2021年12月と、2022年12月にビワマスを釣り上げることが出来ました。
その釣り方をご紹介しようと思いますが、偶然3回だけルアーが口に掛かったというレベルであり「この方法で釣れる」と言い切れるような手法を見つけられたわけではありません。
しかしその頼りない経験も、未だビワマス釣りをしたことが無い方には何らかの情報になりうると思い、その時使ったタックルとルアーの泳がせ方を記載したいと思います。
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ビワマスの口をルアーでかすめる
ビワマスを次々に釣り上げていた方にお聞きしたところ、ルアーサイズよりルアーカラーより、これが最も重要なのだそうです。目の前とはビワマスの顔の周辺10センチ程度のことで、極端に言えば口をかすめるような通し方を出来るかが重要とのことでした。
下のシチュエーションでは前方に大きなスペースがあったので、遠くにフローティングミノーを投げて、ゆっくりミノーを寄せながら魚の目の前までルアーを運んできます。
上の動画では狙ったビワマスの目の前でルアーを鋭く動かして釣りましたが、鋭く動かさずにゆっくり横切らせる方法が良い時もあるそうです。
私はこれまでビワマスの周辺1メートルくらいの範囲に通せればチャンスがあるのだと思っていましたが、口の周辺10センチを意識するようになった途端に釣果が変わりました。
この時は水深が浅かったのでフローティングミノーで釣りました。
次の動画のように奥にアシがある場合には、フローティングミノーで眼の前を通すのは難しいので、シンキングミノーやスプーンなど沈むルアーが良いかと思います。
釣れるビワマスの見つけ方
ビワマスは魚体が大きく見つけやすいので、まずは魚が居る場所を目で把握してから釣る「サイトフィッシング」が効率が良いのではと思います。
その中でも、流れが早いところにビワマスが居る場合には魚の口元をかすめるのが難しくうっかり体に引っ掛けてしまったりもするので(私もやらかしました)出来れば流れがゆっくりのところにいるビワマスの方が釣りやすいかと思います。
ビワマス釣りのルアー
大きなサイズの方が良いと言われることがありますが、「口の横を通せるのであればルアーは4センチほどの小さいサイズでも良い」と現時点では思っています。
今回ご紹介しているのはビワマスもこちらの姿を確認している状態での釣りですが、ビワマスがこちらの姿を見つけていない場合には、もう少し広い範囲のルアーに攻撃してくれるようです。
ですので、ビワマスが人の姿を見ていない状態であれば大きな目立つルアー、例えば20センチほどのバス釣り用のビッグベイトを流す手法も有効では無いかと思いました。
タックル
私がビワマス釣りで使ったタックルです。これがベストであるとは思いませんので、あくまで参考程度に留めて頂ければ。
- 6フィートのライトロッド
- 2000番のスピニングリール
- 0.6号のPEライン
- 8ポンドのナイロンリーダー
※もちろんPEラインは使わずにナイロン直結でも良いと思います。
キャスト精度は重要(泣)
5メートルほどのキャストを何度も繰り返す技術が求められ、私はご想像の通り何度も失敗して対岸に引っ掛けてしまいました。
しかし回収に行くとビワマスが逃げてしまうので、ルアーの位置を確認して一度ラインを切り、釣りが一段落した後で回収するのも手だと思います。
以上が私がビワマスを釣り上げた方法です。我ながら何ひとつ法則のようなものが見いだせておらず驚いていますが、誰かの参考にでもなれば幸いです。
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