静岡駅から車で1時間走らせて、富士川と福士川の合流点から入りました。
富士川の遊漁券料金
年券 | 4,000円 |
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日釣り券 | 800円 |
現場売り | 1,200円 |
目次(スクロールします)
福士川 富士川との出会い近く
赤マークに1台分の駐車スペースがあります。近隣の方に一声かけておいた方が良いかもしれません。
アクセス | 静岡市から40分 富士市から40分 甲府市から1時間 |
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対象魚 | アマゴ |
入渓のしやすさ | ★★★★★ |
歩きやすさ | ★★★★★ |
魚の量 | ★★☆☆☆ |
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当日は奥様が対応してくれましたが、気さくな対応に好感が持てます。
福士川のアマゴのポイントはこの釣具屋よりも上流で、民家が途切れたあたりにアマゴを放流しているのだそう。
しかし釣れない男は放流されたアマゴを無視して、あえて福士川下流を目指しました。
「下流域なら富士川から入ってきた大きなアマゴが釣れるかもしれない」と、身の程をわきまえぬ行動に出たのです。
* * *
福士川と富士川の合流点近くから入渓しました。合流点の水門の横に階段があり、川に降りられます。
平坦な川ですが、ところどころに深くなっているポイントがあります。
川幅があるので竿は6メートル以上が使い勝手が良いと思い、ダイワの早春でブドウ虫と川虫を送り込み続けます。
ダイワ(Daiwa) 早春 中継 硬調硬65M 06319060
投げども投げどもこの冬たっぷりと積み上げたイメージトレーニング通りに餌は流れてくれず、思い描いていた本流アマゴが釣れることもありませんでした。
新幹線を静岡駅で降りた後、釣り場に直行するのかさわやかのハンバーグを食べに行くのか迷いましたが、
「俺はグルメ旅行をしに来たのではない、釣りしに来たんだ!」
と鼻息荒く川に直行したのに、この体たらくは何ということでしょう。
釣り人として生まれてきて、損した!
あまりの反応の無さに夕暮れを待たずして川から出てしまう、寂しい2020年の渓流釣り初めとなりました。
* * *
翌日は同じく富士川支流の相又川に移動します。大きなアマゴも釣れる支流との噂。
富士川支流相又川
アクセス | 静岡市から50分 富士市から50分 甲府市から50分 |
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対象魚 | アマゴ |
入渓のしやすさ | ★★★★☆ |
歩きやすさ | ★★★★★ |
魚の量 | ★★★☆☆ |
大きなアマゴが育つと聞いていたので豊かな森林をイメージしていましたが、このあたりは殺風景な渓相です。
岩の脇の深みを攻めるしか無さそうです。
川幅は狭いので5.3メートルの竿を使います。
水がぐるぐる巻いているところに餌を入れてじっと待つも、何の反応もありません。
こんな殺風景なところ、ヤマメも居ないよなと竿を上げてみるとあら不思議、魚が掛かっていました。
今年最初のヒットに慌ててしまい、針に掛けてからキャッチするまでに随分バタバタしてしまいましたが、無事に岸に上げることが出来ました。
「上手くフッキング出来たからだな、ふふふ」
と思っていましたが実際は魚が針を飲んでくれていたおかげでした。
魚の喉やヒレに間違えて針を掛けることが多い我が釣り人生です。
針を飲んでいましたが、プライヤーでキレイに外せたので元気に川にお帰りになりました。
タカ産業(TAKA SANGYO) V-72 先曲りミニプライヤー
顔を上げてみると、川沿いに今は営業していないボーリング場が見えます。
水色の文字で「コンピューターボーリング」と書かれていますが、人力ではなく全自動で
- ピンの整理
- スコア計算
- ボール返却
をしてくれるのは当時としては画期的だったのでしょう。時代を感じます。
一匹目はアタリを感じることもなく、まぐれで釣れてしまったため、次はしっかりとアタリを意識して釣り上げたいものです。
またもや水が巻いているところを見つけたので餌を沈めます。
1秒、反応なし。
2秒、反応なし。
3,4,5秒、反応なし。
ここに魚は居ないのだなと移動を決めると、またしても魚が掛かっていました。
さて、魚のアタリってどんなだったのでしょうか。禁漁期間中に忘れてしまったようです(では去年まではわかっていたのかと聞かれると、大変不安です)。
コンピューターボーリングのすぐ近くでは、相又峡パークというレストランが閉鎖して売り物件になっていました。
わざわざレストランに「大衆」という言葉が付いているのは、なかなか興味深いです。
お父さんが
「よーしヒロキ、週末は相又の大衆レストランに行くぞ」
と提案して来る。
気になる職場の先輩が
「ミホちゃん、今度僕と大衆レストランに行かない?」
と口説いてくる。どちらもあまり行く気がしない、何だったら侮蔑の意味合いを含んでいるような気さえしますが、当時は「高級ではない」くらいの意味合いで使われていたのでしょう。
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