも行かず、とりあえず陸に上げさせてもらおうと5分くらい格闘した後に、針が外れてオワカレとなりました。無駄に体力を消耗させてしまったシロザケに申し訳ない気持ちを背負うことになるので、もうプールなんてしないなんて言わないよ絶対と心に決めたのでありました。
【入渓ポイント】釧路川の塘路駅近く
他のポイントから川に入ろうとしましたが、見たこともない量の蚊に襲われてやむなく撤退。移動できる範囲がすごく狭いこのポイントで釣ることに決めました。
カヌーイストに有名な川なのでしょう、何隻ものおふねが優雅に目の前を通って行きました。その度に「釣れてますかー(^^)」という罵声にめげず、アメマスを1匹釣っただけで終了しましたが、茶路川でアメマスが釣れたことに気を良くした私は、翌年の2015年に道南~道央エリアでアメマスとニジマスに再度チャレンジしました。その記録はこちらです↓
□ 2015年秋北海道釣り記録
> 1日目 余市川でヤマメ乱獲爺に遭遇
>> 2日目 尻別川で道産子ニジマスのパワーを知る
>> 3・4日目 昆布駅近くで鮭の産卵に興奮
>> 5日目 猿留川・西広尾川でイワナ
>> 6日目 幌満川でイワナ・アメマス・ニジマス
>> 7日目 西広尾川でイワナホイホイ
>> 8日目 帯広札内川でニジマスにあしらわれる
>> 最終日 豊似川のアメマスにてエピローグ
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私が当日使った安物のルアータックル一覧です。あまり参考にされない方がよろしいかと思います。
【ロッド】ブラックバス用の安いルアー竿
【リール】1,000番の小さなリール
【ライン】6ポンドのナイロンライン
【ルアー①】リュウキ50シンキング
【ルアー②】スプーン・pure3.5g
参考書籍:渓流釣り北海道
魚種・ポイント・遡行難易度なども書かれているので実際のガイドとしても、旅立つ前に気分を高めるのにも有用でした。