かつて間違って購入してしまった高給な本流竿をあっさりボキってしまった想い出の川に入ります。
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鳥岳の北から
最後の細道は非常に路面が悪いので、綺麗な車ではお近づきにならない方が良いかと思います。
私は長い年月を通して、ヤマメとニジマスでは釣り方が違うことを学びました。ヤマメはルアーを速く、ニジマスはゆっくり動かすのが基本であるのだそうです。
五ヶ瀬にはニジマスもいるが、今日はヤマメな気分。ヤマメを釣るべくルアーをキビキビと動かすと、魚が掛かりました。
フフフ、狙い通り。
跳ねないからヤマメである。
ニジマスである
姿を見るまでわかりませんでしたが、他の何者でもないニジマスでした。釣りで、掛けた魚の姿を見る前から
「ニゴイだね」
「チヌですわ~」
と言っているケースを見かけますが、あれは声だけ後で編集していたりするのでしょうか。
恥ずかしいことになるので、釣り分けの話はこれ以上は控えたいと思います。
それほど引きにパワーがない気がします。春にかまけてうららかな二匹のほんわかした引っぱりあいの後に、ニジマスよりもわずかに体格で勝る私が勝ちます。
ニジマスは釣れましたが、憧れのヤマメが釣れません。
鳥居があるところから
ゲストハウス静穂という素泊まり3,500円で個室を用意してくれる高千穂のお宿で釣れる場所を聞いたところ、やはりこの前に入っていたポイントが良いとのことで、翌日もほぼ同じところから入ります。
川の麓に位置する立派な鳥居
川に降りられる階段まで設置されています
私に教えてくれた地元の釣り人いわく、ここなら大きなヤマメも狙えるとのこと。過去に地元の方のアドバイスに従って良いことはほとんど無かったのですが、バカ正直に教えられたポイントに入ってみました。教わったところで教わったとおりに大きなヤマメが釣れてたまるかとも思いながら、釣りをしてみます。
取り込むのにぐずぐずしているのに、バレないものだなと思っていると、針を飲んでいるだけでした。
この日使った本流竿
違いがわからないので良い竿なのかどうか、それはわかりません。
その後もニジマスが何匹か釣れました。
ヤマメが釣りたいのに、これはやはり地元の名人にうまく騙されたか・・・。
自分の釣りが下手くそなのを棚に上げてひとまず人のせいにすることで、私は何を守ろうとしているのだろう。
五ヶ瀬川のヤマメ渓流釣りポイントマップはこちらです。