自他共に認める渓流ルアー初心者である私が、おすすめの渓流ミノーランキングを作成してみました。
目次(スクロールします)
渓流釣りミノーのおすすめ比較表
代表的な渓流ミノー5つを表で比較しました。
名前 | 一言 | 価格相場 | 沈み | 飛距離 | 泳ぎの強さ | 泳ぎの安定 |
---|---|---|---|---|---|---|
【1位】シルバークリークミノー50S | 安価で泳ぎも安定 | 900円 | 普通 | ◯ | 地味 | ◯ |
【2位】リュウキ50S | 泳ぎ安定だが泳層浅い | 1,100円 | 普通 | ◯ | 地味 | ◯ |
【3位】Dコンタクト50 | 上流に投げる時に | 1,600円 | 速い | ◯ | 派手 | △ |
【4位】奏50 | 派手に泳がせたい時に | 1,400円 | 普通 | △ | 派手 | △ |
【5位】Drミノー | 生活が苦しいときに | 800円 | 普通 | △ | 地味 | △ |
私の意見だけでは心許ないと思いますので、ルアーマニアや利用者の意見も取り入れてみました。
おすすめの渓流釣りミノーの紹介
1位 シルバークリークミノー
コスパが良く、入手もしやすいです。私のように、何を使ったら良いかわからない釣り人はシルバークリークだけ持って出かけても良いのでは無いでしょうか。
最初に渓流用ミノーを購入するなら、これがおすすめです。メリットは3つです。
- 900円前後と安い
- 流れの中でも泳ぎが安定
- 投げやすい
900円前後と安い
私のようにキャストミスや根がかりでルアーをなくすことが多い釣り人にとって、安いルアーは強い見方です。
例えばDコンタクトもよく釣れるのですが、1,700円とシルバークリークミノーの倍ほどの値段なので、根がかりしたときに自分の命を賭して回収に向かってしまうことがあり、とても危険です。
トラウト系だと2,000円以上するミノーもありますが、自分の命より高額なルアーを使ってはいけません。
流れの中でも泳ぎが安定
渓流でミノーを使う時に最も苦労するのが、下流に投げたミノーを引いてくる時に、ミノーが水の流れを受けて倒れたり、水面から飛び出したりすることです。
しかしシルバークリークミノーは上流に向けて引っ張っても安定して泳いでくれます。(Dコンタクトはすぐ倒れます)
投げやすい
シルバークリークミノーは同じサイズのミノーと比べても飛距離を出しやすく、狙ったところに投げやすい印象があります。(私のリュウキはしょっちゅう対岸に乗り上げていますが。)
一方、シルバークリークミノーの弱点は2つです。
弱点①泳ぎが地味
泳ぎが安定している分、上流側に投げて引いてくる(アップクロス)場合に泳ぎが弱くなりがちです。なので上手な人はリールを巻きながら小刻みにロッドを震わせています。
弱点②リップが弱い
私はルアーを投げる度に対岸に落ちたり壁にぶつけたりするのですが、シルバークリークミノーはリップが弱いのでその時に折れることが他のミノーと比べて多いです。
シルバークリークミノーのレビュー
渓流ルアー経験者の中で「シルバークリークミノーがおすすめ」と答えてくれた方々の口コミを紹介します。
【おすすめ渓流ミノー】シルバークリークミノー44s
【利用シーン】上流へ投げて引きたい時。 スプーンなどにスレた時に多用します。
【感想】投げやすく、強い流れの中でも安定しています。サイズが小さくてもボリュームがあるので同じクラスの他のミノーよりアピール力があります。カラーバリエーションも多くあらゆるコンディションに幅広く対応出来るのもシルバークリークミノー44sの魅力でもあります。
【おすすめ渓流ミノー】シルバークリークミノー50S
【利用シーン】上流に向けて投げる時。深くても瀬でもシェイキングしながら誘うとよく釣れます
【感想】優れている点
①900円前後と安い(これが一番です)
②よく沈むので、深い淵の底も探れる。遠くのポイントも狙える
③動きがいい、バランスがいいので難しいアクションをしなくても釣果が望める
2位 リュウキ50S
かつてはブログ運営者も愛用していたリュウキですが、値段が1,100円と微妙に値上がりしたこと(かつては税込み1,000円くらいでした)と、シルバークリークミノーが登場してからほとんど使わなくなりました。
リュウキもタイプとしてはシルバークリークミノーと同様で(投げやすい、泳ぎが安定、泳ぎが地味)すが、違いはシルバークリークミノーより泳ぐレンジが浅いことです。
渓流魚はほとんどの場合川の底付近にいる(上層にいると鳥などに襲われる)ため、よく潜るシルバークリークミノーの方が釣りやすいように感じます。
しかしシルバークリークミノーが手に入りにくかったり、リップの強度が欲しい人にはリュウキがおすすめです。
渓流ミノー利用者の口コミも見てみます。
【おすすめ渓流ミノー】スピアヘッドリュウキ50S
【利用シーン】最初の一投目に投げるのがリュウキです。
【感想】以下が強みと考えます。
・扁平低重心が生み出すキレの良いアクション
・ウエイトがあるので良く飛ぶ
・流れの強いポイントでも倒れない
・キャスト後の立ち上がりが良い
・カラーが豊富
・高くない値段
【おすすめ渓流ミノー】スピアヘッドリュウキ50S
【利用シーン】常に使っています。
【感想】色気を出してDコンタクト、Dインサイト、ラパラなども使いましたが、結局スピアヘッドリュウキを使っています。
3位 Dコンタクト
Dコンタクト50は飛距離を出しやすく、上流側に投げて巻いて来る時にリュウキよりも強くアクションしてくれます。
さらにトゥイッチでの反応も良いです。
但し、アクションが大きいため下流側に投げて水の流れに逆らって引く場合にはリュウキやシルバークリークミノーなどの他の渓流ミノーより不安定に感じます。
値段が高い
値段がすごく高いので僕は使いません。
嘘です、釣り場で拾ったDコンタクトを大事に大事に使っています。
Dコンタクトの利用者レビューです。
【おすすめ渓流ミノー】Dコンタクト50S
【利用シーン】上流に向かって投げ、トゥイッチをかけて誘う
【感想】深さがあるポイントで使えるルアーです。シンキングタイプの強みとしてカウントダウンで幅広いレンジを探る事ができます。
【おすすめ渓流ミノー】Dコンタクト50S
【利用シーン】流れの弱いダウン、とろ場や淵で
【感想】圧倒的な平打ちでアピールが強いです。短い移動距離でひらひら動くので魚を引き出してくれます。ほかのミノーやスプーンをひとしきり通しても無反応だったり、何度か追ってくるのに食わないときに活躍してくれます。
4位 奏シンキング
カナデ50シンキングは、ゆるい流れや止水でもしっかり泳ぎ、重さがある上にリップが大きいのでDコンよりもさらに深い層を通せます。
リップが大きくて水の絡みが良い反面、空気抵抗を受けやすく飛行姿勢が安定しにくいので、キャストがやや難しく、ダウンではリュウキほど泳ぎが安定しません。
アクションが大きいのでニジマスよりはヤマメ・イワナに良いと思います。滝壺など深みがあるところで激しく泳がせる→沈めるを繰り返すと、狂ったように食いに来ることがあります。
5位 Drミノー
全国的に流通している渓流ミノーで最も安く、800円ほどで購入できます。
流れに逆らって引くと泳ぎが安定しませんが、アップであれば問題なく使えます。
「Drミノーしか買うカネがない」と言う場合には、アップでの釣りしかしない。
そういう考え方も有ると思います。
Drミノーの口コミです。
【おすすめ渓流ミノー】Drミノー50
【利用シーン】渓流到着後の一投目に
【感想】なんと言っても価格が安い。これなら、根掛かりして無くしても最悪納得できる価格帯。 あとは、キャストして流して巻いているだけで食いつくので その日の食いつきをチェックするには良いです。
【おすすめ渓流ミノー】Drミノー50
【利用シーン】アップで投げて巻いて、ここぞという場所でトゥイッチ
【感想】900円程度というコストパフォーマンスと、見た目のリアルさで自分のモチベーションが上がる。細身なのでキャスト精度が高く、その割に動きも大きいです。
渓流釣り用ミノー選びのまとめ
改めて5つのミノーの比較表を記載します。
名前 | 一言 | 価格相場 | 沈み | 飛距離 | 泳ぎの強さ | 泳ぎの安定 |
---|---|---|---|---|---|---|
【1位】シルバークリークミノー50S | 安価で泳ぎも安定 | 900円 | 普通 | ◯ | 地味 | ◯ |
【2位】リュウキ50S | 泳ぎ安定だが泳層浅い | 1,100円 | 普通 | ◯ | 地味 | ◯ |
【3位】Dコンタクト50 | 上流に投げる時に | 1,600円 | 速い | ◯ | 派手 | △ |
【4位】奏50 | 派手に泳がせたい時に | 1,400円 | 普通 | △ | 派手 | △ |
【5位】Drミノー | 生活が苦しいときに | 800円 | 普通 | △ | 地味 | △ |
最初の渓流釣りであれば、まずは安価でバランスの良いシルバークリークミノーを3つほど持って出かけてみることをおすすめします。
僭越ながら、私が渓流でのルアー釣りについて書いた記事はこちらです。