標津川でサクラマスやニジマスを釣った我々は、最終日に札幌の知人から勧めて頂いた西別川へ移動してきました。
西別川は他の方のブログでは真夏でも水温が低いと紹介されており、このブログの読者様から「イトウが居る」という情報を頂いたことも有り、期待できる河川です。
西別川 陸上自衛隊別海駐屯地上流
アクセス | 中標津町・弟子屈町・別海町から35分 |
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対象魚 | ヤマメ,イワナ,サクラマス(中流・下流ではイトウもいるらしい) |
遊漁券 | なし |
管轄漁協 | なし |
入渓のしやすさ | ★★★★★ |
歩きやすさ | ★★★★☆ |
魚の量 | ★★★★★ |
魚のサイズ | 最大60cmほどのなにかを見ました |
イトウが居る河川というと河原が無く、密林から突然川まで深く落ちている印象を持っていましたが、西別川のこのポイントはある程度河原(浅瀬)があるので歩きやすく、魚の付き場もイメージしやすそうでした。
人気河川のようで、釣り人と思われる足跡もしっかり残っています。
他の河川が朝一番でも15~17度ほどあったのと比較すると驚くほど冷たく、水温計は13.5度を指していました。
ミノーを下流に向けて投げると、ニジマスが釣れました。
続いて、根がかりをバンバン外した後でもう一度ルアーを入れると、イワナが釣れました。
厳しい顔をしたイワナです。
小さなイワナですが、ちょうど私の器にあったサイズで満足です。
イトウや大きなニジマスの噂もありましたが、全て気のせいです。今日はこの程度で勘弁しておきましょう。
適当に時間を潰して川から上がろうと思っていましたが、少し先で釣りをしていた同行者の中森くんが目をむいて話しかけてきました。
「鯉みたいにデカイ魚がおるぞ。赤かったから、ニジマスかも?」
手を広げて魚の大きさを説明してくれましたが、どうやら60センチ以上あったようです。
俄然やる気が出てきた私が別のポイントでルアーを投げていると、水族館でしか見たことが無いサイズの魚がルアーを二度見に来ました。
これもやはり60センチほどはありそうですが、もう一度投げれば、食ってきそうな感じがします。
1人では釣り上げる自信が無いので、同行者を呼び寄せて2人で攻めてみます。
昨日同行者から「アワせが弱い」と言われたことを思い出し、慌てて追加でアワせを入れたらその衝撃で切れてしまったようでした。
前日にはTwitterで「俺は釣りに関して反省などしないぜ!」とカッコつけていましたが、早速反省を活かした結果、このザマです。
真っ赤な模様が見えたのと、掛けた後でずっと首を振っていたことから、サケかサクラマスだったのでは無いでしょうか。
動画では同行者が「外れてない、外れてない!」と言っていますが、魚は糸が切れた後もしばらく首を振り続けていました。
拝啓、お魚さん。口に残してしまったルアーを外して差し上げたく思いますので、もし差し支えなければ、もう一度釣られて頂けないでしょうか。次回はそれほど暴れたりなどなさらず、スムーズに釣られていただければ(でも釣り味も欲しいので多少は引いたりなんかしながら)幸いです。
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傷心を抱えつつも、ルアーを投げるとアメマス(エゾイワナ?)が掛かりました。
自分でも記憶が無いのですが、釣れた魚を見て北海道との別れが突然悲しくなったようで、「北海道が終わるよ~」と消え入りそうな声で嘆いています。
以上、今回の釣行でもミスばかりが目立った(宿選びを含めて)私ですが、それなりに楽しむことが出来ました。
出来れば今年中にもう一度北海道に来て大きなニジマスを釣りに来たいものです。
前回の北海道足寄と阿寒周辺での釣り記録はこちらです。
【ロッド】バス用の安いルアー竿
【リール】2000番のリール
【ライン】PEライン0.6号(無くても大丈夫です)
【ライン(リーダー)】8ポンドのナイロンライン
【ルアー①】シルバークリークミノー50シンキング
【ルアー②】スプーン・pure3.5g
【ルアー③】スプーン・D-Sライン5g