渓流釣り用に買うべき道具はこれだけ
渓流釣りを始めるにあたって絶対に購入しなければいけないものだけを厳選すると、この4点だけです。
- シューズ
- 竿
- 糸
- 毛針
私が渓流釣りをしたことがなかった大学生の頃は、書籍・ネット・釣具屋さんで紹介されていた道具(ダサいフィッシングベスト、スカした偏光グラス、魚をすくう網など)を全部買わないといけないのかと気が遠くなっていました。
しかし渓流釣りを少しかじった今、持ち前のドケチな性格をフル活用して最低限の道具だけを厳選した結果、この4点だけだということがわかりました。
釣具メーカーさん、釣具屋さん、まとめサイトにいたるまで、高い商品を数多く買ってもらったほうが売上が出るため(このサイトも、紹介した商品が売れれば手数料が入ります)、どうしても高い道具をあれこれと紹介しがちです。
私も貧乏なお金大好きなニートですので、余計な商品を紹介したい気持ちが今も満ち溢れていますが、心を鬼にして(?)必須かつ安い道具だけを紹介したいと思います。
シューズ
以下に該当する方は、専用のシューズすら必要無いので、読み飛ばしていただいて良いです。
「気分だけ味わいたいので、魚は釣れなくても良い」
「一緒に行く女子に釣りしてる俺の後ろ姿だけを見せたいんだ(←うらやましいぞ!)」
渓流の川底は苔(こけ)がついていてとても滑りやすく、うっかり滑って転んで頭を打ったり溺れると死に至ることがあります。
従って苔が張り付いた石の上でも滑りにくい、フェルト底の靴と腰までの防水ズボンがセットになったウェーダーが必要だと思います。
ウェーダーのおすすめと選び方はこちらの記事でもご紹介しています。
購入すべき釣り道具
釣り道具は竿、糸、毛針の3点だけです。
渓流での釣り方は、
の5つになるかと思いますが、道具の少なさと釣りの簡単さで言えば⑤チョウチン毛針がダントツだと思うので、ここではチョウチン毛針釣りに必要な道具だけをご紹介します。
他の方法で釣りたい方は上記のリンクを参考にしてください。
チョウチン毛針釣りの道具をご紹介します。
竿
以前、拾った木の枝で釣りを試みましたが惨めな思いをしただけでした。
ここはケチらず、釣り竿を用意することが重要です(当たり前)。
竿は4メートル以上の竿であれば釣りにはなると思います。
使用したことが無い竿ですが、4,000円で購入できる竿がありました。
長く使えるかどうかは疑問ですが、1回で渓流釣りを終了する可能性がある方はこれくらいで良いと思います。近所の釣具屋で買う場合には「4.5メートル以上で、一番安いのべ竿ください!」
と言ってみましょう。ヤマメ・イワナ用ではない、例えば「ハエ・ハヤ用」などでも十分使えるはずです。
糸
0.4号~2号くらいの、他の釣り方で既に使っているラインがある場合はそれで構いません。
新しく購入する場合は0.8号の安いナイロンラインで良いと思います。
毛針
蚊より一回り大きい程度の毛針であれば、何でも釣れると思います。
そう言われても選びにくいという方は、大きさは#14のカディスかパラシュートを選ぶと良いと思います。
これで道具選びは完璧です。
チョウチン毛針釣りの釣り方と道具はこのページでご紹介しています。
渓流釣りに必須だけど買わなくて良いもの
渓流釣りに無くてはならないものだけれど、既に家にあるので改めて購入する必要が無いものをご紹介します。
- 防寒着
- カバン
- はさみ
- スマホ
防寒着
ヤマメやイワナが生息するのは主に標高300メートル以上の山のため、平地より3度~7度程度寒いことを想定します。
さらに、ウェーダーを履いていても水の冷たさは伝わってくるので、体感では日常よりも10度以上寒いと思って服装を準備する必要があるかと思います。
上着はレインウェアやスポーツ用のウェア、それが無ければ寝間着でも作業着でもスーツでも、汚れて構わない長袖の服であれば釣りは可能です。
道具を入れられるので、蓋付きのポケットが有る上着があれば尚良いです。
カバン
リュック、ポシェット、ナップサックなど、両手が空くカバンが良いと思います。
私は飲み物と釣具だけでなく、食料、防寒着などを多めに入れておきたいので、リュックを使っています。
はさみ
家の文房具入れに入っているはさみで大丈夫です。
スマホ
渓流釣りで最も怖いのは水没リスクと遭難だと思いますが、遭難防止に役立つのがスマホです。
勝手に断言してしまいますが、渓流釣りは人生で最も楽しい時間なので、釣りをしていると時間を忘れ、気がつくと駐車場までの道がわからない、電話で救助を呼ぼうにも電波がない・・・。というケースに何度も遭遇します(少なくとも私は)。
そういった場合はグーグルマップが活用できます。電波が入らない状態でもマップが現在地を示してくれるので、道路への道のりの目安がわかります。
ただし、電波が無い状態でも現在地は示せても肝心のマップが見えません。従って、電波が入るうちに下記のように航空写真を表示し、拡大しておくと良いと思います。
茶色になっている部分は道である可能性が高いので、茶色をたどって車の方へ進みましょう。
手袋
道路から川へ降りる際に両手を使って木や岩をつかむことがあるので、もしあれば手袋や軍手があると良いと思います。ただ、険しい川に入らなければ、無くても何とかなります。
まとめ
魚の口から針を外すためのペンチなども必要な道具に入れるべきか悩みましたが、無くても釣りはできると思うので思い切って省略させていただきました。
ヤマメ・イワナ釣り場はこちらのページでご紹介していますので、参考にしてください。
渓流釣りにおすすめのシーズンはこちらでご紹介しています。