岡山の吉井川で痛い目を見た私と楽しい釣りを展開した同行者は、山を越えて鳥取県の佐治川に来ました。
佐治川ダムへの流入河川から
この地方のイワナの呼称である「たんぽり」荘が近くにあることから、イワナが居ることは間違いないでしょう。
吉井川で私にだけまともな魚が釣れなかったのはチョウチン釣りが悪いのだと、この日はルアー釣りでトライします。
堰堤の下でルアーを通すと、イワナのような魚(大きなアブラハヤである可能性を否定できず)が追いかけて来ましたが、ルアーに食いつくことはありませんでした。
背の高い草に覆われた川
この場所では私だけでなく、フライフィッシャーの同行者にもチョウチン毛針釣りの釣り人にも魚は掛かりませんでした。
釣れない釣り人というのは悲しいもので、民家で泳いでいる鯉にすら「釣欲」を掻き立てられてしまうのでした。
正直に申し上げれば、私だけ釣れないというのは大層気分が悪いので、彼らが釣れなくて救われるような思いでした。同行者が竿を出すたびに、
「釣れるな釣れるな釣れるな」
と念じていた甲斐があったというものですね。たまに神様をヨイショしておくと良いことがあるものです。
自治体からの補助金だけを当てにして走っている(勝手な予想)バスは、いったい誰のために走っているのだろう。このバスや運転手とも意気投合できそうな今日の私でした。
続いては岡山県の吉野川でアマゴを釣りに移動します。>>続きはこちら
【竿】ダイワリバティクラブ 5.3メートル
実売価格は5,000円~8,000円程度です。安いですが全く問題なく使えます。
【ライン】実売400円の安いライン0.8号
【毛針】サイズは14番くらいを使っています
チョウチン毛針釣りの方法と道具についてはこちらでまとめています。
チョウチン毛針釣りは簡単な道具と動作で楽しめるので、ルアー、フライ、テンカラなどで行き詰まった私のような釣り人にもってこいの方法です。