淀川水系の鴨川(賀茂川)と高野川は京都市から30分、伏見や宇治からも1時間で川の上流域にたどりつけます。
喧騒から離れて孤独に釣りをしようと思っていると、何もない山の道路沿いに何やら賑やかな空間が。江本養魚場という釣り堀でした。
池には美しいアマゴが泳いでいました
若い男女グループがキャッキャ言っています。
「は~い、今から橋本の乳首をサワガニがはさみます」
「え~、痛そう~」
「やめろよ~、毎年恒例企画にすんなよ~」
「今年はち○こにするか?」
「ガハハ!」
全然面白くないやりとりにみんなが笑っています。私はそういう寂しさを紛らわすだけの軽佻浮薄な楽しみよりも、孤独に魚と向き合いたい、わけではありません。本当はピチピチのヤマメよりも、ピチピチの女と遊びたい、それが本音です。
静原川上流の東又川から
川をのぞきこむと、イワナが水面の虫を追っているのが見えます。どう考えても釣れる状況ですが、僕の場合はそうはいきません。毛バリと関係ないところにイワナが飛び出しています。
気が付きませんでしたが、いつの間にか毛鉤に食いついていたようです。やはりピチピチのイワナは素晴らしいですね。滋賀の愛知川にいるイワナとは微妙に違うでしょうか。僕にはわかりません。
鞍馬川のくらま温泉上流から
滋賀県東部でも見たことがありますが、常人には出来ない判断だと思います。
高野川上流から
京都市中心部からも車で30分、宇治や伏見からも1時間ほどで来られる場所です。
ちなみにこのすぐ近くに百井川という川があり、遊漁券無料でヤマメが釣れるのでおすすめです。
東又川で釣れたアマゴとは全然違いますね。
こういった黒点が多いヤマメやアマゴは養殖魚の親魚として選ばれる可能性が低いため、天然魚である可能性が高いそうです。
貴船川・貴船神社の上流から
日中は歩行者で溢れており
「は~い車が来ました、危ないで~す」
という視野が広いアピールからの包容力を見せつけるおじさんやお兄さんを観察することができます。逆におばさんやお姉さんは車に関係なく我道を進んで来るため運転には要注意となります。
汚い水から綺麗な魚が出てきてビックリです。
水が汚いと餌が豊富になりがちで、水中からこちらの姿も見られないので釣りやすい傾向があるように思います。
滋賀県の西にある安曇川なら京都からも行きやすいです。
遊漁券無料で釣りができる渓流も
大津市から30分程度で行けて、遊漁券無しでイワナが釣れる場所も発見しました。
漁協による放流をしていないということは天然のイワナである可能性があり、無料でポイントを公開すると大変なクレームが来ますので、有料記事でのご紹介とさせていただいています。
【竿】ダイワリバティクラブ 5.3メートル
実売価格は5,000円~8,000円程度です。安いですが全く問題なく使えます。
【ライン】実売400円の安いライン0.8号
【毛針】サイズは14番くらいを使っています
チョウチン毛針釣りの方法と道具についてはこちらでまとめています。
チョウチン毛針釣りは簡単な道具と動作で楽しめるので、ルアー、フライ、テンカラなどで行き詰まった私のような釣り人にもってこいの方法です。