バス釣りの格好良さに惹かれルアーを始めるも、私が住む地域が寒すぎる影響か、バスが生息しておらず断念。渓流でルアーを投げれば根がかり連発で挫折。渓流で快適に釣れるスタイル求め、辿り着いたのがフライフィッシングです。以来、釣れたり釣れなかったりしながら楽しんでいます。
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「セットもの」は入門用に最適
渓流フライ用の「セットもの」とは、所謂スターターパックのような物です。ロッドやリールからフライまで一式揃っているので、これからフライフィッシングを始める方、特に以下のような方におすすめです。
- 高価なフライフィッシング用品を揃えても、その後続けられるか不安
- まず何を買えば良いのか分からない
- 手っ取り早く道具を揃えて釣りに行きたい
更に、一つずつ揃えるより「セットもの」の方が価格が抑えられる場合が多く、コストパフォーマンスの点でも優れています。
「セットもの」の注意点
「ロッドとリールのみのセット」や「フライのみ別売り」といったように、物によっては完全なセットではない場合もあります。購入時には内容をよく確認し必要なものが揃っているのか注意してください。
加えて、フライとリーダー（ハリス）は消耗頻度が高いので同時にいくつか買い足しておくと安心です。それ以外の物は必要になってから追加しても問題ありません。私が初めて購入した物も「セットもの」でした。フライラインとリーダーの接続が甘かったせいか、数回のキャスティングでリーダーがどこかへ飛んでいってしまい初回の釣行を終えました。
「セットもの」は様々なメーカーから販売されていますが、なるべく国内メーカーの物を選んだ方が良いと思います。破損パーツの取り寄せなどアフターフォローがしっかりしているメーカーが多いからです。
かなり安価な海外メーカーの物も販売されていますが、品質にばらつきがあり初心者の方が混乱してしまうようなセット内容である場合もあります。
おすすめの渓流フライ用セット
国内メーカーの製品で、一通り必要な物がパッケージされたフルセットものをご紹介いたします。
アキスコ(AXISCO) ロッド エイシスフライフィッシングキット804
アキスコはフライフィッシング用品を多く取り扱うアングル社のブランドです。ロッドには定評があり、特にパックロッド（継ぎ数の多くコンパクトに収納できるロッド）のバリエーションが豊富です。8フィートロッドに適合ラインは#4ですので、渓流の幅広いエリアをカバーできる汎用性の高さがあります。
ロッドからフライまで一通りの道具が含まれていますが、付属するフライ5本、リーダー1本は心許ないので少し買い足した方が良いでしょう。
キャップス(Caps) フライロッドスターターキット パスポートコンボキット1 8034
キャップス社は比較的新しいメーカーですが、フライフィッシング用品を中心に幅広く手を出しやすい価格帯で展開しています。
ロッドは8フィートと上記アキスコのセットと同じく、渓流で扱いやすい長さです。スタンダードな3本継ぎで仕舞い寸法80cmほど。若干かさばりますが、初心者の方が入渓しやすい里川や開けた渓流ではそれほど問題にはなりません。
適合ライン#3/4は、#3ライン、#4ライン共に対応できるので、ラインの番手を変えて使ってみても面白いですよ。こちらのセットもロッドからフライまで必要な道具がフルセットになっています。
GRAIN(グレイン) Stream Current ストリームカレント 742-4 7.4ft#2
タックルからタイイング用マテリアルまで、フライフィッシング用品を専門に、幅広く扱うメーカーです。
セットものでは珍しく#2という低番手のセット。7フィート4インチのロッド長は原流域でも持て余すことなく使用できます。日本の渓流では#2でも充分に楽しめます。
低番手の良さとして、近所の小川でオイカワやカワムツなどの釣りでも引きが楽しめる点があります。そういった河川はポイントも絞りやすいので、練習を兼ねて気軽に釣りをしたいという方にもおすすめです。
Bush Craft(ブッシュクラフト) フライフィッシング・スターティングセット764-6
フライフィッシング用品だけでなく、アウトドア用品全般を扱うメーカーです。代表の方がYouTubeにて釣行の模様や自社製品の紹介動画などを公開されています。
7フィート6インチのロッドで、#4ラインの扱いやすい番手です。特筆すべきなのは、6本継ぎのパックロッドという点。仕舞い寸法が40cmほどになるので、そのままリュックに収まってしまうサイズです。
バスや電車で移動する場合や、釣り場まで距離がある徒歩移動の際に邪魔にならないメリットがあります。かさばらずコンパクトに荷物をまとめたい方にもおすすめです。
まとめ
- 「セットもの」は初心者におすすめ
- 個別で揃えるより出費が抑えられる
- 購入の際はセット内容をよく確認する
- フライとリーダーは消耗品なので、セットに含まれていても買い足しておくと安心
- アフターフォローや信頼度を考慮すると国内メーカーの物がおすすめ
バス釣りの格好良さに惹かれルアーを始めるも、私が住む地域が寒すぎる影響か、バスが生息しておらず断念。渓流でルアーを投げれば根がかり連発で挫折。渓流で快適に釣れるスタイル求め、辿り着いたのがフライフィッシングです。以来、釣れたり釣れなかったりしながら楽しんでいます。
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