バス釣りの格好良さに惹かれルアーを始めるも、私が住む地域が寒すぎる影響か、バスが生息しておらず断念。渓流でルアーを投げれば根がかり連発で挫折。渓流で快適に釣れるスタイル求め、辿り着いたのがフライフィッシングです。以来、釣れたり釣れなかったりしながら楽しんでいます。
目次(スクロールします)
ランディングネットの使用はメリットが多い
ランディングネットは魚を取り込む際に使用するネットです。
必ずしも必要というわけではありませんが、バラしの予防やリリース予定の魚へのダメージを考えるとできれば持っていたい物です。
特に大型の魚になるとランディング時に思いの外大暴れし、怪我をしてしまうことも。ランディングネットの使用は自身の安全のため、という意味もあります。
実際私は手で取り込もうとし、フックが親指に刺さり更に魚もバラしてしまったことがあります。幸い大きな怪我にはなりませんでしたが、場合によっては病院のお世話になることもあるので充分な注意が必要です。
どういった形の物でもランディングネットとして使用できますし、見た目や好みで選んでもそれほど大きな問題は起きません。ただし、フィールドや状況によっては得手不得手がありますので、ある程度目的に沿った物を使う方が良いでしょう。
ネット部分の素材で選ぶ
大まかに分けてネットには3種類の素材があります。素材によって有利不利があるわけではありません。しかし、細かな使い勝手の違いはありますし、釣り場のルールで使用できないこともあるので注意してください。
メッシュタイプ
網目の細かいメッシュタイプは他の素材より軽く、濡れても乾きやすいです。破れるなどして破損した際も、交換用のネットが比較的安価なのでコストパフォーマンスでも優れています。
ネット部分にフックが引っかかってしまうと取り外すことが手間なので、注意が必要です。魚を取り込んだら暴れさせないようなるべく速やかにフックを外してあげましょう。
ラバータイプ
ラバーでできており、魚へのダメージが最も少ないタイプです。管理釣り場やキャッチアンドリリース区間では、ラバータイプ以外の使用を禁止している釣り場も多くあります。フックが絡んで取れなくなるということもほとんどないので、余計なストレスがなく使用できます。
素材の性質上、他の素材より若干重さがあります。小型の物はさほどではありませんが、大型になるほど重くなります。
手編みタイプ
昔からある網目の大きなタイプです。水抜けの良い化学繊維で作られています。フックが絡んでも取り外しやすく使い勝手は申し分ありません。
ですが、3種類の素材の中では最も魚へのダメージが大きいという側面があります。ヒレやエラに引っかけて傷つけることがあるので、使用する時は注意しましょう。
収納性の良さで選ぶ
ワンタッチ式
出典 : Amazon
フレーム部分が形状記憶合金等でできており、ケースから取り出すと自動で開く仕組みになっています。非常に携行性が良くコンパクトに収納することが可能です。
折り畳み式
出典 : Amazon
グリップを折り畳むことができるタイプです。フレーム部分を折り畳める物もあります。
このタイプは、中型から大型のランディングネットが多く、源流や渓流で使用するには少しオーバースペックかもしれません。湖沼でのボートフィッシングや堰堤、桟橋などの水面との高低差がある場面で使いやすい形状です。
おすすめのランディングネット
river peak 木製ランディングネット Sサイズ
ウッドフレームにメッシュのランディングネット。枠が25×15cm、全長35cmとかなりコンパクトです。渓流、源流ではこれくらいのサイズの物が使いやすく、必要十分です。
重量も110gと軽量なため、フィッシングベストやリュックにぶら下げていてもほとんど重さは感じません。
riverpeak ランディングネット ラバーコーティング ランディングネットS
上記river peak木製ランディングネットとサイズ等は同じですが、メッシュ部分がラバーコーティングされています。
ネットの芯がメッシュなので、ラバーネットと比べ軽量です。魚へのダメージは減らしたいがラバーネットタイプは重さが気になる、という方におすすめです。
ダイワ 玉網 ワンタッチランディングネット スモール
ランディングネットはベストの背部やリュックにぶら下げておくことがほとんどです。そのため、移動時に障害物に引っかけてしまうことがよくあります。藪沢や狭い河川では意外とストレスにもなります。
ワンタッチ式はコンパクトで携行性、収納性共に良く、腰に付けておき使用時にサッと取り出せる使い勝手の良さもあります。源流、渓流では耐久性に問題が出ることもないので、身軽な装備で釣り上がりたい場合などにおすすめです。
オルルド釣具 ランディングネット
ラバータイプのランディングネットです。ウッドフレームは間に竹材を挟み込むことで強度を増しています。
メッシュタイプや手編みタイプに比べ重さがあります。ですが、管理釣り場やキャッチアンドリリース区間にも行かれる場合は、これ1本で済んで便利です。
まとめ
- ランディングネット の使用で取り込み時のバラしと魚へのダメージを防げる
- 自身の怪我予防にも
- 水面との高低差がある場所では長いグリップの物を、狭い藪沢ではコンパクトな物を
- ネットの素材によっては管理釣り場、キャッチアンドリリース区間で使用できないことも
バス釣りの格好良さに惹かれルアーを始めるも、私が住む地域が寒すぎる影響か、バスが生息しておらず断念。渓流でルアーを投げれば根がかり連発で挫折。渓流で快適に釣れるスタイル求め、辿り着いたのがフライフィッシングです。以来、釣れたり釣れなかったりしながら楽しんでいます。