ルアー歴20年でありながら技術的には釣り5回目の主婦レベル。投げ方は上からと、下でブラブラさせて投げる(←呼び方不明)の2種類しかできず。初心者の方、どうぞ安心してご覧ください。
私はルアーロッドについて全然詳しく無いので道具マニアの渓流釣り好きにロッド選びについて教えてもらったことを記載します。
初心者の方を対象にしたページですので、ベテランを自認する方はすぐに、「戻るボタン」でご退出ください。
目次(スクロールします)
渓流ルアーロッドのおすすめ
おすすめの渓流ルアーロッドは以下のとおりです。私のような初心者は、3,000円程度で買える安いバスロッドで十分です。
- 【1位】プロマリンワンダーバス 602S-L 実売3,000円
- 【2位】ダイワ トラウトX 60L 実売8,000円
- 【3位】シマノ トラウトワンNS S53UL 実売16,000円
- 【4位】シマノ トラウトワン NS S77ML 実売21,000円
- 【5位】シェアーズ JESTA TROUT III 実売6,000円
詳細は以下でご紹介します。
渓流ルアー用ロッドを一本選ぶなら?
ルアー歴20年以上の方に渓流ルアーロッドについて教えてもらいました。
長さは5.6ft(170センチ)、硬さはライト(Lと書かれています)かウルトラライト(UL)が良いでしょう。その中で1本を選べと言われれば、シマノのトラウトワンNSですね。
【高価な渓流ルアーロッド】トラウトワン
▼トラウトワンNS
ルアーマン「この竿であれば最低限の投げる、巻く、掛ける、ファイトするをバランス良く達成してくれます。このロッドであれば十分モチベーション維持しながら釣りでき、コスパは高いと言えるでしょう。」
私「しかし実売価格16,000円って、結構高くないですか?」
ルアーマン「私は竿を買うときは一生使う気持ちで選んでいますし、道具を大事に扱うことを前提にトラウトワンNSをおすすめしました。しかし、確かに渓流釣りだと移動中に竿にダメージを与えることも多いですし、ニートさんのように道具を雑に扱うタイプであればもっと安物でも良いのかもしれませんね。」
私「うぐ・・・。」
【コスパ◎の渓流ルアーロッド】ワンダーバス
1枚のティッシュを3回使い回すケチな私が使っているのは、プロマリンというメーカーのスピニングロッドです。
釣具屋さんも釣りサイトも、高いロッドを売った方がお金になるので高額な商品を押し出す習性がありますが「形から入るタイプ」の方以外の最初の一本目はこんな竿で十分では無いでしょうか。
もう少し柔らかい竿の方が投げやすく魚とのやりとりもしやすいですが「試しに使ってみる」程度ならこれくらいで良いと思います。
アマゾンなら返品可能
ロッドをネットで買うことに抵抗が有る方も多いと思いますが、アマゾンなら購入後30日以内なら無料で(しかも着払い)返品や交換が可能です(一部例外ありますが、販売元もアマゾンであれば返品可能です)。
【品質が良い渓流ルアーロッド】トラウトX
「私はもう少し良い竿を」という人には、ダイワのトラウトXがおすすめです。
▼トラウトX
小学生で釣りを始めて以降、3,000円のロッドが体から心まで染み付いた私からすれば8,000円の竿が欲しいと思うことは有りませんが。使い比べてみれば違いはあるのでしょう。
長さと硬さの選び方
川の太さと水量で長さと硬さを選びます。川幅が狭い「源流」や川幅が広い「本流」で釣りをする場合は選択するロッドが異なります。
流域 | 源流 | 渓流 | 本流 |
---|---|---|---|
長さ | ~5フィート | 5~6フィート | 6フィート~ |
硬さ | UL (ウルトラライト、 とても柔らかい) |
L (ライト、柔らかい) |
ML (ミディアムライト、 やや柔らかい) |
写真 | |||
目安 | 深いとこ以外は底が見える | 歩けば渡れそう | メロス以外は渡れない |
特徴 | 木の枝を避けて投げやすい短さが必要 | 対岸まで届くが木の枝が邪魔にならない長さ | 対岸まで投げられる長さが必要 |
本流域なら6フィート以上のロッド
「本流」とは、上の写真のように流れがゆったりしていて、白泡が立つような瀬がほとんど無い川です。もし読者様が行こうとされている川が「本流」に近いようであれば遠投が必要になるので、6ft以上、硬さはMLくらいの竿が良いのだそうです。
本流は川の幅が広いため、良いポイントにキャストするには対岸まで投げられる必要がありますが、5.6フィートのライトロッドでは対岸まで投げることは難しくなります。なので、トラウトワンで言えばこれくらいのロッドが良いそうです。
本流域では8g以上の重いスプーンを投げることも多いので、硬さはミディアムライト(ML)からミディアム(M)が良いようです。
源流域なら5フィート前後のロッド
逆に渓流よりも水が少ない「源流」と呼ばれるエリアであれば、もう少し短い竿が必要で、5フィートくらいのライトかウルトラライトくらいの硬さがおすすめです。
源流域では川幅が狭いため竿の長さで飛距離を出す必要がありません。さらに川の上に木の枝が張り出しているところも多く、長い竿だと枝に邪魔されて投げられないということもあります。
源流域なら次でご紹介する、50センチほどに畳めるコンパクトロッドもおすすめです。
予備におすすめのコンパクトロッド
私は普段ルアー釣りよりも毛針での釣り(のべ竿で毛針を浮かせる)を愛用していますが、のべ竿では攻めにくいポイントでだけ使えるように、45センチにまでたためるこのパックロッドを渓流ルアー釣り用に忍ばせています。
源流での遡行は両手が塞がっていると進みにくいところがかなり多いので、そう行った場合にもリュックに詰め込めるこのサイズのロッドは貴重です。
このロッドでアマゴを釣り上げた動画です。
上記のロッドが在庫切れの場合はこちらもおすすめです。
ツリモンでニジマスを釣り上げる動画です。
少し硬めですが、使いやすいです。上の動画は想定外のニジマスですが、問題なく対応できました。
難点としては竿先が曲がりやすいことです。竿を畳んだ状態でカバンの中に入れておくと荷物に押されることがありますが、付属のカバーに入れても竿先が曲がってしまうことがあり、ここが弱って折れてしまう可能性も十分にあると思います(穂先のガイドが取れるとすべてのガイドが抜けます)。
ですので筆者はダンボールを折ってテープで止めたものを竿に被せて、竿先に負荷がかからないようにしています。
以上、3,000円のワンダーバスとか釣具屋さんでワゴンセールで売られている安いロッドで十分ではないでしょうか、という話でした。
リール選びについてはこちらで書いていますが、5,000円くらいのリールで良いと思います。
その他渓流ルアー釣りの関連記事は以下です。