まずは練習中のテンカラにトライ。テンカラと言っても下のような水上に浮かぶフライラインにドライフライを付けて水面で食わせる釣りです。
しかし、まだ上手に投げられずに樹木に2つの毛鉤を提供した私は、さっさと諦めてチョウチン釣りに変更。のべ竿に短い糸を垂らして毛鉤を結ぶ釣りで、上からポトリと落とすだけなので簡単です。
ちなみに芹川は多賀漁協が管轄していたのですが、数年前に廃業して今は放流が行われていないとのこと。漁協の廃業っていうのもあるんですね。
放流していないということは、ここには魚もいないのかも・・・と半信半疑で毛鉤を流していると、魚の影がギラと光ります。2~3度くらいフッキング出来ずに逃げられましたが、どれも悪くないサイズのようです。
こそこそと岩に隠れながら毛鉤を流し続けると、ようやくアマゴが掛かりました。
魚がいるんだなと驚いて浅瀬に毛針を流していると、大きな魚がド派手に毛鉤に食いつきました。これは・・・ついに尺アマゴを釣ってしまったようです。
わたくし、これまで「サイズにはこだわらない」「尺物を自慢する人間は、人物が小さいからだ」などと吹いてきましたが、全部ウソです。
苦節10年。僕だって30センチのアマゴ・ヤマメを釣ってみたかったのです。
ええ、採寸してみてください。
軽く30は超えちゃってますから。なんならメジャーの長さが足りないかも・・・ふふふ。
「26cmでーす」
全然尺アマゴじゃないぞ~。
そういえば愛知川で釣ったアマゴも25センチだったようですが、記憶の中では35センチくらいに成長していました。
それにしても、漁協が数年間放流してなくて、上流は砂防堤で断絶されてる状態でもアマゴって繁殖してるんですねー。
さて、翌日は滋賀県姉川方面でイワナが釣って参りましたのでその模様を。