バス釣りの格好良さに惹かれルアーを始めるも、私が住む地域が寒すぎる影響か、バスが生息しておらず断念。渓流でルアーを投げれば根がかり連発で挫折。渓流で快適に釣れるスタイル求め、辿り着いたのがフライフィッシングです。以来、釣れたり釣れなかったりしながら楽しんでいます。
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フライフィッシングベストのメリット
フライフィッシングベストは、フライケースやティペットなどの小物類を収納し、かつスムーズに取り出すことができる便利なウェアです。
釣行中に使う物が多いフライフィッシングでは、必要な物にすぐにアクセスできないとストレスがたまりますし、釣りのテンポも悪くなってしまいます。必ずしもベストを着ないといけないわけではありませんが、快適さは一段上がります。
フライフィッシングベストの選び方
収納量で選ぶ
定期的に使う必要がある物、いざという時にすぐ取り出したい物を収納できるサイズを選びます。具体的には
- フライケース
- ティペット、リーダーの予備
- フロータント
- フォーセップ(針外し)
- ラインカッター
- フライパッチ
などの物です。場合によっては緊急時の補修用テープ、絆創膏なども収納しておけると安心です。
ただし、収納量が豊富なら良いというわけでもありません。必要以上に沢山のポケットがあると、へつりや藪漕ぎの際に岩や枝に引っ掛かりやすく危険です。ポケットのサイズを調整できるタイプもありますので、ご自分の荷物量に合わせて選びましょう。
注意点として、ファスナーはしっかり閉めましょう。釣行中、意外によくやってしまうミスです。ポケットの中に枝や流木が引っ掛かり危険ですし、中身を紛失することもあります。私はフライケースを流され追いかけることが多いです。
素材で選ぶ
基本的には化繊の物を選びます。釣り用ベストで綿製品は見かけませんが、なるべく避けてください。濡れると乾きにくいですし、水中では重くなるので危険です。
夏季の使用をメインとして考え、メッシュ素材を選択するのも良いです。春先などのまだ寒い時期は暖かいアウターを着るので、ベストに防寒性は求めません。
逆に、夏の最盛期にはベスト1枚でもかなり暑く感じる場合があります。メッシュ素材でしたら熱や湿度もこもりにくいのでおすすめです。
安全性で選ぶ
浮力材が使用され、便利なだけでなく安全性の高いフローティングタイプものも販売されています。特に流れの強い本流や、水深のある湖沼やソルトなどの釣りにおすすめです。
服を着た状態で水に落ちると、想像以上に泳ぐのが難しく慣れていないとパニックになり溺れてしまう場合もあります。水辺のレジャーである以上、少なからず危険はつきものです。そういった万が一の場合のリスクの低減策として、充分選択肢に入ります。
しかし、過信は禁物ですので安全な行動を心がけることが大切です。
フライフィッシングベストのおすすめ
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) ストラップ ベスト ネオ V-23
スタイリッシュなタクティカルベスト風のデザイン。「釣りのベスト」という雰囲気を強く感じさせない見た目です。
ポケットはフロントに大小2つづつとバックに1つの必要最低限に抑えられています。本体サイズをベルトで調整できるので、体にフィットさせやすいです。フローティング機能はありません。
Lixada フィッシングベスト
フロントポケット4つ、胸ポケット4つ、サイドポケット2つ、バックポケット1つの計11室の収納を備えたメッシュタイプのフィッシングベストです。さらにフローティング機能も付いています。
3,000円〜5,000円ほど(記事執筆時)なので、まず安価な物で試してみたいという場合には購入しやすい価格です。
fishpond セージブラッシュ メッシュベスト R.F. SMV-D
フィッシュポンドはアウトドアレジャーのメッカ、コロラド生まれの人気フライフィッシング用品ブランドです。
ポケットは全部で16室、バックポケットもメッシュになっています。フライフィッシングに特化していますので、非常に使い勝手の良い作りです。ウエストとショルダーのベルトでサイズ調整可能です。
プロックス ショートベスト
スタンダードなスタイルのシンプルなフィッシングベストです。ショート丈ですので、立ち込んだ際にも気になりません。内ポケットもあるので収納に関しても必要十分です。インナーはメッシュになっています。
まとめ
- よく使う小物類に合わせた収納量の物を選ぶ
- ポケットが多ければ良いとは限らない
- 夏季は暑くなる場合もあるので考慮する
- フローティングタイプは万が一の際に安心だが、過信は禁物
フライ交換やティペット交換など、フライフィッシングはとにかく道具の出し入れが多い釣りです。それぞれの動作をスムーズに行える便利なフィッシングベストは必需品とも言えます。釣行の快適さにも繋がりますので、ご自分のスタイルに合った物を選ぶことが大切です。
バス釣りの格好良さに惹かれルアーを始めるも、私が住む地域が寒すぎる影響か、バスが生息しておらず断念。渓流でルアーを投げれば根がかり連発で挫折。渓流で快適に釣れるスタイル求め、辿り着いたのがフライフィッシングです。以来、釣れたり釣れなかったりしながら楽しんでいます。