今年から管釣りでのルアーフィッシングをスタートした初心者です。まだ一定の速さでリールを巻くことに苦労している段階ですが、ビギナーならではの視点で道具選びや釣りの方法を書いていきます。
ヤマメはサケ目・サケ科の魚で、イワナと並ぶ渓流釣りの人気ターゲットです。今回はヤマメの特徴について紹介します。
特徴
分布
天然での分布は北海道、東北、関東、瀬戸内海に面した九州の一部。近年は放流により生息域が広がっています。
その他の地域にはヤマメとよく似たアマゴという魚が生息しています。
引用:遠山郷観光協会サイト
見た目
体長は最大で30cmほどですが、海に降ると60cmを超えることもあります。海に降りたヤマメはサクラマスと呼ばれています。
ヤマメはサクラマスが海に降りずに淡水で生息している姿です。背中側が抹茶色から薄緑色をしていて、体側は銀色をしています。
淡青色のパーマークと呼ばれる大きな斑点があり、体の側面に並んでいる楕円形の斑点のことです。(下記画像参照)
このパーマークは成長してサクラマスになると消えてしまいます。
尾びれの付け根アタリにアブラヒレと呼ばれる、サケ科特有の小さなヒレがあります。(下記画像参照)
引用:日本海学推進機構
ヤマメとよく似た魚で、アマゴがいます。ヤマメとアマゴの見分け方として、アマゴには体中に朱色の小さな斑点があることで区別することができます。(下記画像参照)
ヤマメの生活
ヤマメは肉食性の魚で、水生昆虫や水に落ちて来た陸生昆虫、小魚を食べます。産卵期は秋ごろで、9月~10月がメインです。
ヤマメの卵はいわゆるイクラと同じような形をしていますが、色は透明です。食べるエサによって色が変わり、海に降りてエビを食べるようになると、オレンジ色になります。
ヤマメは生物的にアマゴと似ているため、放流によってヤマメとアマゴが生息するようになった場所では交雑種がいることがあります。
交雑種は卵を産む能力がないことがあり、その場合は体のサイズが非常に大きくなります。
生息場所
主に河川の上流域に生息し、冷たい水を好みます。渓流のような風貌を保つ河川では、中流域あたりでもヤマメを確認することができます。
同じ上流域に住むイワナとは住み分けをしていることが多く、イワナが源流や渓流域、ヤマメがその少し下流あたりに生息しています。
湖でもヤマメの姿を確認することができ、その場合は湖を海と見立ててサクラマスのように大きく成長する個体もいます。
釣り方
ヤマメは渓流釣りの人気ターゲットで、エサ釣りやルアー釣りで釣ることができます。
エサ釣りの場合はミャク釣りと呼ばれる方法で、イクラやクロカワムシをエサに使います。ヤマメが潜んでいそうなところにエサを上手に流すのがポイントです。
ルアー釣りでは主に小魚を模したミノーが多く使われます。引いてくるスピードやアクションを変えてヤマメの反応をうかがってみてください。
最近ではヤマメは管理釣り場に放流されていることも多く、渓流に行かずとも手軽にルアーで釣ることができます。
食べ方
ヤマメの食べ方としては塩焼きが定番です。
焚火を使って塩焼きを作る際は、火が勢い良く燃えている時ではなく、熾火と呼ばれる火がほぼ出ておらず薪が赤く光っているような状態で、じっくりと焼くとおいしく作ることができます。
こうやってジワジワ焼くと鮎より香ばしく美味しいですよ! pic.twitter.com/lcS1fNXKcy
— 山と釣りと時々お花 (@tozanfish) June 7, 2020
ほかの食べ方としてはムニエルやフライといった食べ方があります。
今年から管釣りでのルアーフィッシングをスタートした初心者です。まだ一定の速さでリールを巻くことや、狙った深さにルアーを通すことに苦労している段階です。管釣りデビューの際、道具の扱い方に慣れずに先輩のルアーを2つなくしてしまったことが申し訳なく、それから必死で道具選びや扱い方を勉強しました。ここではビギナーならではの道具選びや釣りの方法を書いていきたいと思います。