【入渓ポイント】北川支流・天増川の中流域
集落があり、ここから先は車で進めないように(この時点では)なっていました。
入りやすく歩きやすい川でした
道路から川までの高低差があまりないので入りやすい川で、初めて渓流に来た70歳の父親でも釣りが出来ました。
道と川との高低差があまりないので入りやすい川です。
今日の釣り方は最も手軽だけどダサい釣り方と言われるチョウチンテンカラ釣りで挑みます。のべ竿に短い糸と毛鉤を結ぶだけです。
落とすだけなので投げるのが簡単で、魚が毛鉤を食べたらアワせれば良いという非常に簡単な釣りです。しかし、魚が飛び出すのが見えてしまうため、ビックリして大合わせしたあげくにバラしてしまうというのが私についての難点です。
イヌだってカニだって学習するというもの、私だけ学習しないなどということはありません。今日は落ち着いてアワせようと誓います。ゆっくり、スーっとアワせれば良いんです、わかってますよ。
深くなっているところに通すと、突然魚が飛び出しました!
「うわぁ~!!」
はい、バレました。
お前、毎度毎度そんなバカなことがあるかよと言われそうですが、そんなバカなんです。しかし、飛び出したのが小さい魚だとドキドキしない僕です。
天増川の東にある石田川は琵琶湖に流れ混むのでアマゴが棲息していますが、日本海に流れる北川は赤い斑点が無いヤマメが棲んでいるそうです。
そんな話、興味無いですか?お前なんかにウンチクぶっこまれたくない、そう思ってますか?僕もそう思います。
さて、何度か魚が毛鉤を食べに来てくれるのですが、毎回ひっくり返るくらい大きくアワせてしまうので釣れません。
毛鉤を流し終わってもう一度投げようと竿を上流に向けると、何かかかってるぞ。
アワせるつもりが無かったため、うまくアワせられたようでした。
この釣り方は技術よりも人間的な成熟を必要とする方法だとわかりました。その点で、10歳の子どもを真剣にオセロゲームで打ち負かそうとするような私の精神年齢とは相性が悪いのかもしれません。
こんなバカに釣られて、さぞかし悔しいであろう。多少ともプライドのあるヤマメであれば、憤死するに違いありません。
【竿】ダイワリバティクラブ 5.3メートル
実売価格は5,000円~8,000円程度です。安いですが全く問題なく使えます。
【ライン】実売400円の安いライン0.8号
【毛針】サイズは14番くらいを使っています
チョウチン毛針釣りの方法と道具についてはこちらでまとめています。
チョウチン毛針釣りは簡単な道具と動作で楽しめるので、ルアー、フライ、テンカラなどで行き詰まった私のような釣り人にもってこいの方法です。