2018年に漁協が閉業した鈴鹿川にヤマメやイワナが居るのか?
それを調べるため前日は鈴鹿川の支流である中津川で竿を出しましたが、3センチ以上の魚の気配を感じることができず釣りを終えました。しかし、名古屋に近いこちらの小岐須キャンプ場では綺麗なアマゴを釣り上げることができました。
アマゴが釣れたポイントについては釣り人も多く、一般的な釣り場のようだったので地図を公開いたします。
一方、天然ものか居残りである可能性が高い、イワナが釣れた場所をネット上に公開すると炎上することが高い確率で予想されるので、そちらは残念ですが有料記事のみで公開させて頂きました。
目次(スクロールします)
御弊川 小岐須渓谷キャンプ場
アクセス | 三重県亀山市から30分 三重県津市から40分 三重県鈴鹿市から40分 三重県四日市市から50分 三重県松阪市から1時間(高速) 愛知県名古屋市から1時間(高速) |
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対象魚 | アマゴ(ヤマメ) |
遊漁券 | 鈴鹿川漁協閉業のため無料 |
入渓のしやすさ | ★★★★★ |
歩きやすさ | ★★★★★ |
魚の量 | ★★☆☆☆ |
魚のサイズ | 平均15㎝、最大25cm |
広い駐車場があります。
四日市や津からもアクセスが良い場所なので、家族連れが非常に多いです。
高級外車から出てきた子どもたちが川で遊んでいます。
この場所では釣り人は少数派となるため、ウェーダーを履いて竿をかついだ偏光グラスのおじさんは明らかに浮いてしまいます。
高級外車から出てきて川で遊んでいる金持ち父さんに挨拶をしたところ2度まで無視されましたが、3度目でイタズラがバレた子供のような表情でこちらを見て頂くことが出来ました。きっと関わってはいけない人間が出すオーラがこちらから燻しだされていたのでしょう。
駐車場から川に降り、上流に向かうと淵が現れます。
あれ?
鈴鹿川は漁協が閉鎖されて放流が行われていないのではなかったでしょうか。
たまたま居付きのアマゴが居るというレベルではなく、アマゴの成魚が群れて泳いでいます。最近まで人間に飼われていた証拠でしょう、誰かが放流したアマゴであることは明らかと思われます。
「人間を警戒しないアマゴが群れているのだから、すぐに釣れるだろう」
と想像されたかと思いますが、残念、そこは釣れない男。
雑な釣り方は放流アマゴにすら見透かされ、釣り上げることもルアーを追わせることもできませんでした。(これで渓流釣り歴も10年を越えているのです。)
淵の先を進むと、このような状態になっています。水の量が多いので左から高巻く必要があります。
山歩きに慣れている人であればへっちゃらなのでしょうが、運動音痴で怖がりの私は10分ほど悩んだ挙げ句に、あっさりと引き返しました。
近藤石灰工業やや上流
鮎止の滝と近藤石灰工業さんとの間に、車を停めるスペースがあります。
駐車スペースから川まで安全に降りられるよう、階段まで整備されています。
こういったわかり易すぎるポイントで釣れるとは思えませんでしたが、念の為竿を出してみます。
長竿に糸と毛針を結んだだけのチョウチン釣りで毛針を浮かべてみると、綺麗なアマゴが釣れました。
魚を「べっぴん」「美人」などと安易に擬人化することをこれまで強く嫌悪して来ましたが、あっさり撤回したいと思います。
このアマゴこそ、べっぴんであり、美人です。
一見ヤマメかと思うほど、朱点の少ないアマゴでした。
ヒレはキレイで、放流ヤマメという感じではありませんでした。
これがたまたまヒレがキレイな放流ヤマメだったのか、居付きのヤマメだったのかは不明です。
ここでご紹介した2つのポイントは観光スポットど真ん中で隠すような場所では無いと思ったので、無料記事にて公開させて頂きました。
一方、鈴鹿川でイワナが釣れるポイントは希少な天然(居付き)イワナの隠れ家になっているので、ポイントを公開するとまたしても苦情が殺到すると思われるので、有料記事のみでの紹介とさせてください。
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写真だけご紹介すると、このように小さな流れからイワナが出てきます。
何を食ったのか、お腹がパンパンのイワナも居ました。
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お宿はラブホテル
貧乏性の私は普段から宿を探すのに1時間くらい使い、民泊(Airbnb)やゲストハウスを中心に、agodaとブッキングドットコムも執拗にチェックします。
agodaで検索してみると、釣り場から程よい近さに安いホテルが有りました。
3,400円という値段は良いとして、明らかにラブホテルではありませんか。
1人でラブホテルに泊まれるもんなら泊まってみたいと思ってサイトを読みすすめると、どうやら1人でも泊まれるらしいです。
agodaやブッキングドットコムでラブホを探せる時代になったことに驚愕です。
とはいえ、まさか俺は泊まるのか?
いくら貧乏と言えども、それはやり過ぎというものでしょう。
500円ほど高くなりますが、近くのビジネスホテルという選択肢もある状態で、予約をせずに当日を迎えました。
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わずか500円の誘惑に勝てず、ラブホテルに来てしまいました。
1人1泊で3,500円なのか不安な状態でやってきましたが、本当にその値段でした。
机をまたぐか、ベッドに乗らないと椅子に座れない仕様の部屋に圧倒されます。
イメージはとことん悪いラブホテルですが、ゲストハウスとは違って個室だし、ビジネスホテルより風呂は大きいしトイレは広いしアメニティは揃っているし映画も見放題だし、結構良いです。
汚らしいというイメージもありましたが、宿泊した男女がやっていることといえばラブホテルでもリッツカールトンでも大きな違いは無く、あとは自分自身の想像力を乗り越えられるかどうかの一点に尽きるぞと自分に言い聞かせて、ぐっすり眠りました。
三重県の渓流釣り記録
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