鬼怒川温泉駅近くのニコニコレンタカーで車を借ります。
かつてのパチンコ屋に格安レンタカー屋ののぼりが並んでおり、ホッとする雰囲気を醸し出してくれています。
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川治湯元薬師の湯から
放流が盛んでニジマスが池の鯉のように大量にいることがある、この地点から川に入ります。
鯉のように群れになっているはずのニジマスは全く姿を見せません。仕方がないので近辺をウロウロします。川沿いの廃墟化した温泉街がまた雰囲気を出しています。
バブルの頃に建物を増やし、ブームの終了のおかげで朽ちてくれたのかと思うと、一時の流行りに乗せられてそれほど好きでもない彼女をいそいそと鬼怒川へと連れてきた、かつての男性諸君に感謝申し上げたい気持ちです。
坂文精肉店というキャベツメンチが特に有名な肉屋さんに寄ります。
本日2回目の川治温泉。
キャベツメンチ買いに来た! pic.twitter.com/Ex3Ez5YF70— じょーくん (@cocococo0824) October 17, 2018
釣り情報も多少教えてくれます。
購入したメンチカツを橋の上からルアーに引っ掛けてプレゼントすると、喜ばれます。
メンチカツを釣っていても釣果にカウントされないようなので移動します。
新藤原駅近くの川
小さな川を登っていきますが、魚の気配がありません。
同行者は近くの川でしっかり釣果を上げているという、できれば聞きたくない情報がもたらされます。
いらん。いらん情報やわー。
確かに私も魚はよく見かけはしますが、全く釣り上げるところまで及んでいません。なぜでしょう、一緒に釣りをしている友人が魚を釣っているのにこちらは釣っていないという事実は私を大いに焦らせ、魚を逃がすたびに睾丸を握りつぶしたくなる(男性ならご理解頂けるかと)ような感覚が私を襲います。
魚を掛けるたびに大慌てをして逃し続けること幾度か、そして時間的に最後と思われる滝壺でイワナを釣ることができました。
とりあえず一匹でも釣れてくれれば睾丸は落ち着きます。
トイレ休憩で近所の土産物屋に寄ります。
非常に営業マインドに溢れるおばちゃん店員が鮎の刺身というメニューを押してきます。
おば「鮎の塩焼きはどこでもあるけど、刺し身はないよね」
私「あぁ、そうですね。」
鮎の刺し身プッシュではこちらの財布が硬いと見ると、すぐに手法を転換させます。
おば「今日の売上目標があと900円足らないんだよ。頼むよ~。」
と泣き落としの営業手法に移行します。
私「目標値を下げれば良いんじゃないですかね。」
とは言いませんでしたが、無視してその場を離れました。観光地の売り子さんの営業手法の引き出しが増えていることを実感しました。
その他の栃木県・鬼怒川での釣り記録は以下のとおりです。