前日藁科川でボウズを食らった私はムシャクシャを抱えながら大井川水系の笹間川へと移動します。
同行者も小さなアマゴを一匹釣っただけですが、ご機嫌のほどはボウズの私とは天と地ほど違います。
目次(スクロールします)
大井川水系笹間川の支流
アクセス | 島田市から1時間 静岡市から1時間 |
---|---|
対象魚 | アマゴ |
遊漁券 | 年券:3,000円 日釣券:600円 現場売:1,400円 |
管轄漁協 | |
入渓のしやすさ | ★★★★☆ |
歩きやすさ | ★★★★☆ |
魚の量 | ★★★☆☆ |
我々が釣った魚のサイズ | 平均12㎝、最大22cm |
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民宿ふくいの上流から川に入ります。
昨日と同様、チョウチン毛針で同行者の兄から釣ります。
本当は私が釣りたいところですが、「釣れていないのはそれほど前のめりに釣りをせず、撮影に集中しているからです」というポーズを取るためだけに釣りを譲る私です、浅ましい・・・。
毛針をしつこく流していますが、なかなか反応がありません。
ここには魚が居ないのでしょうか?気になったので水中にカメラを沈めると、小さなアマゴがたくさんいました。
試しにスピナーを落としてユラユラすると、着水時だけアマゴが見に来ていますが、その後は無視されています。
そう言えば友人に送ったLINEも5件ほど無視されていることを思い出します。そもそも彼らは友達と言えるのかも甚だ疑問です。
大きな淵で兄が毛針を浮かべると、ようやくアマゴが食いついてくれました。
9秒あたり、手前でアマゴが勢いよく毛針に飛び出します。
針に掛かったヤマメを他のヤマメが追いかけているのも見えます。針に掛かったヤマメが餌を追いかけていると思うのでしょうか?
小さいですがよく太ったヤマメです。
今度は私が釣らせて頂く番です。昨日、チョウチン毛針釣りでアブラハヤしか釣れなかったので、試しにルアーを投げてみます。
すると小さなアマゴが釣れてきました。
ようやく釣れたアマゴ。可愛いのでずっと眺めていたいですが、リリースします。
これで兄も私も一匹ずつ釣り上げたことになります。普通の釣り人なら「もっとサイズアップを」と考えるでしょうが、私は私の実力を知っているので、ひとまずこれで満足です。
民宿ふくいさんに朝ごはん代わりに用意して頂いたお弁当をいただきます。
しそで味噌のようなものをくるんで揚げたような品(味音痴なので情報が不正確ですみません)が絶品でした。
* * *
昼食後、再び竿を出します。
毛針に二度ヤマメが飛び出します。
大きく飛び出しているわりに、口に入っていないようにも思います。
それに対して特になんの手段も講じることなく、愚直に毛針を流し続けるとアマゴが釣れました。
梅雨の真っ只中にも関わらず、昨日も今日も雨粒1つ落ちてこない幸運に恵まれました。
しかしお昼を過ぎて雲行きが怪しくなり、ポツポツと雨粒が落ちてきました。
雨が降るとまた魚の活性が上がるのでしょうか、毛針への反応が良くなります。
また兄がアマゴを釣り上げました。
2日でたった2匹釣っただけのなのに、兄は
「アマゴって結構簡単に釣れるんだね」
などと言っています。
「でも、イワナの方が簡単だね」
と言っていますが、イワナとて3回しか釣ったことは無いはずです。子供の頃に「川のぬし釣り」というテレビゲームで釣ったイワナもカウントしているのかもしれません。
雨が降り出したので予定より早く川から上がることにします。
斜面をつたって先に兄が、後ろから私が道路側へ登っていきます。
すると、先に道路まで上がった兄が、まだ斜面を登っているこちらを振り返って、チャックをごそごそしています。
私「何してんの?」
兄「おしっこしたくなって」
彼は坂の上におり、私は坂の下にいます。彼がこちらに向かってそのままおしっこをしたら、凄惨な状況になります。
私「僕におしっこ、かかるやんか」
兄「あ、ほんまや」
冗談ではなく、何も考えずに私に珍棒を向けようとしていたようです。
徳島で自らの放尿跡に座り込んで釣りをしていた兄ですが、尿周りで不具合が多いことが判明してきました。
今回の静岡釣りを動画にまとめました
同行者である兄が、今回の釣り旅行の動画を編集してくれました。
唐突なイチロー風モノマネを動画に入れてくるなど、ふざけた編集になっておりますが、寛大な心でご覧頂ければ幸いです。
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【竿】ダイワリバティクラブ 5.3メートル
実売価格は5,000円~8,000円程度です。安いですが全く問題なく使えます。
【ライン】実売400円の安いライン0.8号
【毛針】サイズは14番くらいを使っています
チョウチン毛針釣りの方法と道具についてはこちらでまとめています。
チョウチン毛針釣りは簡単な道具と動作で楽しめるので、ルアー、フライ、テンカラなどで行き詰まった私のような釣り人にもってこいの方法です。