無惨な私の人生の中でも多少目立って無惨だった昨日を挽回すべく、この日は静岡側の遊漁券がいらない河川でアマゴ、イワナを狙います。
アクセス | 浜松市、豊橋市から2時間、静岡市から2.5時間 |
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対象魚 | アマゴ |
遊漁券 | 0円 |
日差しが強く羽虫も飛んでいるため、季節が変わってきたことを感じながら川に入ります。勝手な妄想で
「こんな浅瀬で釣れたら夏だな」
というところにチョウチン毛鉤釣りで毛針を流すと、あっけなくアマゴが釣れました。
昨日のボウズを乗り越えて魚が釣れた感激はすさまじく、逃がすまいと両手でアマゴを鷲掴みにした上で握りつぶしそうになりました。
そしてここから、数年に一度有るか無いかというアマゴラッシュが訪れます。ここには魚が居るだろうというポイントではほぼ必ず反応が有り、ここには居ないだろうと思えるところでも釣れてしまうので、試しに心の中で
「神様、どうかもう釣らせないでください」
と祈ったうえで竿を出してみます。
それでも尚、足元にはアマゴが転がってしまっているのです。
そのうちアワせるのも面倒、釣るのも面倒になり、浅瀬に逃げ込んだアマゴを手づかみにしようとして時間を潰します。
続いて一段と深みがあるポイントが現れました。こういうところでは大物が釣れるのではと緊張しながら毛針を流してみると、良いサイズのアマゴが釣れました。
毛針に飛び出した瞬間は「30センチは越えている」と思いましたが、釣ってみると20センチ強しかありませんでした。
彼に何かあったのか?!と思いましたが、何か合ったのは私の方でしょう。
この日の釣りは動画でもまとめています。
よく考えると釣り上げられたのは6匹くらいだった気もしますが、本気出してないだけですからね。
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昼過ぎからは先程とは別のポイントに移動します。
先程の河川でわずか数時間にして天才釣り師に成り上がってしまったせいで、この釣り場で1時間ほど魚の反応が無いだけで
「ここにはアマゴが生息していないのか」
とソワソワし、水中カメラで魚の所在を確認してしまいます。結果、アマゴは生息していたのですが釣り上げることは出来ず(足元までは寄せたんですけどね本当に)、自分の腕が上がったわけではなかったことを再確認しました。
この日の宿泊先は人口1,000~2,000人程度の非常に小さな集落です。そこでウロウロしていたところ地域の生活史について話を聞くことが出来ましたが、それは別のページにて。