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河内風穴の真横から
初日の釣りでこの周辺にアマゴが居ることがはっきりしたので再度芹川上流へ。
河内風穴には洞窟観光の人専用の駐車場がありますが、僕はあくまで釣りをしに来たわけで空洞を見に来たわけではありません。だから駐車場にお金払わなくて良いよね?という意味不明な論理を管理人の人に振りかざしてみたところ
「それなら下流のお寺の前に空き地があるから、そこに停めてきたらええよ」
という近江商人の端くれとは思えない(失礼)親切な回答通りにお寺の前に停めさせてもらいました。本当に良いのでしょうか・・・。
さらに、河内風穴のすぐ横を流れている川で釣りをするためには、風穴に入るための切符売り場を通らなくてはいけません。これは難所だ、さすがに金を払わないとまずいかと思いつつも、「釣りをしにきただけなんですが」と言ってみると
「ほんとに、洞窟には入らないんだね?」
と確認だけされて、そのまま切符売り場の前を素通りさせてくれました。そんなことで本当に良いのか。
もし読者の中に相当お金に困っているけど河内の風穴に行ってみたい!という方は、釣り人の格好をして訪ねてみると良いでしょう。※冗談です
この日は夏休みで特に子供連れの観光客が多かった。
「パパ見て、釣りしてはんで。魚いるんかな?」
「釣りしたはるってことは、何かおんねやろ」
「でも、釣れてないよ」
「そうだね、釣れていないね。」
じっとこちらを見ている家族を間接視野に捉えながら毛鉤を浮かべると、アマゴが釣れました。人が見ている(気がする)ものだから変に喜べないし、必要以上に素っ気ないふりをして、そちらを見ないようにしながら撮影します。
パワースポットとして有名らしく、若いカップルも数組見かけました。
「今夜は君のパワースポットを堪能させてもらうよ」
なんて言っている男達に気を取られつつ(言ってたはず)、結局小さなアマゴを2匹だけ釣って移動しました。
次は1キロほど下流から釣り上がることにしました。川に入ると、おじいちゃんとお孫さんが川遊びをしているようです。
お孫さんの方はどうも私に興味があるらしく、子ども好きでも無い私に積極的に話しかけてきます。
孫「ねえねえ、お魚がいるん?」
私「う・・・いるんじゃないかなあ」
孫「見て見て、おたまじゃくし捕れたん!おたまじゃくしー」
私「お・・・すごいなあ。やわらかくて美味しそうだから、おじさんお腹空いて来ちゃうなあ。ははは。」
繰り返しますが、私は子ども好きではありませんし、しかも今は釣りに一生懸命なのです。
おじいちゃん、頼むから俺から孫を剥がしてくれ。
孫がごちゃごちゃ言ってくるから魚が逃げてしまうじゃないかと内心怒りに打ち震えつつ、臆病者ゆえ大人らしく振る舞ってしまう小さなワタクシでありました。道路工事でこのあたりの川は荒れてるよという現場の人たちのアドバイスもあったので、北に流れる本流の方のやや上流に移動しました。
河内の風穴のやや上流
近いところばかりで釣りしていますが、南に伸びている支流は河内風穴を通らないと奥には行けず、北の方は3キロほど行けば水が無くなってしまうのです。
ここではテンカラの練習をしようとテンカラロッドを握りしめて振り回します。時間帯が良かったのか魚の反応はありましたが、結局釣れませんでした。
犬上ダム上流・犬上川支流の瀬川へ
川の雰囲気に反して、釣れども釣れどもカワムツ・・・。グッドコンディションのカワムツほどバッドなものも御座いません。しかもカワムツのおかげで毛鉤はヌメヌメになって、浮いてくれません。毛鉤をヌメヌメにされるならサケ科魚類にされたいものです。
そういえば、カワムツラッシュの場所でアマゴが混じって釣れた経験などほとんど無いなー。どうでもいいやと思って浮かない毛鉤を水中に入れてみます。水中だと毛針がどこ流れてるのか全然わかりません。
毛鉤を川に入れては、腕を右から左に動かすというロボットに変身してみると、何やら掛かっています。おお、アマゴでした。どうやって釣れたのかわかりませんでしたが、そこらへんはまぁ良いのです。
淵の底にはアマゴらしき魚が蠢いたので、釣ることは諦めてカメラを突っ込んでみました。
暑さがあまりにモウレツだったので、アマゴを2匹釣ったところで終了しました。
ボート・フローター禁止と至るところに看板が立っていますが、関係なしの釣り人。
他にも滋賀の湖東で釣りした記事があります。
>> 2016年5月 愛知川御池川のアマゴ・イワナ釣行記
>> 2016年5月 愛知川茶屋川のイワナ釣行記
>> 2016年5月 愛知川佐目子谷のアマゴ釣行記
>> 2014年 野洲川上流のアマゴ釣行記