愛知川の八風谷
赤マークのところに3台ほど駐車できるスペースがあります。
釣りが上手で同行する度にみじめな思いにさせてくれる中森くんと愛知川にやってきました。
愛知川は透明度が高くてイワナなど居付きそうにも無い川ですが、愛知川上流漁協さんがせっせと放流してくださっているおかげで(土嚢をかついだ陸軍歩兵の訓練のように、卵をよいしょをかついで上流まで歩いて放流してくださっているのだそうです。)
この日は私がガイド役として川を案内しますが、先を行かせるフリをしてこそこそと竿を出します。
しかし、この日も一匹目を釣れてきたのは憎き同行者でした。
川を訪問したのは2020年5月。ちょうどコロナウイルス流行により在宅ワークとなっていた影響で、同行者は在宅中に仕事もせずにキャストの練習をし続けていたそうです。
その成果が出ているのか、卓球のバックハンドのような動きで(投げ方の呼称は不明)低い弾道でどんどんルアーをポイントに入れて行きます。
そしてイワナを引き出します。
私は難しい動きの無いチョウチン毛針釣りで対抗します。
右下に見えるイワナが毛針に食いつきます。
が、あわてて早めにアワセてしまう癖が抜けず、イワナを釣り逃してしまいます。
ようやく釣れてきたのはわびしいサイズのイワナです。
でも飛び上がるほど嬉しいです。
入渓しやすい川なので、釣り人は多いようです。
この日もはっきりした足跡を見かけました。
でもイワナも多いです。
大きなイワナがひそんでいそうな、大きな堰堤に来ました。
同行者がルアーをキャストすると、イワナが追って来るのが見えますがなかなか食ってくれません。
これはイワナがルアーをつつくも、針にかからなかったシーンです。
そろそろ最後のキャストになるかなと思った頃、同行者がルアーを投げた直後にリールで糸がごちゃごちゃになるトラブル(バックラッシュ)が発生しました。
どうやら向かい風が強いらしく、上手投げで遠投しようとするとトラブルになりやすいのだそうです。
まぁそういうこともあるよ、ガッハッハとなぜか勝ち誇った気持ちで慰めていると。
釣れてる?!
ライントラブルを修復して、ルアーを回収してみたらイワナが付いていたのだそうな。
そんなことが合って良いのか!
憤懣やるかたない気持ちで愛知川の別支流である佐目古谷へ移動します。
* * *
※以下は2017年5月の釣り記録です
ここは放流量が多いのか、イワナは多いです。水面の餌を追いかけているようですが、私の毛鉤だけは見事に無視してくれます。
これまでキャッチアンドリリースで良い人ぶってきましたが、本日釣れたイワナはタンパク源として利用させて頂きました。
現場でお腹から出てきたイワナの内蔵を再利用すべく、うんこ入りの腸管を餌にすることにしました。
毛鉤の毛くらい外せと叱られそうですが・・・。
アブラハヤの泳がせ釣りでスレた大ヤマメを反応させた記憶が蘇りましたが、なんかちょっと可哀想という今更ながらの仏心が芽生えたため、アブラハヤを一匹釣っただけで終了といたしました。