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大物に期待できると聞いていた緒方川と玉来川では肩透かしを食らった私は、穂積さんが教えてくれた確実に小物を仕留められるという奥岳川に移動しました。
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【入渓ポイント】大野川水系奥岳川の滞迫峡より
広い駐車場があります。
穂積さん、どうして奥嶽という土地が一風変わったヤバい場所だと事前に教えておいてくださらなかったんですか?
「田んぼ横に、変な垂れ幕がかかっているから気をつけるように」
そう言っておいてくだされば、晴天の下で立ちすくむこともありませんでしたのに。
一本道に突然現れた横断幕は、黒背景に白抜きの文字、青・黄・赤というおどろおどろしいデザイン。「奥嶽」という文字の強さも相まって、奇妙どころではありません。
柳田國男先生であれば、1ヶ月ほど泊まり込みで調査を行ったことでしょう。
何とか横断幕をやり過ごして現場に到着した私は、貴方の言葉がウソで無いことを知りました。
素晴らしい景観ですね。
ツルッとしていただけでしたが・・・。
さらに上流を流れる九折川に移動します。
【入渓ポイント】大野川・奥岳川水系九折川
「折」という文字に何か不吉なものを感じつつも、魚が釣れました。
奥岳川のツルッとアマゴの方が綺麗でした。カメラの角度の問題でしょうか。
ここまで書いて気が付きました。奥岳川はアマゴ河川のようです。
大野川は大分と熊本にまたがっていますが、大分川ではアマゴを、熊本側ではヤマメを放流しているという妙な放流事情についても教えてくださいましたね。
狙い通り確実に小物を仕留めた私ですが、何も15センチのアマゴだかヤマメだかわからない魚を釣りにこんなところまで来たのではありません。「竹田界隈で最も魚影が濃く大物も狙える」と貴方が教えてくれた神原川へと移動しました。