滋賀県西部の漁協無し河川でイワナ・アマゴを探す

投稿日: 2021-08-29更新日:

アマゴが生息しているという情報をどこかで聞いたような・・・という頼りない記憶を元に、漁協が無い滋賀県の河川にやってきました。(但し漁協が無くても10・11月は釣り禁止です)

 

アクセス 大津市から30分
京都市から1時間
大阪市から1時間半(高速)
遊漁券 無料
管轄漁協 無し
入渓のしやすさ ★★★☆☆
歩きやすさ ★☆☆☆☆
魚の量 ★★★☆☆
魚のサイズ 平均15㎝、最大20cm

 

ここは漁協が無く、希少な天然のトラウトが生息する可能性のある河川なので具体的なポイントは有料記事のみで公開しております。しかし、堰堤が多くおすすめできない河川なので、購入されない方が良いかと思います。

* * *

雨続きだったにも関わらず河川は透明度が高く、白い石の上をサイダーが流れているようです。きっと妖精のように白くて美しいイワナが飛び出してくるはずです。

水面に毛針を浮かべていきますが、イワナやアマゴどころかアブラハヤさえ食ってきません。

試しに水中にカメラを入れてみますが、やはり魚は全く映り込まず、どこを見ても魚を入れ忘れた水槽のような景色が広がります。

それでも水がある限りは魚がいる可能性はあるはずです。

そしてこのように深場が少ない河川であれば、堰堤の下には必ずや魚がいるでしょう。

かつて宮崎の椎葉で出会ったベテランの釣り人は「毛針を普通に流してダメなら上流に向けて引っ張ったり、横切らせても良い。これが意外と釣れるぞ」と教えてくれました。

堰堤の下で毛針を上流に向けて引っ張っていると突然、

「ぐぐぐぐん!!!!」

と鋭い反応が返ってきました。

慌てて竿を上げましたが、魚は針に掛かっていません。

「おかしい」

もう一度同じように繰り返すと、やはり先ほどと同じ生命感が伝わってきました。

少し落ち着いて竿先を見てみると・・・。

 

滋賀県西部天然イワナ釣り

 

なんと堰堤から落ちてきた水が竿先に当たって、まさに魚のような(?)鋭い感触を手に伝えていただけでした。

・・・。過去にも何度か同じ過ちを犯した気もしますが、毎回フレッシュな気持ちで騙されてしまいます。

 

それでもまだ魚が生息していないと決まったわけではありません。わずかな望みをかけて上流に上っていくと、見慣れない光景がありました。

 

滋賀県西部天然イワナ釣り

 

川のど真ん中に樹木がにょきっと立っています。

どれほど湿気に強い樹木であったとしても、川の中から生え続けることはあまりないと聞いたことが有り、とすると雨が続いて一時的に川になっているだけで、普段は川など存在していない可能性もあります。

 

ところで、魚が釣れなかった場合に真顔で

「この川、魚が絶滅したんとちゃうかな?」

と言い放つ人がいます。

「アホか。」

己の腕の無さを棚に上げ、魚が釣れないのを生息の有無になすりつけるなど愚の極みである。そう思っていた私ですが、今日こそは本当に

「魚が絶滅したんだな。」

と確信してしまうのでした。

魚が居ない川で釣りをしても仕方がありません(生息していないことにしました)。ヒマを持て余して水温を測ってみると、まだ午前10時にも関わらず19度を指しています。15度前後が適温と言われるトラウトには灼熱地獄に感じられることでしょう。

「水温が高いときには、水が冷たい支流に入るとええぞ」

かつてある釣り人が言っていたことです。試しに近くの支流で水温を測ってみると、なんと14.5度と先ほどより5度も低い数字を示しています。

これは釣れたも同然!と毛針を浮かべてみるも・・・そう簡単には行かず、何の反応もありません。

先程は魚の姿も気配も感じませんでしたが、この支流では上流に向けて歩いていく間に、魚が逃げていく気配が足元から感じられます。

魚の存在は確認できたのだから、釣り方を工夫してなんとか釣り上げるのが釣りの醍醐味と言うものでしょうが、魚の姿をしっかり目視しておきたいという願望を抑えられず、禁断の水中カメラを持ち出します。

堰堤の下をのぞいてみると、イワナがいました。

滋賀県西部天然イワナ釣り

 

これほど浅い場所であれば、毛針を浮かべれば必ずこのイワナの視界に入るでしょう。しかも餌の少ない源流域ですから、何でも口に入れるはずです。

水面を割るイワナの予感(もはや確信)を抱いて毛針を浮かべると・・・。

何の反応もありません。気付いていないのかと思って毛針を水面でトントン跳ねさせたり、引きずってみたりしますが何の反応もありません。

「なるほど。」

私の浅い経験で言えば、ヤマメが餌を採る守備範囲が広いのに対し、イワナは自分が決めた範囲以外の餌には飛びつかない、野球選手で言えば大御所のサードのように頑固な印象があります。

やはり自然相手ですから、仕方がありません。蓼(たで)食う虫にも、虫食うイワナにも気分があるというものです。

毛針を一通り流した私はイワナの守備範囲を確認すべく水中でカメラを回し、それを確認してみます。

水中の餌にしか興味を抱いていないという決めつけで自分を守っていましたが、このイワナは軽々と水面に顔を出していました。

「見なければ良かった・・・」

釣れなかった言い訳を失った私は、さらに上流を目指します。

 

イワナが水面に出てくる様子は確認できましたが、それでも毛針で釣れる自信がどうにも沸かないので、延べ竿からルアーロッドに持ち替えてルアーを投げてみると、なんと釣れました。

 

滋賀県西部天然イワナ釣り

 

結局この一度しか魚の反応を得ることは出来ませんでしたが、大満足で釣りを終わりました。

* * *

漁協が無く、希少な天然のトラウトが生息する可能性のある河川なので具体的なポイントは有料記事のみで公開しております。しかし、堰堤が多くおすすめできない河川なので、購入されない方が良いかと思います。

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