滋賀県北部を流れる高時川の渓流に入りました。たくさんの支流がありますが、水が少なく入れる渓流は限られているようでした。
高時川支流の大音浪川より
のべ竿に糸と毛針を結んだだけのチョウチン毛針釣りでトライします。
流れに毛針を乗せると何かが飛び出してきますが、一向に釣れません。とりあえず昼飯です。
「川沿いで食うおにぎりは美味いな」
などとつぶやき、上の写真をインスタに流すみたいな調子をこいてみたいところではありますが、実際には魚が釣れていない焦りから口を風船のようにしてご飯を詰め込みます。
渓流の景色も味もへったくれもありません。
必死の形相で釣りを続けると、ようやくアマゴが釣れました。
お肌ツヤツヤのアマゴです。
どうしてお肌がつやつやのアマゴと、そうでないアマゴがいるのでしょうか。
例えばこちらは宮崎県で釣れたヤマメです。
再び、高時川で釣れたアマゴです。
ツルっとしてます。サイズは同じくらいなのですが、体質が違うんですかね。
何かのヒントになるかと川の水を飲んでみたら、きゅうり臭い感じがしましたが、「だからどうした?」と問われても答えにキュウしてしまいます。
それから何度かアマゴが毛針に飛び出してきたものの、相変わらず毛針に魚が出る度におおげさにびっくりしてしまう習性が祟り、それ以上アマゴを釣り上げることはありませんでした。
高時川はイワナもいるようなので、もっと上流に行けばイワナが居たのかもしれません。
いつも釣れずに惨めな姿をさらしているこの釣行記を見て楽しまれている方々には残念なお知らせになってしまいますが、珍しく大きなイワナが釣れました。
したがって、それを見届ける余裕が心にある方のみ、どうぞご覧ください。
【竿】ダイワリバティクラブ 5.3メートル
実売価格は5,000円~8,000円程度です。安いですが全く問題なく使えます。
【ライン】実売400円の安いライン0.8号
【毛針】サイズは14番くらいを使っています
チョウチン毛針釣りの方法と道具についてはこちらでまとめています。
チョウチン毛針釣りは簡単な道具と動作で楽しめるので、ルアー、フライ、テンカラなどで行き詰まった私のような釣り人にもってこいの方法です。