兵庫県の小田原川で丸坊主を食らった腹いせに、愛知川にやってきました。>>小田原川での釣り記録はこちら
私は釣りが下手くそですが、さらに苦手なことが「自分が釣れなかったときに大人の対応をすること」なのです。前日も帰りの車中では釣れなかった言い訳を繰り返し、地球に責任をなすりつけ、そして気がつくと翌日には計画になかった渓流釣りに出ていました。
愛知川支流・堂の後谷
方向音痴が適当な支流に入ったためどの支流だったか定かではありませんが、このへんだと思います。
アホでも釣れると言われるチョウチン毛針釣りで試してみると、イワナが釣れました。
大したイワナではないのですが、昨日大物を釣っていた同行者に自慢するべく電波を探して写真を送信します。
「おめでとう、羨ましいです!」
大してうらやましくもねぇよ、という本音を隠したメッセージ視し、さらに釣り進みます。もっと大きなイワナの写真を送るから、待ちたまへよ。
手のひらサイズと表現してみましたが、実際は手のひらより短いイワナだったことは言うまでもありません。
「毛針はぷか~っと、しっかり浮いてた方が釣れますよ」
そのアドバイスを鵜呑みにして、ついに粉状のフロータントを購入しました。これまではシリカゲルを砕いたりしてケチってきましたが、1,000円でバッチリ浮くのであれば。
毛針は浮きまくっているのですが、なかなか知人をうならせるような大きなイワナは釣れません。長いこと雨が降っていないこととか、エルニーニョ現象とか、そういうことが影響しているのかもしれません。
夕暮れもせまってきたので、大物狙いに気持ちを切り替えます。さて、大物を狙うために具体的にどのような行動をすれば良いのか、それはわかりません。気持ちだけです。
今度は縮小した手の模型か、もしくは単位を間違えているメジャーと一緒に撮影して、大物の魚を偽造してみたいと思います。