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おすすめウェーディングシューズランキング
【1位】リトルプレゼンツSH-04 ライトウエイト
最初の一足としても、経験者にもおすすめできるウェーディングシューズです。価格が2万円以上するウェーディングシューズが多い中、1万円程度で入手できるのは魅力です(タイミング次第で2万円前後に値上がりしている時も)。
当サイトの管理人も以前は愛用しており、フェルトが消耗して交換しましたが、それ以外には故障はありませんでした。
【こんな人におすすめ◯】よく歩く人で、足元を軽くしたい方
【こんな人には不向き✕】濡れた状態で何度も脱着を繰り返す方
参考価格 | 10,000円程度 |
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底のタイプ | フェルト |
軽さ | ◎(片足410g) |
【2位】パズデザイン ライトウェイトウェーディングシューズⅥ
15,000円とコストパフォーマンスが高く、軽さも抜群です。水を吸ったときの軽さでは1位のリトルプレゼンツ社制よりも軽く感じ、濡れた状態での脱ぎ履きもしやすい印象で、デザインも筆者は好みです。
しかし、当ブログの管理人も使用したところ、10回ほど使ったところで両足の内側の土踏まずあたりの縫製が切れてしまい、有料での修理対応になってしまいました。
歩き方や使う環境(内側に石をぶつけるか)に依って切れる人と切れない人がいるようですが、耐久性に疑問が出てしまいました。その後家庭にある手縫い糸で縫い直したところ切れなくなったので、単に最初から使われている糸に問題があるのではと思っています。
リトルプレゼンツ社製のウェーディングシューズが品切れや高額な時にこちらがおすすめです。
【こんな人におすすめ◯】濡れた状態で靴を何度か履き替える方
【こんな人には不向き✕】靴の中に石を絶対入れたくない、長く使いたい
参考価格 | 15,000円程度 |
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底のタイプ | フェルト、フェルトピン |
軽さ | ◎(片足400g) |
【3位】リトルプレゼンツミッドストリームWDシューズII ラバーソール
底がフェルトではなくゴム底(ラバー)なので、苔が少ない河川を攻める方に向いています。フェルト底は落ち葉や倒木ではほとんどグリップしませんが、ゴム底なら安定した歩行が可能です。
また、フェルト底は摩耗が早いため、山歩きのときはトレッキングシューズを、川を歩く時はフェルト底のウェーディングシューズと使い分ける方もいますが、ゴム底のシューズなら一足で済みます。
【こんな人におすすめ◯】源流指向で軽量性を求める方
【こんな人には不向き✕】中流域で釣りをすることがある方
参考価格 | 13,000円程度 |
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底のタイプ | ゴム底 |
軽さ | ◯ |
【4位】フォックスファイヤー コンターラインWDシューズ
やや高額な価格設定になっていますが、オレンジ色のデザインは渓流で一際目立ちます。強みは見た目だけでなく、擦れやすいつま先部分をPVC素材でカバーしているので耐久性にも優れています。
【こんな人におすすめ◯】シューズのタフさとデザイン性を求める方
【こんな人には不向き✕】手頃な靴から試してみたい初心者の方
参考価格 | 20,000円程度 |
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底のタイプ | フェルト |
軽さ | ◎(片足420g) |
【5位】パズデザイン キャンバスウェーディングシューズ
足首は楽だがホールド性が低いので長時間の歩行や遡行には不向き。
【こんな人におすすめ◯】足元の安定した釣場でスタイリッシュに履きたい方
【こんな人には不向き✕】遡行主体で長時間歩く方
参考価格 | 9,000円程度 |
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底のタイプ | フェルト |
軽さ | △ |
靴とウェーダーがセットになっているものもあり、より安価に購入できます。
渓流釣り用ウェーディングシューズの種類と選び方
渓流釣り用ウェーディングシューズの3つの種類と、選び方についてご説明します。
渓流釣り時の靴底の選び方
現在のウェーディングシューズの種類は3つあります。
- フェルトタイプ
- フェルトスパイクタイプ
- ゴムタイプ
フェルトタイプのウェーディングシューズ
靴底がフェルトになっており、渓流のどの場面でも普遍的な性能を発揮します。
フェルト底のウェーディングシューズ
フェルトの繊維が岩肌を噛むことで滑りを防ぐタイプで、多少石の表面に苔があっても踏む力によりフェルトの繊維が苔に食いつき摩擦力を稼ぐので滑りにくくなります。
あらゆる環境や使用者にマッチするのでまずはフェルトタイプを基準に選ぶことをおすすめします。
フェルトスパイクのウェーディングシューズ
フェルトとスパイクのいいとこどりを目指したタイプがフェルトスパイクタイプです。
フェルトスパイク底
スパイクにより岩を引っ掻く抵抗を作り出そうと言うもので、一見死角が無さそうなこのタイプですが、条件によってはかえって滑りやすくなります。
滑らかな岩肌のエリアではスパイクが効きにくかったり、苔の生えやすい比較的水温の高いエリアの場合などは、踏む力によってフェルト繊維が苔に食い込もうとするのをスパイクが止めてしまったりするので、エリアの状況に合わせてチョイスする必要があります。
また、スパイクの分少しだけ重くなります。
長所としてはフェルトの減りが軽減されて耐久性が上がる事で、特につま先や踵の減りを軽減でき、つま先だけすり減ったりするのを抑制出来たりします。
角岩の立った岩質のエリアや舗装路を歩く場面が多いエリアなど、底へのストレスが多い場面向きかと思います。
ゴム底のウェーディングシューズ
ゴム底タイプの中でも二系統あり、一般的なラジアルタイプと、アクアソールやステルスソールと呼ばれるタイプがあります。
ラジアルタイプは砂利底などに使えますが、日本の渓流ではほぼ使える場所が無いと言えます。
ゴム底タイプでも、アクアソールやステルスソールと言う部類は日本の「沢登り」と言う分野で発達してきました。
こちらのソールはゴムでも全く違う素材で、苔の多い、水温が高めの河川は苦手ですが、遡行主体の水温が低い渓流や源流では威力を発揮します。
とはいえ、道具としての習熟度が必要になるので初心者向けではありません。
以上を踏まえると、初心者向けの靴底タイプのお勧めは、圧倒的にフェルトタイプです。
ウェーディングシューズのサイズと靴下
ウェーディングシューズの下には冷えを防止するネオプレンソックスを履くのが一般的です。
靴下よりも厚手になるのでシューズのサイズは普段のものよりも0.5cmほど大きめになります。
ウェーディングシューズを履くときには、普段履く靴下ではなく渓流釣りの時に使用するソックスを履いて試し履きすることをおすすめします。
アマゾンなら無料でサイズ交換が出来るだけでなく、試し履きをして「気に入らなければ全額返金」もできます。
ズボンは何を履くの?
最初は乾きやすいスポーツウェアで十分だと思いますが、より動きやすさと保温性を高めたい場合は沢登りの人が愛用するようなスパッツにハーフパンツを合わせます。
私はアマゾンで人気だったのでこの商品を使っています。ワンサイズ小さめという意見が多かったですが、私は172センチ60キロですが足が短いのでMサイズで丁度でした。
さらに源流で激しいアップダウンをするスタイルの方は、膝を保護するためにゲーターと呼ばれるものを装着します。
私はこれを使わないので何度も膝を打って悶絶した経験があります・・・。
シューズの紐の扱いに注意
ウェーディングシューズは、しっかり結んでも歩いている途中で解けてくることが多いので、結んだあとの紐をきちんと内側にしまいこんだり、輪っかの部分をもう一度結ぶ必要があります。
面倒臭がってちょうちょ結びにした紐を野放しにしておくと、逆側の足で踏んづけて前につんのめることがあり、平地ならまだしも、危険が多い渓流では命取りになってしまいます(何度もやらかしました)。
渓流釣りに関する道具選びの記事一覧はこちらからどうぞ。
アウトドア用品店で14年間、販売員をしておりました竹内と申します。現在は長野でフリーのカメラマンをしております。店頭だけでは商品選びやその良さを伝えきれないという思いがいつもあったので、このサイト上で思い切り書かせて頂きます!
フライフィッシングは1985年から続けており、2017年からはテンカラもたしなんでおります。