フライフィッシングでのニジマスの釣り方

投稿日: 2020-10-31更新日:

【著者】猫田撫太郎
バス釣りの格好良さに惹かれルアーを始めるも、私が住む地域が寒すぎる影響か、バスが生息しておらず断念。渓流でルアーを投げれば根がかり連発で挫折。渓流で快適に釣れるスタイル求め、辿り着いたのがフライフィッシングです。以来、釣れたり釣れなかったりしながら楽しんでいます。

ニジマスの生態

ニジマスは外来種でありながら日本人にも馴染み深い淡水魚です。適応水温が25度ほどまでと比較的高く、養殖が容易で食べておいしい、釣って楽しいという理由があります。渓流域から河口域、湖沼など広い範囲で生息可能です。北海道では野生化したニジマスが自然繁殖している姿が見られます。

北海道阿寒川のニジマス

 

本州では自然繁殖が難しく、盛んに放流されていながらもあまり多く定着していません。一部河川や中禅寺湖などの山上湖では自然繁殖が確認されています。

 

ニジマスが釣れる場所

確実にニジマスを釣りたいのであれば、キャッチアンドリリース区間や管理釣り場などの放流、管理が行き届いたエリアを狙うべきでしょう。自然繁殖したものを狙う場合、北海道の一部河川、飛騨神通川水系、日光湯川、中禅寺湖などが有名です。

養殖場から逃げ出したニジマスが居る川はたくさんあるので、養殖場を探して近くの自然河川で釣りをするのも良いかもしれません。九州の養魚場横での釣り記録

 

 

フライフィッシングでニジマスを狙うタックル

ニジマス釣りに専用のタックルは必要なく、ヤマメやイワナなどの渓流用で構いません。ただし、湖沼や本流で50、60cmを超えるサイズを狙うのであればよりパワーのあるロッドやリールが必要になります。

渓流フライフィッシングにおすすめのタックルと便利な道具まとめ

ロッド

大まかな基準ですが、渓流では#2から#4、40cm台を超えてくる管理釣り場や湖沼では#4から#6、さらに大きなサイズが予想されるエリアでは#6から#10といった番手を使用します。長さは渓流で7フィートから8フィート、湖沼や本流では8フィート台後半から9フィートのものが使いやすいです。

さらに番手が上がるとロッド、ライン共に重量が増し片手では扱えないほどになります。そのためダブルハンドロッドと呼ばれる両手投げ専用のロッドがあります。キャスティングもシングルハンドのものとは違いますので、初心者の間はまずシングルハンドに慣れてから挑戦されることをお勧めします。

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リール

低番手のリールの場合「ラインを巻き切ることさえできれば番手を合わせる必要も余計な機能も不要」という意見があります。低番手ではリールファイトをすることはほぼないので、合理的な考え方とも言えます。

しかし、大きなサイズを相手にする高番手になると、リールの性能が重要になります。少なくとも調整可能なドラグ、パーミング(手のひらでリールにブレーキをかけ引き出されるラインを調節するテクニック)が可能な作り、であることは必須です。

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フライ

ニジマス専用に特殊なフライは必要ありません。エルクヘアカディスやパラシュートなどの定番パターンで問題なく釣れるので、手持ちのフライで充分です。

ただし、管理釣り場ではペレットパターン(管理釣り場で撒かれる餌を模したパターン)を、湖沼や本流ではストリーマー(小魚を模したパターン)を用意しておくと良いでしょう。

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【渓流用ドライフライ・毛針のおすすめ】カディス・パラシュート

フライフィッシングで狙うニジマスのポイント

ニジマスは泳ぎが得意なこともあり、食い気のある魚は流れの中で餌を追います。とは言え元来平坦なスプリングクリーク(湧き水が集まってできた川)のような流れを好む魚です。

一見何の変哲もない瀬が続くような場所がニジマスのポイントです。変化が少なく狙いを絞りにくく感じますが、特に以下のようなポイントにニジマスが付いています。

 

流心から少しずれた流れ

流速がある場所でも、その両脇は少し流れがゆっくりとしている場合があります。そういった緩衝地帯のようなポイントを狙います。1mほど上流にキャストしフライを流してあげましょう。

 

底石や水面から突き出した岩の後ろ

比較的わかりやすい流れの変化があるポイントです。活性の高い魚はこういった岩の周りに付くことが多くあります。上流側から両サイドを流しましょう。

 

岸のえぐれ

両岸にえぐれがある

川が緩やかにカーブし、流れが岸をえぐっているような場所。ここは餌が集まりやすい上に、鳥などの天敵から身を隠せる好ポイントです。

似たような条件として、木の枝や茂みが迫り出している場所にも付いています。狙いにくいですが慎重にキャストしましょう。

駆け上がりになっている場所

駆け上がりとは、水深のある場所から浅い場所に切り替わっていくようなポイントのことです。落ち込みから続く流れにできやすい場所ですが、瀬の中にも小規模な駆け上がりが多く存在します。

こちらも餌が集まりやすいため、活性の高い魚が付きます。

 

まとめ

  • 野生化したニジマスは北海道や本州の一部河川にしかいない
  • 管理釣り場では定番の魚
  • 本流や湖沼の大型を狙う場合はパワーのある高番手のタックルが必要
  • 泳ぎが得意な魚だが、フラットな瀬を好んで付く
  • 食い気のあるニジマスは、瀬の中でも餌が集まりやすい流れに変化のある場所にいる

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