バス釣りの格好良さに惹かれルアーを始めるも、私が住む地域が寒すぎる影響か、バスが生息しておらず断念。渓流でルアーを投げれば根がかり連発で挫折。渓流で快適に釣れるスタイル求め、辿り着いたのがフライフィッシングです。以来、釣れたり釣れなかったりしながら楽しんでいます。
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ティムコ・ユーフレックス・インファンテ7’00” #3
ティムコのユーフレックスシリーズ、インファンテは入門用という位置付けで発売されたロッドです。とは言うものの完成度は非常に高く、ベテランの方がメインとして使っても全く違和感はないでしょう。
2020年8月時点で18,000円ほどで購入できるので、1本目としてもサブロッドとしても手が出しやすい価格です。国内有名他メーカーの同クラスのロッドもこの価格帯なので、選択に迷ってしまうかと思われます。ですが、汎用性が高くニュートラルなアクションのユーフレックス・インファンテは、ラインの乗りが分かりすいので特に初心者の方にはおすすめしたい1本です。
ティムコ・ユーフレックス・インファンテ7’00” #3のイプレッション
20年以上の歴史があることからも、アングラーの信頼の高さが伺えます。私も10年近く使用していますが、一度も破損したことがありません。釣行中に転んで何度か放り投げてしまうこともありましたが、ブランクやガイドの割れもなく塗装に少し傷がついている程度です。
バットセクション(ロッドの根元側の部分)がしっかりしているため、当初は全体的に硬いかなという印象でした。しかし、実際にキャスティングしてみるとティップセクション(ロッドの先端部分)はよく動き、ミドルセクション(ロッドの中央部分)は素直に追従するので扱いが非常に楽でした。
7’00” #3ということからも、特に小渓流や源流域での使用にマッチしています。さらに、短い区間を釣り上がっていくことの多い日本の渓流では、テンポよくキャスティングすることができます。バットが強いためファストアクション(素早くキャスティングできる)気味に感じますが、ゆっくりとしたラインスピードにもそこそこ対応できるので、状況に合わせた使い方も可能です。
ティムコ・ユーフレックス・インファンテ7’oo” #3のスペック
ティムコ・ユーフレックス・インファンテ7’oo” (7フィート=213センチ)#3は4本継ぎのカーボン製ロッドです。仕舞い寸法は約57センチ。バックパックのサイドポケットに収納してもさほど邪魔に感じません。30リットルほどのバックパックであれば、本体室内にギリギリ入るくらいのサイズです。定価は税別19,000円ですが、各ECサイトでは18,000円ほどから販売されています(2020年8月時点)。
有名メーカーならではの安心感
ユーフレックス・インファンテより低価格なロッドは数多く販売されています。しかし、シリーズが長く続く有名メーカーという安心感、信頼感には変えがたいものがあります。破損時の修理や交換部品などもカスタマーサポートが対応してくれるのはありがたいポイントです。逆に、カスタマーサポートがないメーカーの場合、壊れたらそこで廃棄、もしくは自分で修理する必要があります。
ティムコ・ユーフレックス・インファンテ7’00” #3おすすめの流域
小渓流や源流域で真価を発揮しますが、里川や開けた河川でも不足なく使用できるオールマイティーなロッドです。メインターゲットである20センチ台のトラウトとは余裕を持ってやりとりできます。尺クラスであっても、しっかりしたバットのおかげで寄せることができますし、しなやかなティップにより突然走られても対応することが可能です。
渓流においては7’6”から8’00”と最適とされています。しかし、それはフライフィッシングに適した開けた河川が基準です。7’00”であれば開けた里川からブッシュの多い源流まで、1本でそれなりにこなせるというメリットがあります。初心者の方が最初のロッドを購入する場合、ある程度広い範囲を1本でカバーできるものであれば金銭的負担も軽減されます。
まとめ
ティムコ・ユーフレックス・インファンテ7’00” #3をおすすめする理由として、1本で渓流から源流まで対応できる、クセがないのでキャスティングに不慣れな初心者の方でも扱いやすい、有名メーカーの製品だからこその安心感、という3つのポイントがあります。
ユーフレックス・インファンテシリーズ自体は#2から#6まで各番手ありますし、長さも9’00”まで揃っています。ですが、これからフライフィッシングを始める方が様々なフィールドに1本で出かけられる、という点が7’00” #3の強みです。
バス釣りの格好良さに惹かれルアーを始めるも、私が住む地域が寒すぎる影響か、バスが生息しておらず断念。渓流でルアーを投げれば根がかり連発で挫折。渓流で快適に釣れるスタイル求め、辿り着いたのがフライフィッシングです。以来、釣れたり釣れなかったりしながら楽しんでいます。